今年の秋祭りは10月18日(土)開催。
子どもたちの秋祭りへのかかわりは、学年ごとにちがいます。
1~4年生は、お客さん。親子で楽しみに来校します。
5年生は、バンブーダンス。6年生は、和太鼓。
そして、7年生からは「お店づくり」です。
先輩たちのお店を見てきた彼らは「自分たちは、どんなお店にしよう」と早くから楽しみにしています。
春に話し合いが始まると、息子のクラスでは6案が出されました。
7年生は、その生徒だけの感じ方や意見、「質」が出てくる時期だそう。
司会を交代しながらの長い長い話し合いの結論は「6つの案を全部する!」でした。
6案をどのように組み合わせて教室にレイアウトするのか。
スタッフが常時14人必要なシフトを24人のクラスでどう担うのか。
難問は山積みでした。
なによりも大変だったのは、お店の名前決めです。
お店のテーマは「アジア&ヨーロッパ」。
延々とつづく話し合いに、みんな疲れてきていました。
すると、一人の子が「あじろっぱ…」と、つぶやきました。
「あじろっぱ!?」とクラスみんなで久しぶりの大笑い。
長時間の話し合いがウソのように、お店の名前は「あじろっぱ」に決定しました。
秋祭りの話し合いや準備にかかった期間は、約6カ月。
口を出さずに見守る大人にとっては、忍耐力の修行のような長い時間でした。
社会のスピードがどれほど変わっても、「人間を育てる」は速めることができません。
「じっくり成長を待つ」ことが、どれほど難しいか。
でも、「待つことでしか育まれない力」が今どれほど必要とされているか。
大人たちが盾となって生み出す「たっぷりの時間」。
そのなかでしか育まれないものを信じて、私たちは今日も学校を支えています。
<<8年生保護者>>
(後日談ですが、8年生になった今年のお店づくりの話し合いは、目を見張るほどスムーズだったよう。子どもたちの成長の速さにおどろき、「待つ」って大事!!と痛感しました。)