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2023年 個別化シリーズ第 5 弾

「マネージャーのための「個別化」を活かす「責任感」の取り扱い説明書」

~関章コーチの個別化物語~

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ストラボ2023年のメルマガは、個別化の活かし方に

フォーカスして、個別化をTOP5にもつコーチの方々に、

それぞれの“個別化物語”を語っていただきます。

2023年個別化第5弾は、関 章(せき あきら)コーチです。

10月になってなぜまだ第5弾なのか。それはひとえに

影の声役の森川のコミットメント力のなさっぷり。詫!

 

関コーチとの出会いは、神戸の吉岡里栄子コーチからの

メールが始まりでした。

「森川さん、知り合いの関章さんに基礎コース紹介しておいた。

今度参加するって言ってたので、よろしく。

とにかく、真面目。すっごくいい人だから!」

基礎コースに来た関コーチは、背筋まっすぐ、きちっきちっと

してて、真面目誠実正確ロジカルを絵に描いたらこうなるんじゃね?

という印象でした。

私が分析思考を「疑り深い」と説明したら、そうではなく、

「簡単には信用しない、言われたことを鵜呑みにはしない」だ、

と指摘してくれて、「なるほど!!!!」と

思い、それからはそのフレーズをいただいています。

 

その関コーチの個別化(×責任感)の物語はいかに?!

ここからは関コーチにバトンタッチします。

 

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こんにちは、ストレングスコーチの関章です。

ここ2年間は、基礎コースの運営や応用コースのファシリテーションを

しているので、「お名前は存じ上げていますが・・・」という方も

いらっしゃると思います。

普段は、各種研修や組織開発のファシリテーターをしています。

今回のメルマガは「個別化×責任感(+α)」を上位資質に持つ私が、

前職でマネージャーをしていた頃のエピソードを紹介します。

因みに、私のTOP10は下記の通りです。

 

①分析思考②学習欲③慎重さ④責任感⑤個別化

⑥親密性⑦達成欲⑧アレンジ⑨調和性⑩最上志向

 

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まずは「個別化×責任感」のマネージャーの特徴を考えてみましょう。

ChatGPTに訊いてみたら、こんな回答をされました。

(影の声:ストレングスメルマガにChatGPT初登場!

 これは関コーチの学習欲×最上志向のなせる技か)

 

 

「個別化と責任感を持つマネージャーは、チームメンバーに対して高い関心を持ち、それぞれの個性や能力を最大限に活用しながら、チーム全体の目標達成に向けて熱心に取り組むリーダーとなります。彼らは信頼性が高く、部下やチームメンバーからの尊敬を集めることが多いです。しかし、責任感が強すぎる場合、彼らは自分に過剰なプレッシャーをかけることがあり、ストレスや疲労が蓄積する可能性があります。そのため、バランスを保ちながら、自分とチームのメンタルヘルスに注意を払うことが重要です。」

 

これが「合っているか?間違っているか?」は、今回の趣旨とは離れますのでスルーして、この文章をネタに3つの点について話を進めていきます。

(陰の声:にじみ出るきちっと感!)

 

①メンバーへの高い関心と個性や能力の活用

 

クリフトンストレングスを学んでから、「メンバーの思考、感情、行動について一人一人がもつパターンを最大限に活用してもらうこと」によってアウトプットの最大化を図ることを考えるようになりました。会社が「全員がルーティン化されたやり方で業務を進めましょう」という方針を打ち出しても、見て見ぬふりで、「一人一人のメンバーがそれぞれのやり方を実践することが、結果的に成果につながるのだ。」という自分にとっての当たり前を疑うこともあまりなかったので、メンバーにとっては、自由度の高い職場だったと思います。但し、上位層の方針を見て見ぬふりするのは、決して褒められることではないので、真似しない方が賢明ですね。もちろん、常にアップデート図り、新しいことにチャレンジすることは重要ですが、時間外労働の上限規制やメンバーの高齢化問題(メンバーの半数以上が私より年上)もあって、「今さら、新しいことにチャレンジしてもらうより、気持ちよく働いてもらった方が、生産性の維持につながるのではないか?」と考えたのでした。生産性の維持ではなく向上を目指すことで、メンバーの意欲を高めることも必要なのでしょうが、「そうは言っても、本当に出来るのかな?出来なかったらどうしようかな?」という現実的な思考に傾くのは、「慎重さ×責任感」のなせる業なのか?このような感じで、当期が始まっていくのです。

 

