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オンラインストア「Resource Décor」より、新商品のトートバックが発売されました。

 

一昨年のオープン以来、ご好評いただいている弊社のオンラインショップ「Resource Décor(リソース・デコール)」より、イタリア、アルカンターラ社の生地を使用したトートバックが発売されました。

 

高級車の内装材として絶大な人気と高い評価を受けている素材アルカンターラ(ALCANTARA)は、近年若手デザイナーを中心に再びファッション用途での注目が広がり、インテリアや家電の分野まで需要の裾野が広がっています。軽くて柔らかく耐久性もあり、バック用としても最適な素材です。

しっとりと滑らかな手触りとイタリアならではの美しい発色、素材の素晴らしさをぜひお手元で堪能してください。

 

トートバッグ(全8色) サイズ:W28×H34×D6cm 生地:100% ALCANTARA®(イタリア製)

TOPICS

ウエスタン・スカイズ   ~Holland & Sherry の新コレクションより

 
 
In every walk with nature, one receives far more than he seeks.
~John Muir 
 
 
自然の中を歩くたび
人は求めた以上の豊かさを授かる
 
 
19世紀アメリカの自然思想家 ジョン・ミューアの有名なこの言葉は、米国のインテリアテキスタイルブランド「Holland & Sherry Interiors」の2026年の新コレクションとして発表された「ウェスタン・スカイズ」のコンセプトに添えられています。
 

 「ウェスタン・スカイズ」は、アメリカ西部の広大で荘厳な自然と乾いた大地、果てしなく続く空が生み出す、自由と開拓精神の象徴を称えるテキスタイル・コレクションです。コレクションの発表となった1月のパリ・デコオフのショールームでは、その世界観に魅せられ足を止める人も多く、混雑の様を呈し反響を呼んでいました。

 

 

北欧デザインやシンプルなスタイルが大きなムーブメントになっている中で、ミニマルで無機質な空間への反動として、温かみや土地性、自然とのつながりを求める動きが強まっています。こうした「濃さ」のあるスタイルは再評価を受け、静かに存在感を高めているようです。

 

 大地との深いつながりや自然への敬意がデザインと見事に融合し、そこを訪れたことのない人にもどこか懐かしさや親しみを感じさせる、魅力あるウエスタンスタイルの世界観を覗いてみたいと思います。
 
本記事は、以下の内容でお届けします。
   1)アメリカ西部らしさとは
   2)Holland & Sherryについて
   3)ファブリック・コレクション
   4)ラグ・コレクション
      
1)アメリカ西部らしさとは

一般的に「アメリカ西部(ウエスタン)」というと、アメリカ合衆国の西側地域を広く指しますが、使われ方により幅のある言葉のようです。

 

カルチャー的な意味合いでは、「西海岸(ウエストコースト)」とは分けて考えられることが多く、モニュメントバレー、グランドキャニオン、ロッキー山脈、サンタフェなど、少し内陸の、乾いた大地、赤い岩山、砂漠、大平原、渓谷などの景観が、「ウエスタン」のイメージに強く結びついているようです。 

 

西部らしさのイメージとしては、

 

  広大な空

  荒涼とした大自然

  荒野、赤い大地と奇岩群

  ネイティブアメリカン文化

  牧場文化、カーボーイ

  レザーやウール、フリンジ、デニム

  土っぽい色味

  素朴さとラグジュアリーの混在

  無骨で温かみのあるスタイル

 

などが挙げられます。

 

 

広大な自然と、ゴールドラッシュに代表されるようなフロンティア精神の土地は、ある意味では、アメリカらしさの原風景のような存在であるかもしれません。

砂漠や荒野も多く自然は厳しい中でも、現代社会から立ち返ってみると、「何もない広大さ」や「人の手が及びきらない自然」こそが、豊かさとして感じられます。

 

都市生活とは対極の、「精神的な豊かさ」の象徴として位置づけられる世界観とみられているようです。

 

2)Holland & Sherryについて

Holland & Sherry (ホーランド・シェリー)は、ロンドンのサヴィルローに店を構える老舗マーチャントとして、その名を馳せています。創業は1836年、190年以上にわたり世界中のテーラーに高品質な生地を提供してきました。

 

そうした伝統的な服地づくりからインスピレーションを得て、1998年にインテリア用のテキスタイル事業を開始。ニューヨークを拠点とし、アメリカのブランド「Holland & Sherry Interiors」としてラグジュアリーなインテリア・テキスタイルを展開し人気を博しています。

 

紳士服地とインテリア生地は、糸を作り織るという基本技術は共通していますが、糸の太さや組成、仕上げ加工、品質基準が大きく異なります。インテリア用地は、南米チリのトメや米国クロスビルの自社工場に、染色、紡績、製織、仕上げまでの全工程を自社内で賄う製造ラインを完備し、生産を行っています。

