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NEWS

ショールームセミナーを開催しました。

デザイン事務所様の新入社員研修の一環として、生地全般の知識やカーテンの仕立て方、カーペットに関する基礎知識をテーマに勉強会を開催いたしました。ショールームの豊富なサンプルを実際に見て触れていただき、理解を深める一助となりましたら幸いです。

 

弊社では、ご要望に応じ随時ショールーム見学会やセミナーを開催しています。

実際の素材探しはもちろん、さまざまな形で弊社ショールームをご利用いただけますので、どうぞお気軽に担当営業までご相談ください 。

 

TOPICS

羊からの贈り物   ~PAULIG のラグができるまで

ウールは、カーペットの素材として非常に多くの利点を持っています。

ウールは毎年再生される天然素材であり、環境への影響を抑えるサステナブルな繊維です。使用後は土に還る生分解性を備えており、廃棄物の削減にも寄与します。また、耐久性が優れており長く使用できるため、買い替えの頻度を減少させ、資源を大切にするライフスタイルに貢献します。天然の防炎性能も備えています。
ドイツのPAULIG(パウリグ)社は、ウールを素材とし、手織りに特化したラグブランドです。

ウールの特性を最大限に活かし、手作業によって温もりや情熱、活力を感じられる製品を生み出しています。その制作過程はアナログで手間がかかりますが、そのようにして生まれた製品だからこそ、人々の生活に寄り添い、長く愛される存在となります。

パウリグのラグがどのようにして作られているのか、その過程を見てみましょう。
本記事は、以下の内容でお届けします。
   1)ラグができるまで
   2)主なコレクション
 
      
1)ラグができるまで

パウリグ社のラグづくりは、刈り取った羊毛を購入するするところから始まります。

 

使用する羊毛は、ニュージーランドから調達されたものです。この産地の羊毛は、白色が特徴で、染色にも適しており、鮮やかな色や柔らかなパステルカラーを美しく表現できます。さらに、繊維が太くて弾力性があるため、踏み心地が求められるカーペットにも最適です。

 

調達された羊毛は、洗浄を経て染色、製糸、製織、そして仕上げが行われ、完成品となりますが、これらの工程をモロッコにある自社工場で完結させる体制を整えています。すべての工程において、熟練した人の手が加わり、細やかな配慮がなされています。

 

 

洗浄
 
輸入された羊毛は、まず洗浄されます。
刈り取られたばかりの原毛には、羊の皮脂や汗、牧草のゴミ、虫の卵や死骸、排泄物が混ざっている可能性があります。これらを取り除き衛生的に保つために洗浄が不可欠です。 
洗浄後
 
洗浄には、化学物質を含まない石鹸を使用します。洗浄を終えた原毛は、きれいな白色になります。染色の際、こうした白い原毛を使用することで、色の再現性がよくなります。
染色
 
フレーク状の羊毛を染色します。染色には、スイス製の重金属を含まない染料を使用します。厳しく品質管理が行われている染料を選ぶことで、環境に対する最大限の配慮が行われています。
 
ブレンド
 
ナチュラルな風合いを生み出すために、染色されたフレーク状の数色の羊毛をブレンドし、独自の色を作ります。
 
 
梳き、フェルト化、製糸
 
羊毛に混ざった草木の繊維などを取り除き、毛の流れを整えるために羊毛を梳く作業を行います。その後、羊毛が抜け落ちないように揉んでフェルト化させます。
 
その後、ジュートを芯に羊毛を巻き付け、織り上げるための糸の状態にします。ジュート芯は、耐久性や方向安定性を向上させます。
製織
 
経糸となるジュートを織機に張り、平織の要領で羊毛糸を渡し織り上げていきます。経糸に羊毛を使わないのは強度を出すためで、緯糸の羊毛をしっかりと留める役割を果たしています。
 
シンプルな技法ですが、羊毛糸の表情が生かされた様々なデザインが生まれます。
 
 
仕上げ
 
経糸の始末をします。フリンジにしたりフラットに折り込んだり飾りをつけ仕上げます。ラグには裏表がなくリバーシブルで使えることも魅力の一つです。
2)主なコレクション

古くから愛されてきた羊毛を使い、シンプルな人の手による技法で作られている同社のラグですが、そのデザインは少しも古さを感じさせず、現代のシンプルなインテリアにマッチするものばかりです。

 

自社内にデザインチームを擁し、徹底したマーケティングとキャリアあるデザイナーによる研究と試行錯誤が重ねられ、毎年新しいコレクションが生まれています。

 

同社のコレクションの魅力は、まずその色合いにあります。ブレンドによってつくられる色は、いくつかの色の重なりとムラが優しい風合いを作り出し、温かみと奥行を生み出しています。

経糸につかわれているジュートには、ベージュと黒の2色があり、ラグ全体の雰囲気を大きく変化させます。

 

 

同社の代表的なコレクションの中から、ベージュと黒の経糸のコレクションをそれぞれご紹介します。

(パウリグ社の製品は「Haro(ハロ)」というブランド名で展開されています)

CITY シリーズ

 

経糸にベージュのジュートを使用したシリーズです。

羊毛のナチュラルさを引き出し、柔らかく穏やかな表情が生まれます。

AFRICA シリーズ

 

経糸に黒のジュートを使用したシリーズです。

引き締め効果で、シャープで都会的な表情が生まれます。

同社のラグは、リバーシブルとして使え、床暖房にも対応しています。

 

規定サイズがありますが、お好みに合わせたサイズに仕立てることも可能です。

小さなサイズは、小さなスペースの敷物や、またアートとして壁に飾って楽しむこともできます。

 

たくさんの色やデザインがありますので、同社のインスタグラムも覗いてみてください。

PICK UP

新作商品や人気コレクションを弊社取り扱いの海外ブランドと併せてご紹介いたします。

 

Pet Frendly Collection    /  Höpke(ドイツ) 

コロナ禍によるペットブームは一巡し、犬・猫の飼育数は長期的には減少傾向にあるといわれています。一方で、人々のペットへの関心の高さは変わらず、より質の高い充実したペットとの生活スタイルへのニーズが高まっています。家族の一員として、ペットを大切にし、快適に過ごせる環境を求める傾向は益々強くなっていくでしょう。

 

室内で皆がくつろげる場所の中心となるソファーに向けた、ペットフレンドリーを謳った生地は、その質も向上しています。ドイツのテキスタイルブランド「Höpke (ヘプケ)」から発売されている「フェローコレクション」は、カラーバリエーションも増え人気を博しています。

ペットフレンドリーの生地は、座り心地と卓越した耐久性を兼ね備えていることを謳っている生地です。

 

まず、ペットの爪が引っ掛かりにくく、引っ搔きや引っ張りによる損傷を受けにくいことを特徴としています。繊維が短く肌触りがよい素材として、マイクロベロアと呼ばれる、ベロア生地のように仕上げられたマイクロファイバーが採用されています。

 

マイクロファイバーの技術は年々向上しており、繊維が抜け落ちにくく、防汚性を付加したものなど、パフォーマンス性が高まっています。多くのマイクロファイバー製の生地が発売されていますが、安価なものは色移りするなどの不具合がみられるものもありますので、信頼と実績のあるメーカーの素材を選ぶことも大切です。

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