お菓子だって今目の前にあるのは、
「御池煎餅」(お口のなかでとろけるのよ~)
・・・
最上志向の方なら、
日常的にやられているとは思いますが、
心地よいものですべてを満たしていきましょう。
私自身は、整理整頓が苦手なのですが、
うちの旦那が戦略×収集×最上×達成で
すごーく整えてくれるので、
家の中や持ち物がどんどん好きなものだけで
構成されてきています。
ヒトに向くと、
ある意味ナイフにもなってしまう最上志向ですが、
そうならないモノに向ける、
ことに時間バランスを振り向けると、
ネガティブに働くことが一定時間回避できます。
また、
日常の自分の状態を良い状態に保つことができ、
いわゆるファウンデーション的にも、
アップしますのでお勧めです。
ちなみに今一番欲しいものは、
珈琲豆グラインダー4万円!です。
https://bit.ly/3miu4aS
手綱その2:専門分野を決める
いろいろ手を出していては、
専門性は極まりません。(自戒)
私の場合は、着想×活発性 もありますので、
様々に手は出しますが、「極めるのはコレ!」
と決めています。
というか、途中で意識的に決めるようにしました。
会社(ORという分野)
・・・ ものごとをMaximizeすることが好き
スキー(バックカントリーとテレマーク)
・・・ Extremeスポーツが好き
コーチング(特に強み)
・・・ 人の能力をMaximizeするのが好き
これが、私の3大極めテーマです。
ただし、着×活なんで、
細かく言えば、
マーケティングやブランディングなど、
もっとあります。
でもわかりにくくなるのでここでは書きません。
ご興味ある方はリアルで突っ込んでください。
強みコーチとして極めよう、と思ったのは
2006年後半だったと思うので、
Top of mountainになってるかどうかはさておき、
日本ではまあまあ極めていると思います。
これからも極めていきます!が、
これぐらいの最上志向を緩める感覚も、
苦しい時には重要ですし、
現在、私自身は通常モードで
緩まった状態で取り組んでいます。
もちろん、苦しさを感じていないのであれば、
ガンガン磨きをかけまくって、その筋の
リーダークラスに仲間入りも良いと思います。
ただ、磨き方が周りから見て「苦しそう」なら、
ちょっと考えなおしたほうが良いかも。
いわゆるコーチングの世界で言うところの
「ニーズ」にかられてやっている可能性アリ。
成果は出るので、悪くはないですが、
あなたの「価値」に基づいた活動では
ないかもしれませんヨ。
逆に、専門分野だと決めていないことについては、
時間は有限ですから、
最上志向くんが無意識に動いてしまってないか
チェックすることも必要です。
私の場合、技術者故、
プログラミングが必須スキルだったのですが、
そこ磨いても
100倍速いスゴイ人がいるんですよね、
プログラム作るのって。
なので、今でも
プログラミングはお作法的にできますが、
プログラミング言語のコンセプトの理解や
できることの限界、
特長を抑えるため最低限、
という割り切りや、
質の良いツールで効率よくこなす、という
ある意味どこで線を引いておくか、撤退するかを
決めておくことも重要かと思います。
最上志向をお持ちの方なら、
ある程度やると、
自分の強みが活きるか活きないかを
自分で判断できるとおもうので
余計なお世話かもしれませんが、
ついついハマると
極め方向に動いてしまうサガ
もあると思うので注意が必要です。
ちなみに私はそのころ、
開発手法を最先端でやりたくて、
eXtreamProgramingというアジャイル開発の
コミュニティに参加していました。
今でこそアジャイル開発は、
認知・実践が増えていますが、
20年前からアジャイルやっていたのも最上志向。
(またまた余談ですが、なんと、アジャイルコーチ
もできます。ペアプロ得意。笑)
プログラミングはそこそこに、
開発手法は極める、といった行動に出ていました。
アジャイルの考え方は、
「変化に対応する」ですので、
私の「活発性×最上志向」との相性ばっちり。
選んでいたんだな、と
後から考えるとここでも強みとのリンクが
あったわけですが、
現在その知見は
他のプロジェクトや
考え方への応用として活きています。
そして、最も注意が必要なのは、
「スキルとしてうまくできる」と「強み」の違い
です。
私の場合、技術に携わる都合上、
データをたくさん扱いますので、
Excelの使い手だったりしますが、
ここでバリュー出してもあまり自分的には
アガらないので、断るようにしています。
過去、Excel作業で貢献しなさい的な
ことを言われたこともありますが、
ここは断固断るところかと思います。
By自己確信 (笑)
手綱その3:専門分野で一番のコミュニティに入る
最上志向の人なら言われなくてもやっている
ことだと思いますが、念のため。
マニアックなテーマでもその筋の
一番のコミュニティに入っていると
日常的に磨かれていきます。
良い環境に身を置くことが、
やはりマスターへの近道です。
知らないことや困ったことをサポートして
もらえることで、
知識・スキルアップにつながりますし、
なにより、マニアックな話が通じる喜び。
ごきげん度アップにつながります。
ストレングスコミュニティなどが
いい例かもしれません。
