登校してくると、子どもたちはまず担任と握手してあいさつします。
朝の鐘が鳴ると、外で遊んでいた子どもも教室に入り、朝の会が始まります。
朝の会の後はリズムの時間。1年生は手をつないで練習室に向かいます。
練習室に着いたら、手をつないだまま、ひとつの円を作ります。
4月、入学したての頃は難しかったのが、5月ごろからきれいな円が出来るようになりました。
「まんまるお月様 さあできた♪」と歌って、ライゲンや遊びを始めます。
「さあ 小人の舟が 海を越えてくよ♪」と歌いながら、2人組で「せっせっせ」のような手合わせ遊びをすると、子どもたちはみんな楽しそう。
飽きずに毎日やっています。
頭にお手玉を乗せて「赤とんぼ~♪」と歌いながら逃げる遊びも大好きで、みんな一生懸命お手玉を乗せて逃げ回ります。
お手玉は魔法の玉で、頭から落ちたら魔法が解けて飛べなくなってしまいます。
魔法が解けてしまった子どもたちは壁際で「○○君がんばれ~」と、残っている子どもの応援をしていて、その子もお手玉を落としてしまうと「ああ~」と自分のことのように残念がります。
最後はまた、ひとつの円になって、練習室を後にします。
こんな活動を毎日しているおかげか子どもたちの間に「見えない円」のようなものを感じることがあります。
「ぼくは一人でいるのが好き」と休み時間ずっと1人でいた子に、ちょっかいを出しているように見えて、遊びの輪の中に引き込んでしまう子がいました。
無理やりでは無く、自然に仲間に入れてしまう子どもの力って本当にすごい、と思いました。
やっぱり、1年生は「みんなでひとつ」なんですね。
学校報『プラネッツ』2019年秋冬号より