ミャンマーのクーデターが2021年2月1日に発生してから、5年が経ちました。ミャンマー国内では、国軍による戦闘や空爆が続き、軍事力強化のため強制的な徴兵も行われています。人びとは住む場所を追われ、より安全だと考えられる場所への避難を余儀なくされています。そして避難先から戻れず、長期間にわたり避難先で仮住まいを続ける国内避難民の方も増加しています。
食料をはじめ必要な物資や医療、教育などのサービスへのアクセスや支援も限られる中、人びとは必死に生き抜こうとしています。パルシックは、このような厳しい状況にある人びとに家庭菜園の研修と、種やスコップなどの道具を提供する活動を開始しました。
菜園でとれた野菜は、家族で食べるものを確保できる安心感や、周りの家族との分かち合いにつながり、市場で売ることで収入源にもなっています。参加者からは「菜園の一株一株が私たちにとって希望です」という言葉も聞かれました。
人びとは、常に命の危険にさらされながらも、限られた食べ物を分け合い、支え合いながら生きています。私たちは必死に生き抜こうとする人びとの命を守り、その先の未来へ、人びとが自ら歩みを進めていけるよう活動を続けていきます。
▼ ミャンマーレポート:家庭菜園が育む小さな希望