共通言語があって、最先端を話せて
自分を進化させられる。
その状況こそが、最上志向にとってのご褒美です。
ただし、経験上、2つ注意点があります。
1.「ちゅうちゅう」と
エッセンスだけを奪うのではなく、
コミュニティにも貢献すること。
ほしいモノだけ得られたら、
興味がなくなるのであれば、
欲しいものを得ながら
同時に貢献することも忘れずに。
ほしいものを得た後に、
コミュニティに残れるのであれば、
先輩としてそのコミュニティへの貢献を。
2.専門コミュニティに入りますので、
自分よりすごい人が
たくさんいて当たり前。
これも塙さんの回にも書かれていましたが、
胸を借りるつもりと、
自分の強みを活かした活動にするのが
おすすめです。
ストレングスコミュニティでも
塙さんが森川さんになれないって、
当たり前ですよね。
【参考】
前々回塙さんメルマガ:https://bit.ly/3GT92sx
あと、それを周りに言うことで
慰めてもらうのもやめましょう。
私も、
コーチトレーナのトレーニングの際に、
メンターに100人ぐらいの前で、
しこたま怒られたことがあります。
エクスキューズしたく
なっちゃうんですよね。
余談ですが、
最近でこそ丸くなりましたが、
昔はホントにコワかったです。
MyメンターM川さん。
手綱その4:仕事は
クオリティコントロールを意識する
自分一人が受けて、自分がクオリティを決める
そういったプロジェクトは、
時間がある限りにおいてはどうぞお好きに。
なのですが、塙さんも書いていたように、
クオリティを求めて時間を気にしないというのが
最上志向くんの曲者の側面です。
時間に間に合わない時には、
相手が求めるクオリティに合わせて、
納得いかなくても出しましょう。
相手はそれほどの
クオリティ求めてないことが多いです。
こだわってるのは自分だけ。
これは、Gallupのエグゼクティブコーチであり、
コースリーダーの中でも
トップクラスのストレングスコーチである、
ジャッキーメリットさんも
おっしゃっていました。
年一回開催される
強みの世界会議「ギャラップサミット」で、
Weekness(弱み)を扱ったセッションの際に、
教えてくれたのですが、
まさに、資質が弱みに出る部分で、
自分の思考のリフレーミングを行い、
強みに変えるためのステップかと思います。
私自身もこれは結構意識するように
してきています。
私ごとですが、2年前に所属組織が変わり、
営業やマーケティングのレベル向上の仕事を
現在やっていますが、
タスクが多いので、
クオリティよりレスポンスで
仕事をするようにしています。
結果、特に問題なくというより、むしろ効果的に
仕事ができている感覚があります。
こだわりすぎても、
細部は大多数の人には伝わらないので、
こだわる、こだわらないを場面で使い分けると
仕事がスムーズです。
手綱その5:プロジェクトチームでは、
幽体離脱しておく(←今ここ)
また、プライベートも含めてチーム仕事は、
特に主導権を握っているチームほど、
「クオリティにこだわらない」というセルフトーク
を忘れないようにしています。
「自分のプロジェクトだ」と思い入れ過ぎると、
どうしても厳密にやろうとしてしまい、
「確認したのか」
「目的に合っているのか」
「勉強したのか」
「最高レベルはこっちなのに」と、
自分の定義した最高レベルに合わせようとして、
やきもきするとともに、
最終的に自分でやってしまうという
悲しいチームワークになってしまいます。
自分がリーダになるような仕事は、
メンバが自分と同じように
積み上げてきた経験をしているわけでもなく、
知識量も圧倒的に違いますし、
なにより自分が知っている形に
しかなりません。
お互いが持っている強みを活かすと、
自分が想定しているものにはならなくても、
素晴らしい成果が得られることもままあります。
これも会社での経験ですが、
1年を通してのとある勉強会企画運営でのこと。
一緒に動いている若手への心のつぶやき。
「1回1回の勉強会のクオリティは
そこそこ(むしろさんざん;;)だけど、
継続すれば、
もっとうまくできるようになるから、
今は我慢だ!
彼女の戦略性を活かしてもらった、
全体像をとらえたストーリのある
勉強会構成は素晴らしいではないか!」
などなどと、
自分事プロジェクトに
むしろなるべく「せず」に
客観的に幽体離脱モードに。
ただし、かかわるからには最低ラインで、
「途中にプロセッションを入れて
部分的には質を担保しておこう」。
といった感じで、バランスを取りながら。
勉強会当日に
もう散々だろうなと思う回があった時は、
「あたし、今から鮨食ってくるので
後よろしくね~」
といって自分がフェードアウトしました。
見たら完全に研磨剤モードになってしまう。
「マイクロマネジメントしない、
とはいえ、ここは、を抑える。」
が最上志向持ちのマネージャやリーダの
成功の秘訣かもしれません。
そのためには、許す基準を決めておく、
が重要ポイントなのかな、と今は感じています。
さて、「最上志向好き」による
「最上志向5つの手綱」、もとい
「最上志向5つのTips」いかがだったでしょうか。
最上志向ゆえのもやもやから、解放され、
さらに最上志向が好きなり、
最上志向を最大限活かすヒントになれば幸いです。