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 ストレングス・ラボ
   ストレングス的“魂が喜ぶ”本のご紹介!

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こんにちは。ストレングスコーチの森川です。

明日からゴールデンウィークですね。
早い方は29日からスタートしている?
ふだんより時間がある連休こそ本を読もう、と思う方もいらっしゃるかと、
今回はストレングスファインダーにからめて本のお勧めにチャレンジしてみます。


◆着想が上位にある方、もしくは、着想が比較的上位にあって、
 もっと着想力を高めたい使いこなしたいと思っている方へ

「ブレーン・ハッカー 巨人の『肩』に乗れ!」
 ~「新しいこと」を次々に考える“脳”!
 ディビッド・マレイ 著 イートス・プレス 

英語のタイトル「Borrowing brilliance」の方が単刀直入ですが、コンセプト
は「どんなにスゴイ発明家や創設者も、みな先人の頭脳を借りてそのアイディ
アを産み出した。クリエイティブとは、今までにない何かを生み出すよりは、
すでに世の中にある物事を“発想の転換”で応用していくこと。素晴らしい知
恵とは、本当は借りてくるものであり、手の届く距離にある」

着想持ちの方にとっては、ふだんから普通にしていることなので
「そう、そう!」で終わるかもしれませんが、ニュートンもアインシュタイン
もビル・ゲイツもスティーブ・ジョブズもきっと着想持ち!と思えて、ご自分
の天才にさらに確信がもてるし、着想が比較的上位にある方は、
「あ、こーーいうこと?わかるわかる」でさらに着想が使いこなせるようにな
ると思います。ちなみに着想が17番目の森川はこの本を何度も読んでいるの
ですが、いっこうに着想力はあがってこない( ̄∇ ̄)。


◆目標志向、責任感、最上志向、活発性、達成欲、戦略性あたりの
 どれか2つ以上が上位にあり、「なんだこいつ!」「頭わるすぎる!」と
 カッとなることがある方へ

「頭に来てもアホとは戦うな!」
 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法
 田村 耕太郎 著 朝日新聞出版 

本屋でパラパラめくっていたときに、「無駄な戦いを繰り広げる人の特徴。
正義感が強い、自信にあふれる、責任感が強い、プライドが高い、おせっかい」
が目に入り、(ゲッ!、かなりあてはまる・・・)と思わずお買い上げしてし
まった本ですが、話が実践的で使えます。
特に、「嫌な相手にこそやられたふり」という章がお勧め。

影響力の資質が強いと、自分が×をつけた人に頭を下げることが悔しくて地団
駄してしまうかもしれません。でも、「空手ではなく合気道」で、
「嫌な相手こそやられたふり」「理屈よりも感情」で
「非難せず、相手のほしがるものを理解する」あたり、ストレングスの資質を
想像しながら、ヘビには小鳥を、サルにはバナナを、という気持になって尊敬
の態度を示したり、懐疑的な質問に答えたりすることは、できそうです。

◆それでもどうしても嫌なやつに対して感情が泡立つ場合は、もう1冊。
 特に影響力の資質が強い方にお勧め。

「自分のための人生」
 ウエイン・ダイアー 著 三笠書房 

「他人のために、しかも自分の人生にとって全く重要ではない人間のために
心が動揺するほど、自分は安っぽい人間ではないはずだ」
以前会社勤めしていた頃に、同僚の1人で、意味不明に子供っぽくビジネスを
無視して絡んでくるやつの悪口を別の同僚にこぼしていたときに、
「そんなの気にしてたら、あいつと同じレベルになっちゃうじゃん」と、
ぼそっと静かに言われた言葉、未だに響いています。


◆共感性、調和性、成長促進、親密性、包含など、人間関係構築力の資質が
 上位に多く、人に気を使い相手のために一生懸命生きながらも、
 疲れたなあと思っている方へ

「Give & Take 「与える人」こそ成功する時代」
 アダム・グラント 著 三笠書房

人には、Giver(ギバー:人に惜しみなく与える人)と
Taker(真っ先に自分の利益を優先させる人)と
マッチャー(Matcher :損得のバランスを考える人)の3つのタイプがある、
から始まるこの本。人間関係資質が多い方にとっては、今の自分のままでいか
に世の中に貢献しているか自信が持てる本です。

でもこの本はそれだけじゃ終わらない。
第6章「与える人」が気をつけなければいけないこと、
第7章 気遣いが報われる人、人に利用されるだけの人、をお見逃し無く。
共感の罠から抜け出す法、テイカーとどうつきあえばいいか、など具体的な情
報が満載で、ダダ漏れのギバーから、
やさしくかしこいギバーへの道がひらけるかも。


◆ストレングスファインダーを学んで、相手を変えようとするのは無理で、自
 分にとっての当たり前をもう一度再認識することなんだ、と頭ではわかるけ
 ど、日々の生活の中で実践することに困難を覚えている方(これはどの資質
 でもありえます)、または人間ってどんな生き物なんだろう、と深く深く追
 求中の個別化、内省、分析思考の方へ

