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 ストレングス・ラボ
     才能を強みとして開花させる ~それは知ること~

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こんばんは。
ストレングスコーチの知識 茂雄(ちしき しげお)です。本名です!

2013年5月米国オマハのギャラップ社に、
“Accelerated Strengths Coaching Course”というストレングスファインダーを
活用したコーチングを学びに行ったときのことです。

国際線から米国内線への乗り継ぎ時間が不十分で、
私を含む4名のみ中継地のヒューストンで足止めをくらうことになりました。
今日中にオマハへは行けないとわかった瞬間、
「え~、そんなぁ。」と思ったものの、
次の瞬間には、
「まっ、しょうがないか。」と気持ちを切り替えていました。

オマハ行きの直前に受けたストレングスファインダーの結果にあったのが
「適応性」。

このハプニングを経て仲間から指摘されるまで、
実をいうと「適応性」がよくわかっていませんでした。
何が起こっても、「起こったことを嘆いて立ち止まっていてもしょうがない」と
無意識に考える私の頭の中には、
“この状況下で自分が何をなすべきか”しかありませんでした。

「まずはホテルの手配だ!」と思った私は、
航空会社のカウンターに行って確認しました。
すると、渡されたのは一枚のパンフレット。
どうやら自分で手配しろということらしい・・・。(^_^;)

内心「チッ」と思いながら、ここでも次に出てくるのは「しょうがない。」
「自分で手配ということは、電話しなきゃいけない。」
「でも、アメリカに着いたばかりで小銭も持ってないぞ。」ということで、
次にとった行動は売店でガムを買って小銭を確保することでした。
そして、その足で公衆電話に行って使い方を確認しながら、
拙い英語でどう伝えるかを脳内シミュレーション。
私とともにヒューストンに一泊することになった女性3名分の大きめな部屋と、
自分の分のシングルルームを確保し、
空港までのお迎えの車も手配してほっと一安心。
ここまでがほぼノンストップの行動でした。

これが、ヒューストンに残るのが自分一人であれば、
ここまで動けたのかは正直わかりません。
“周りの人のために…”があると、スイッチが入る感じなのです。

そして、これが自分の「適応性」のなせる技なのだと知ったのは、
一緒に行った仲間からのフィードバックによってでした。

共にヒューストンに残ることになったMさんは、
「戦略性」と「アレンジ」を駆使して、
何とかその日中にオマハにたどり着く方法はないものかと模索していたそう。
「一旦ニューヨークにでも飛べば、そこから乗り継げるんじゃないか?」とか。
私にはまったくない発想で、驚きでした。

もう一人の「ポジティブ」「最上志向」を持つAさんは、
楽しく最高の旅をイメージしワクワクされていただけに、
足止めの事実を知った瞬間はその反動で大きく落ち込んだそうです。
それでもしばらくすると、
「ま、こんなことでもなければヒューストンに来ることもなかったんだ…
だったら、この時間を楽しもう!」と、気持ちが前向きに切り替わり(ポジティブ)、
空港でとことん買い物を楽しんだ(最上志向)そうです。
こっちはそれどころじゃなかったんだけどなぁ。(笑)

もちろん、どれが良いとか悪いとかの問題ではないのですが、
やはり持っている資質によって起こる反応は、こんなにも違うものなのです。

他にも私の「適応性」のエピソードとしてはこんなことがありました。
とあるセミナーでアシスタントに入ったときのこと。
講師から、
「今日のテーブルのグループ分けはできてる?」と聞かれました。
ここでも最初は、
「え~、そんなの聞いてないよ~!」(^_^;)と戸惑いましたが、
次の瞬間、
「しょうがない。今作るしかない!だって、
 参加者の皆さんに最高の場を提供するためにここにいるんだから!」と
気持ちを切り替え(最上志向も入ってますね。(笑))、
「アレンジ」を駆使してその場でパパっとグループ分け表を作り上げました。

「適応性」は不測の事態が起こった時でも、
立ちすくむことなく”周りの人のために”動ける資質です。
「適応性」が人間関係構築力たるゆえんですね。
目の前に起こった不測の事態に対し「仕方がない」と一旦受け止め、
そしてその次に自分の他の資質を使って必要な対応をとるために動き出す。

オマハ行きでのハプニングを通して、私は自分の「適応性」がどう働き、
自分や周りの人を助けているのかを知りました。
それ以来、私は自分の「適応性」を強く意識するようになりました。
「俺には『適応性』があるから、何があっても大丈夫!」みたいに。
何の根拠もありませんが。(笑)
でも、これって大事だと思うのです。
知ることで自分の才能が強みでもあることに気づく。
それによって、無意識に“出ていた”ものが意識的に“使える”ようになり、
強みとして強化される。
これがストレングスファインダーで自分を知ることの意味だと思うのです。

世界中の人々が、自分の才能を強みとして開花させていったら?
「未来志向」を持たない私でも、ワクワクしてしまいます!(笑)


世界中の一人ひとりが自分と仲間の強みに注目することで世界を変えたい、
という想いでストレングスファインダーを開発しスタートした
創設者:ドン・クリフトンの想いを、日本でも引き継いでいきます。

いつの日か、日本中で、ストレングスファインダーの資質名がごく普通に会話
の中に登場し、お互いが応援しあえるように、日本100万人を目指します!


=======「ストレングス基礎コース」5~8月開催日程========
 【2015年 5月】  5月30日(土)・31日(日)[札幌開催]
 【2015年 6月】  6月 6日(土)・ 7日(日)
 【2015年 7月】  7月 1日(水)・ 2日(木)
 【2015年 8月】  8月 1日(土)・ 2日(日)
  ※8月の申込サイトオープンは暫くお待ちください。

 ▼コース詳細、お申込みはコチラ▼
 https://strengths-labo.com/guide/
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【編集後記】
森川以外の初メルマガ、いかがでしたでしょうか?
『適応性』の受け止め力&対応力、スゴイですね!!
ちなみに、私の適応性はナ・ナントBottom2!の33番目・・・。
だからこそ、素晴らしい才能だと素直に思えます。
私は2014年2月にオマハに行ったのですが、行きのシカゴ空港で8時間待たされ、
帰ってきたら成田の大混乱に巻き込まれました。
やはり、このときにもそれぞれの“強み”が発揮されました。
そのときのお話は、また今度・・・。

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