娘が本校に通い始めて、10年以上が過ぎました。
シュタイナー学校では、人がより善く生きるために最も大切な本質が、どんな時もまごうことなく中心に据えられているようで、そばで見ていると、そのことが本当に毎日のように伝わってきます。
娘が高等部に上がるころ。
ふと、このような教育が生み出された背景にあるルドルフ・シュタイナーの思想とはどのようなものなのだろうか、という深い関心が生まれてきました。
保護者として関わっていても、実はこのシュタイナー教育の根幹部分には、自ら学ぼうとする意志がなければ触れることはほぼありません。
そこで私は学びを一歩深めるべく、保護者の活動のひとつ、講演会を主催するグループに入りました。
講演会を作る過程では、まずメンバーで、自分たちの感じている心配ごとなど、身近な問題を話し合うことから始め、講演会のテーマにつながる大きな問いを探します。
講演会の内容が、今を生きる私たちの思いとストレートにつながり、そこに光を照らしてくれるようなものとなることを目指し、検討を重ねます。
これまでには、本校の設立前から深いかかわりを持つ顧問的存在であり、シュタイナー思想研究家、ライヤー奏者かつドイツで治癒教育に携わる先生や、イギリスのシュタイナー教員養成に関わる先生、ドイツからブラジルに渡り、貧民街とされる場所にシュタイナー思想を基にした大規模な共同体を作りあげた方などの講演会が行われてきました。
いつもの生活が、見方が変わることで意味を変え、気が付けば、その小さな変化が自分自身のあり方全体にもプラスに波及している。
講演会で紐解かれるシュタイナーの言葉や先生方の実践からは、ふとした瞬間にそんなことが感じられるような学びを得ているような気がします。
この11月にも、シュタイナー的観点からの性教育に関する講演会が予定されています。
ご興味がございましたら、ぜひ詳細をご覧ください。
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