モーターって、色々な種類がありますよね!
普段意識していなくても、毎日びっくりするほど様々なところでお世話になっています。
モーター部分を見たことがない家電などでも、つい「モーター音がうるさいね」とか
言ってしまったりしますよね…。
では、ローラーポンプではどんな種類のものを使っているのでしょうか?
■シンクロナスモーター
電源の周波数に同期(シンクロナス)して回るモーターです。
電源周波数は、東日本は50Hz、西日本が60Hzでお馴染みですね。
日本は電源事情がよく電源周波数が安定しているので、モーターも安定して回ります。
シンクロナスモーターは小型軽量なのも嬉しいポイントです。
■ステッピングモーター(パルスモーター)
一歩一歩歩くように決まった角度(ステップ角)ずつ動くモーターです。
パルス信号に対応して一歩一歩(ステップ角の分)動くイメージです。
決まった角度ずつ動くのでセンサー等がなくても位置決めができます。
■DCブラシレスモーター
DCモーターからブラシなどの摩耗部を取り除いたブラシ「レス」モーターです。
ブラシのような接触や摩耗する部分がないので高速回転、長寿命かつ、
低速から高速まで負荷が変化しても安定して回転します。
(過負荷などがあればエラーを出して停止するドライバもあります)
■ギヤードモーター
ギヤードモーターは上の3種類のような回転のしくみの種類ではなく、
名前の通り、ギヤーの付いたモーターのことです。
ギヤーはいわゆる歯車で、モーターの回る軸に組み合わせて減速するものです。
高速回転するモーターをギヤーで減速して使うと、効率よく高トルクが得られます。
(「ギヤード」と付いていなくてもギヤーなど減速機構のあるモーターはたくさん
あり、上で紹介したものでもギヤー付きものも多いです。)
RP-KGIのモータは回転の仕組みでいうとインダクションモーターです!
■防爆モーター
こちらも回転のしくみではなく、危険雰囲気のある場所で使えるよう設計された
モーターのことです。その中でも当社標準品で採用しているのは耐圧防爆モーターと
呼ばれる、モーターの内部で爆発が起こっても容器がその圧力に耐え、外部のガス
にも引火しないようにした構造のモータです。
(ポンプ全体ではなくモーターのみ防爆仕様です)
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