PARCIC Mail Magazine アーカイブ
パルシックメールマガジン アーカイブ
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ParcicMailMagazine_20260316 (Mar 2026)
Mar.16.2026 西アジアで戦禍が広がり、レバノンではヒズボラとイスラエルの交戦が激化しています。2026年3月13日時点で女性や子どもを含む700人以上の人びとが亡くなり、80万人以上の人びとが避難を余儀なくされています。多くの人びとが学校や公共施設などの避難所で生活していますが、避難所はすでに収容能力の限界に達し、車や道路で寝泊まりする人びとも出ています。避難してきた人びとへの不信感が広がり、人びとの間に亀裂が生まれはじめています。   ベイルートにいるパルシックのレバノン人スタッフの言葉です。 「時々とても大きな音がして、それが爆発音なのか、ドアを強く閉めた音なのか、立ち止まって考えなければならないことがあります。レバノンは再び、誰も望んでいない戦争の真っ只中に置かれています。」   世界では危機が多発していて、ともすると感覚が麻痺してしまいますが、こうした現実の中で生きている人びとがいます。パルシックは2016年からレバノンで支援活動を続けてきました。今回の緊急事態でも、人びとへ食料や生活必需品を届け、衛生環境の改善に必要な支援

ParcicMailMagazine_20260216 (Feb 2026)
Feb.16.2026 ミャンマーのクーデターが2021年2月1日に発生してから、5年が経ちました。ミャンマー国内では、国軍による戦闘や空爆が続き、軍事力強化のため強制的な徴兵も行われています。人びとは住む場所を追われ、より安全だと考えられる場所への避難を余儀なくされています。そして避難先から戻れず、長期間にわたり避難先で仮住まいを続ける国内避難民の方も増加しています。   食料をはじめ必要な物資や医療、教育などのサービスへのアクセスや支援も限られる中、人びとは必死に生き抜こうとしています。パルシックは、このような厳しい状況にある人びとに家庭菜園の研修と、種やスコップなどの道具を提供する活動を開始しました。   菜園でとれた野菜は、家族で食べるものを確保できる安心感や、周りの家族との分かち合いにつながり、市場で売ることで収入源にもなっています。参加者からは「菜園の一株一株が私たちにとって希望です」という言葉も聞かれました。   人びとは、常に命の危険にさらされながらも、限られた食べ物を分け合い、支え合いながら生きています。私たちは必死

ParcicMailMagazine_20260115 (Jan 2026)
Jan.15.2026   能登の震災から2年。発災直後のように水が出ない、電気が来ないという状況はもうありません。それでも被災地に身を置くと、社会の関心が高い緊急期よりも、復興期の方がはるかに長く、難しい時間であることを痛感します。   過疎や高齢化が進んでいた能登では、人口の流出が続き、家の再建を望んでいても、離れて暮らす子どもから「能登には戻らないから家は建てないで」といわれることもあります。   震災によって、つながりの強かった能登のコミュニティがばらばらになり始めている―そう感じた私たちは、再び人が集える場所が必要だと考え、被災した能登町の福祉健康施設「なごみ」を再開しました。   昨年2月に再開したとき、近隣の方から「なごみに明かりがついているだけで、泣きそうになる」と言われたことがありました。震災で町の風景が大きく変わる中で、慣れ親しんだ場所に明かりが灯っていることが、心のよりどころになっているのだと感じます。   「来年も続けてほしい」という声に背中を押されながら、私たちは今年もこの場所を開き、活動

ParcicMailMagazine_20251223 (Dec 2025)
Dec.23.2025   本年も、ご寄付やイベントへのご参加、フェアトレード商品のご購入など、さまざまな形でパルシックの活動を支えていただき、ありがとうございました。   2025年は、自国第一主義を掲げるトランプ大統領の再就任に始まり、米国による対外援助や国連への拠出金削減が進められるなど、国際協力・協調が後退する年となりました。一方で、気候変動により激甚化する自然災害の数々や、絶え間なく続く紛争を前に、国境を越えた協力活動の必要性は一層高まっています。   パルシックは、ガザの人たちの命をつなぐための食料配付や子どもたちへの衣服の提供、戦闘が激化し、さらには大地震にも見舞われたミャンマーの国内避難民への食料支援など、当たり前の日常を奪われた人たちに、日本の市民からの支援を、その想いとともに届けてきました。衣服を受け取ったガザの少年は、「うれしいのは服をもらえたことだけじゃない。日本の人たちが僕たちのことを覚えてくれていたことだ」と話してくれました。   明るい出来事もありました。パルシックが支援を続けるシリアの農村地域では、農




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