②目標達成に向けての熱心な取り組み

 

「このようなマネージャーのもとで働けると結構楽が出来そうだ」と思った皆さん、残念です。当期計画が決まって、行動のフェーズが始まると、責任感の資質が私にこう囁きます。

 

「進捗状況をしっかりと管理しましょう!」

 

ここからは有無を言わさぬ数値管理が始まり、メンバーは目標達成に向けて試練の日々を過ごすことになるのです。私の場合「慎重さ×調和性」で、期末に査定で揉めるリスクを軽減させたいという傾向と「分析思考」でそのためには客観的に測定したいという傾向が、拍車をかける一因となります。

 

これが私にとっての「熱心な???取り組み」なのです。

(影の声:資質って、上位にあるから常に作動してるかというと、他の資質が強く出た時は、

「個別化どこいったんだ!逃げるな個別化!」という状況になるわけですね)

 

しかし、そのまま放置プレイしてはいけませんね。全員が進捗通りに進めばいいのですが、そんなに上手くいくことはなく、進捗状況が思わしくないメンバーも現れます。このような時は、計画立案に関してはメンバーだけでなく、自分も関与していることを責任感の資質が感じ取れると、1on1で「自分に出来ることは何か?」をメンバーと一緒に考え、そのメンバーオリジナルの支援策を打つことで、メンバーからの不平不満を最小限に止めて、安心して働ける環境を作れるようになります。

(影の声:個別化のスイッチが入る、というかどっかにぶっ飛んでいた個別化が帰ってくる「お帰り!」スイッチ。責任感が、何にコミットしているか、という本来の役割を思い出すことで「帰ってきたね個別化」になる)

 

 

③メンタルヘルスへの対応

 

「(自分が)引き受ける=(自分で)完了する」という責任感の方程式による、自分への過剰なプレッシャーは避けて通れない面があります。マネージャーになりたての頃は、達成欲にお願いして体力勝負(深夜残業&土日出勤)でなんとか業務をこなす日々が続きましたが、「さすがにこのままだとしんどいなあ」と思い、このやり方を変えようと模索していたところ、コーチに「あなたはマネージャーとして、何に責任を取りますか?」と問いかけられました。これが、責任感の方程式が「(自分が)引き受ける=(チームで)完了する」に変換された瞬間でした。そのように考えられるようになると、気持ちが楽になって、「メンバーに任せていいのだ。」という自分への許可が下り、個別化やアレンジの資質で、メンバーが得意分野に注力出来るような仕組みを考え、一人一人が異なるやり方でチームの成果に貢献できるようになっていったのでした。

(影の声:自分を突き動かすストロングな資質、人によって違いますが、関コーチの場合は“責任感”。そんな中核資質が上手く使えるようになる“きっかけ”、これも人によって様々ですが、コーチングを受ける中で様々なヒントがみつかることは確かですね)

 

 

如何でしたでしょうか?発刊予定もない責任感シリーズと見間違えるような内容となりましたが、個別化上位の皆さんなら「まあ、そういう内容でもありでしょ。」と思って頂けるのではないかと勝手に推察しております。今回の内容が、必要な方にとって何らかのお役に立てたなら幸いです。

 

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影の声に戻ります。

最初から最後まで、真面目、誠実、きちっと、その中にも笑顔が見えてくるような

関コーチの責任感物語、もとい個別化×責任感の物語、いかがだったでしょうか。

自分をドライブする強いエネルギーをもつ資質は、その資質が「こっちだ!!」と

走り始めると、他の資質が「え、なになに?」ととにかく一緒に走り始めたり、まったりしてる間においてかれてしまったり。同じ状況に置かれても、10人いれば10通りの物語が

進んでいきますね。自分中のストロング資質のスイッチがわかると、入った後にすぐ切ったり、入りそうになったときに自分をフリーズさせたり、自分のバージョンアップが可能に。

僕の場合は、私の場合はどうしたらいいんだろう、と知りたい方は、

関コーチでも、森川でも、ストラボインフォ(HPのPWは243243 です。つよみつよみ)

でも、ご連絡くださいね。

次回は個別化シリーズ最終回、本間季里(ほんまきり)コーチです!