 

アパレル用地から培われたノウハウは、上質なものを作り出すという姿勢で、それを支えるのは、その素材選びと丁寧な工程です。ウールやリネンなどの天然素材を厳選し丁寧に選別、染色を経て様々な種類の糸に紡がれます。最先端の機械設備と職人の技により細やかな配慮をもって織り上げられ、補修され、仕上げられます。

 

Holland & Sherry Interiors のコレクションは、一目見て触れてすぐに、丁寧につくられた上質なものであることがわかるほど素晴らしいものばかりです。

3)ファブリック・コレクション

この「ウエスタン・スカイズ」コレクションは、インテリアデザイナーのウィリアム・ピースエリック・ヒルトンとのコラボレーションによって生まれました。両氏とも、ウエスタン・スタイルを愛し、その分野において多くの実績を残しているデザイナーです。

 

アメリカ西部のロマン、荒々しい美しさ、広大な空、素朴な素材、そして大地を照らす光の移ろい方が生み出す視覚的な詩情に魅了され、「ラスティック・ラグジュアリー」としてデザインに落とし込み、ファブリック、壁紙、ラグ、トリムからなるコレクションを発表しています。

 

 

「ラスティック・ラグジュアリー」とは、「素朴さ」と「上質さ、贅沢さ」の融合したスタイルです。粗さと滑らかさ、風雨にさらされた風合いと磨き上げられた光沢ある質感、地に足の着いた安定感と華やぐ高揚感といった、相反する要素をバランスよく組み合わせています。周囲の環境に溶け込みながらも、細部にまで洗練された、まるでそこにずっと存在していたかのような空間を創造することを目指しました。

 

 

ファブリックのコレクションは、全部で9デザイン。どれも、雰囲気の漂う素晴らしいコレクションです。

素朴だったり荒々しく粗野に見えても、上質な素材を使い繊細に作り上げているファブリックは実に表情豊か。色展開も絶妙です。きらびやかではない贅沢さは、素材の素晴らしさによって成り立っています。手に触れることで豊かさを実感できるものばかりです。

 

4)ラグ・コレクション

ラグのコレクションも秀逸です。

「ウェスタン・スカイズ」コレクションの開発にあたり、風景の上にそびえ立つのではなく、風景の中に溶け込むデザインを創造することにこだわったといいます。アメリカ西部と切り離せないようなマテリアル、他のアイテムと相性の良い地に足の着いた質感を目指し、開発が進められました。

 

コレクションは、川の石、風化した崖、酸化した金属、そして太陽に照らされた木材といった、自然の中にある時間経過を繊細に表現するデザインとなりました。その風合いは、見事に風景の中に、そしてインテリアの中に溶け込むアイテムとなっています。

とてもさりげなく、室内の雰囲気に自然に溶け込み、しかしきちんと存在感もあるラグは、素材や製法のアイデアと工夫など、試行錯誤し考え抜かれた跡が感じられます。
 
ウール、アルパカ、革、アロ(イラクサ科)などの天然素材が使われ、手仕事で丁寧に織られており、量産品とは一線を画す、ユニークで味わいのある、贅沢で素晴らしいラグばかりです。
 
PICK UP

新作商品や人気コレクションを弊社取り扱いの海外ブランドと併せてご紹介いたします。

 

A SOULFUL TEXTILE    /  Alhambra(スペイン) 

ふと手に触れたとき、また暮らしの中や日常の風景の中で、織物の醸し出す豊かさに驚かされることがあります。

 

織物は人類の歴史の中で、画期的な発明であり、また大変貴重なものとして扱われてきました。人間が素材を制御して、美しさと機能を同時に作ろうとしてきた積み重ねが、美しい織物とその文化を育んできたと言えるでしょう。

1977年創業のスペインのテキスタイルブランド「ALHAMBRA(アルハンブラ)」は、自らのコレクションを魂の込もった織物であると言います。様々な素材や質感、色彩を融合させ、生活を心地よく満たすテキスタイルの世界を創造するため、丁寧に綿密に企画デザインし、高品質な商品を作り出しています。

 

特に目を引くのが、ナチュラルな色合いと豊かなテクスチャー感です。

淡く柔らかな色は、とても上品で、質の良さから醸し出されるほのかな光沢を含んでいます。ナチュラルカラーであっても、決して退屈ではない味わいや奥深さを感じさせます。

同社のコレクションはどれも、どこか詫び寂びに似た、静かな美しさと存在感を感じさせる、素晴らしいものばかりです。

 

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