「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」
 小倉 広 著 ダイヤモンド社

「嫌われる勇気」
 ~自己啓発の源流「アドラー」の教え
 岸見 一郎 & 古賀 史健 著 ダイヤモンド社

コーチングを学ぶ中で出会ったアドラーは、コーチングやNLPと並んで、実践
のための心理療法の1つとしてとても使えます。心理学、ではなく実践法。
今の状況がどんなに最悪であっても、それを作ったのは他の誰でもなく自分。
これからの人生を決めるのも自分、というのが基本スタンスです。

コーチAの会長である伊藤守さんのコーチングセミナーに出たとき、ある女性
参加者の方が、「私は義理の親の介護をしているけど、義母は感謝の言葉もな
く、もう本当に疲れて死にそう。どうしたらいいのか」と質問。
伊藤さん :「あなたはどうしたいの?」
女性参加者:「ですから、どうしたらいいかわからないんです」
伊藤さん :「でもあなたが今の状況を選んだんだよね」
女性参加者:「いえいえ、違います。本当は義妹も義兄一家もいるのに何もし
       ないので私がやらざるをえないんです」
伊藤さん :「でも、やめようとしたらやめられるでしょ?
       自分で決めて介護してるんでしょ?」
女性参加者:「ちがいます!!私しかする人がいなくて、しかたがなくやって
       るのに!!なんでわかってくれないの~(涙)」

ここまでいかなくても、職場で家庭で人間関係でこんな気持になっている方は、
アドラーの本をまずは読んでみる。風穴が1つくらいはあくはずです。

★最上志向、学習欲、目標志向、収集心が上位にある方の場合は、
 本を読むだけでなく、 実際にセミナーに出て
 コーチングを体感しながら身につけていく方が効果的かも。
 ストレングス・ラボの代表、近藤真樹さんと寺田由美さんが主催している
 コーチングプラットフォーム覗いてみてくださいね。
 お二人ともギャラップ認定ストレングスコーチでもあるので、ストレングス
 ファインダーの観点もからめて、
 コーチング、パーソナルファンデーションが学べます。
 http://coachingplatform.main.jp/


ご紹介したい本がてんこ盛りすぎて終わらない。あと1冊だけ・・・。

◆連休は断捨離だ!でも取りかかったはいいけど、捨てられなくて物の山
(というか、資料や本の山)の中で埋まってしまいがちな方
(収集心×内省×学習欲×着想の方はあてはまるかも)へ

「しなやかに生きる心の片付け」
 渡辺 奈都子 著 大和書房

同じ収集心×内省×学習欲×着想の方でも2タイプ。
断捨離を学んで処分しても、しばらくたつとまた本や資料や「面白い!」物に
囲まれて雑多になる生活を繰り返す方(大半がそうなので、大丈夫です)と、
数度の断捨離ですっきりした生活が守れるようになった方に分かれる気がします。

前者は、自分のテーマを「増えていく本や資料をどう片付けるか」と整理収納
術を学んだ方(そこで整理収納の本や雑誌がまた4~5冊増えるわけです)。
後者は、「自分は何に執着しているのか」「自分は何を怖れているのか」と
自分の内側をみつめた方。

この本は、過去への執着と未来への怖れが心を占めて現在の暮らしが息苦しく
なっていませんか?という問いかけから始まります。
過去のネガティブ体験への執着、未来の保険貧乏、他人への執着を少しずつ手
放すことができると、結果的に資料や本や物への執着も薄れる。
この連休に、まずは心の片付けをスタートしてみると、リバウンドせずに
断捨離が進むかも。


自分の上位資質が喜ぶ(魂が喜ぶ、と言ってもいいかも)本があったら、
Facebookのストラボグループで教えてくださいね!
https://www.facebook.com/groups/STRENGTHSLABO/


強みことばが普通の会話の中に入ってくる世の中、
1人1人が自分の得意技を活かして周囲の人に貢献し、
仲間の強みで助けてもらって感謝し合う、
ストラボは、そんな日本を目指しています。

世界中の一人ひとりが自分と仲間の強みに注目することで世界を変えたい、
という想いでストレングスファインダーを開発しスタートした
創設者:ドン・クリフトンの想いを、日本でも引き継いでいきます。
日本100万人のストレングスファインダーファンを!


=======「ストレングス基礎コース」5~8月開催日程========
 【2015年 5月】  5月30日(土)・31日(日)[札幌開催]
 【2015年 6月】  6月 6日(土)・ 7日(日)
 【2015年 7月】  7月 1日(水)・ 2日(木)
 【2015年 8月】  8月 1日(土)・ 2日(日)
  ※8月の申込サイトオープンしました。

 ▼コース詳細、お申込みはコチラ▼
 https://strengths-labo.com/guide/
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【編集後記】
さて、あなたはどの本を読まれますか?
私は「ブレーン・ハッカー」が気になりました。
機内に持ち込む本はこれにしようかと思いました。
実は、明日(5/2)から森川たちとネブラスカ州オマハにあるGALLUP社まで行っ
てきます。私は再受講ですが、初受講11名とともにストレングス三昧のGWを
過ごすことになります。
前回の知識のエピソードにもあったように行き・帰りが1番面白かったりします。
私が参加した去年はアメリカ・日本ともに大雪でトラブルに巻き込まれました。
今年はどんなことが起こるのか?!今から楽しみです♪
どんな体験ができたのかはメルマガでお伝えできればと思っています。

今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

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