 

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【お知らせ

 

クリフトンストレングス®のファン、

ストレングスを仕事で、人生で活かしたい皆様、

ストレングスラボは諸般の事情でクローズしましたが、

塙英明コーチが運営するコーチング・プレイス

にすべて引き継ぎました。

基礎コース、応用コース、ファシリコース、実践コース

開催中です。

興味がある方は覗いてみてくださいね。

 

https://learning-playce.com/coachingplayce/course/cliftonstrengths/ 

 


ストレングスファインダー®基礎講座

 

2023年11月3日(金)祝      講師:眞橋 9:45~17:00 受付中

2023年12月9日(土)       講師:眞橋 9:45~17:00 受付中

2024年1月14日(日)        講師:眞橋 9:45~17:00 受付中

2024年2月7日(水)、2月8日(木) 講師:眞橋 9:45~12:45 受付中

2024年3月9日(土)     講師:眞橋 9:45~17:00 受付中

 


ストレングスファインダー®応用講座

 

「オンライン開催 ストレングス応用コース Ⅰ ”自分探求”」

講師:重次岡松2023年10月15(日)9:45~17:00受付中

 

「オンライン開催 ストレングス応用コース II ”相手探求”」

講師:鈴木石﨑2023年10月19(木)9:45~17:00受付中

 

「オンライン開催 ストレングス応用コース Ⅰ ”自分探求”」

講師:鈴木岡松2023年11月9(木)9:45~17:00受付中

 

「オンライン開催 ストレングス応用コース IV ”強みで人生を構築する”」

講師:鈴木、他2023年11月17(金)9:45~17:00受付中

 

「オンライン開催 ストレングス応用コース III ”対話力向上”」

講師:嶌村2023年11月25(土)9:45~17:00受付中

 

「オンライン開催 ストレングス応用コース IV ”強みで人生を構築する”」

講師:宮田鈴木2023年12月10(日)9:45~17:00受付中

 

「オンライン開催 ストレングス応用コース III ”対話力向上”」

講師:重次齋藤2023年12月14(木)9:45~17:00受付中

 

「オンライン開催 ストレングス応用コース II ”相手探求”」

講師:重次嶌村2023年12月17(日)9:45~17:00受付中

 

ストレングスファインダー®実践講座

2023年10-12月「ストレングス・ファシリテーション 16期」(全日程オンライン開催)2023年10月28(土)・29(日)・11月12(日)・19(日)・12月3(日)10:00~17:00
10:00-13:00終了

 

2024年1-3月「ストレングス・ファシリテーション 17期」(全日程オンライン開催)2024年1/27(土) 1/28(日) 2/4(日) 2/17(土) 3/2(土)10:00~17:00
10:00-13:00受付中

 

2024年5-7月「ストレングス・ファシリテーション 18期」(全日程オンライン開催)2024年5/29(水) 5/30(木) 6/13(木) 6/27(木) 7/11(木)10:00~17:00
10:00-13:00受付中

 

2024年10-11月「ストレングス・ファシリテーション 19期」(全日程オンライン開催)2024年10/19(土) 10/20(日) 10/26(土) 11/9(土) 11/24(日)10:00~17:00
10:00-13:00受付中

 

出身地の札幌にUターン引越した森川は、

来年から、強みで人生を再構築、ストレングス・ライフデザイン

のワークショップを開催していきます。

ストレングス・メルマガも続けて行くので、

ご迷惑でなければ、引き続きお読みいただけると幸いです。

 


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【編集後記】

 

第5弾。いかがでしたでしょうか。

個別化+責任感 きちきちきっちり関コーチ!ですね。

爪の垢を煎じて飲ませてほしいぐらいのいいかげんっぷりの私。

見習わないと! と思いつつ、きっと無理と思うもう一人の

自分が言っています。

まぁそれは良いとして。 

 実は「個別化どこに置いてきちゃったの?!」

と言われたばかりの私には耳の痛い内容でした。

そうなんです、私の個別化ちゃんは暫し家出してました。

「一人一人のメンバーがそれぞれのやり方を実践することが、結果的に成果につながるのだ。」

これを忘れていたんですね~。

達成欲が前に出すぎてしまい、皆何でブルドーザーにならないんだ!

とイライラしていました。ですが、人は個々に違うんだ! ということを

すっかりどこかに置いてきた。

あんなに無いと困る! と言っていたのに、見失うぐらい強烈な資質に

支配されていた。(それは達成欲と自我。)強烈すぎてその資質に囚われていた

自分は、悪と善の狭間で戦っていて本当に疲れました。

いい子ちゃんの個別化はやっと戻ってきて今は隣に座っています。

ごめんね個別化ちゃん。

さて次回は個別化最終回です!

 

事務局

堀江

 

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