10年生になって二つ目のエポックは、数学の「三角比」でした。
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『三角比 ー地球の大きさ、月までの距離ー』
〜クラスだより10年生〜
10年生になって二つ目のエポックは、数学の「三角比」でした。同じ角度を持つ、つまり相似な三角形の三辺の比が一定であることから、三辺のうち二辺の比をsin𝜃、cos𝜃、tan𝜃で現し、それらを用いて図形の測定などを行う単元です。今回学ぶsin𝜃、cos𝜃、tan𝜃は、2学期に行われる測量のエポックで活躍します。図形だけでなく測量にも使われる三角比。古代ギリシャのヒッパルコスは、これを使って地球の大きさ(円周)を算出しました。その考え方を紹介した後、生徒たちもその考え方に従って計算方法を見つけ出し、地球の大きさを算出しました。その数値は、実際の大きさとの誤差わずか4パーセントという精度を持つものでした。
地球の大きさを算出した古代ギリシャ人たちは、それをもとにして月の大きさ、月までの距離、太陽の大きさ、太陽までの距離を、三角形の相似の性質と三角比を使って導き出しています。授業でもそれら一つひとつの考え方を紹介し、実際に算出していきました。
月の大きさが地球の1/4であることを算出した後、古代ギリシャ人たちは片目をつぶって爪で月を隠し、爪の大きさと爪と目までの距離の比と月の大きさと月までの距離の比が同じであることから、月までの距離を算出しました。それを話すと数名の生徒たちが斜め上に腕を伸ばし、片目をつぶり始めました。生徒たちの腕の先には、黒板の上に掛けられた丸い時計がありました。「よし、皆で測ってみよう」ということになり、一人の生徒が代表で腕を伸ばし、他の生徒たちはその生徒の爪の大きさと腕の長さ、さらに時計の直径を測ります。そこから相似の性質を使って生徒と時計との距離を算出しました。その後、巻き尺を使って生徒から時計までの実際の距離を測ってみると、なんと誤差は1cm。「はぁ〜、ギリシャ人ってすごいなぁ〜」「これは確かに使えるなぁ〜」。
三角形の相似の性質と三角比だけからこんなことまでできるのかと、みんなで驚いた瞬間でした。
学校報「プラネッツ」100号(2021年夏)より
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京田辺シュタイナー学校では、今年度もシュタイナー教育を基盤にした多種多様な内容のオンラインによる一般向け講座を行う予定です。
上半期の講座は、高等部教員による、それぞれの授業内容から展開したテーマ講座《数学》、《人類史》、《論ずる》となります。4月から始まる《数学》では、指数対数と微分積分が単なる数式ではなく、実は深く世界とつながっていることを学びます。
みなさまのご参加を心よりお待ちいたしております。 |
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新入学・編入学説明会『出会いの会』
新1年生(2023年度入学)ならびに2022年度編入生を募集します。
日 時:6月25日(土)13:00~17:00
申込期間:6月1日(水)~6月14日(火)
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催し『学校見学会』
在校生保護者による校舎の見学ツアーと教員による質疑応答を行います。
日 時:5月14日(土)15:00〜16:00
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催し『アースデイ京都・アースデイ奈良出展』
地球や環境の事を考え、美しい自然環境に感謝する一日。ぜひ一緒にご参加ください。
京都:4月17日(日) 岡崎公園(平安神宮前)
奈良:4月23日(土) 奈良公園登大路園地
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今後の催し・講座
本校では、一年を通して様々なイベントを開催しております。
オンラインでの取組みも企画しております。
詳細が決まり次第、ニュースレター・本校ウェブサイトにてご案内いたします。
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