ストラボ2023年前半のメルマガは、個別化の活かし方に
フォーカスして、個別化をTOP5にもつコーチの方々に、
それぞれの“個別化物語”を語っていただく予定でスタート
しました。そして、8月なのに、前半は過ぎたのに、
まだ第4弾かい! 今回寄稿してくださった高野コーチ
は、5月には初稿をくださっていたのに、
森川が東京から札幌への引っ越し騒ぎですっかり塩漬けに。
お詫びと共に高野コーチのご紹介。
高野コーチと最初にお会いしたのは7~8年前、
ストラボがまだ各コースをリアル開催していた頃でした。
2人目のお子さん(確か8ヶ月)が育つお大きな腹をかかえて
の参加。「大丈夫ですか?」「大丈夫です!」が
最初の会話でした。
目をキラッキラさせながら、周りの方々の話を聞き、
全身が楽しさでいっぱいの姿、忘れられません。
お腹の中のお子さんもママの活き活きを
吸収して育ったに違いない。
そんな高野あいコーチの個別化物語、お楽しみください。
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● 自己紹介 ●
こんにちは!ストレングスコーチの高野あいです。
普段は、人材育成を行うNPOで人事をしながら、
ストレングスファインダーを活かしたコーチングや
チームビルディングの研修を兼業で行っています。
推しは田中圭さんです♪
さて、私のTOP10は、こちら
1.個別化、2.自我、3.目標志向、4.回復志向、5.親密性、
6.信念、7.慎重さ、8.達成欲、9.適応性、10.学習欲
何度テストを受けても、個別化は不動の1位です。
● 個別化が、世界を救う? ●
最近は、職場やニュースでも「多様性」「ダイバシティ」という
言葉を見聞きしますね。
私が所属するNPOではもちろん、
子どもが通う学校のプリントでも、飛び交ってます。
そんな、あらゆる場で「多様性」が求められる時代では、
個別化が持っている抜群の『観察力』と、
そこから生まれる『好奇心』が、
凄く重要で、強いては世界を救う!と
(勝手に)思っている説について、
私の個別化(+自我、ほんのり信念も)資質の使い方
も含めて、お伝えします。
これを読むと、きっとあなたの個別化も「世界を救いたい!」と
声をあげると思います…たぶん。
● 個別化は、怒りより『好奇心』が勝つ ●
個別化は、人・物事を観察し、そこで発見した違いに
『好奇心』が生まれる資質です。
それは、分断の元になる「決めつけ・ジャッジ」よりも、
対象をあるがままに「受け止める・受容」につながります。
これは、ダイバシティ教育の場で表現される
「他者の靴を履く」が、比較的自然にできる力だと思います。
私がそれを感じた、きっかけは、旦那との大喧嘩でした。
旦那のあらゆる言動に、相当の批判と怒りがあった日
(子どもをつれて家出)から、数日間あけて、ふたりで話をしました。
旦那への怒りも、多少は落ち着いたので、
まずは自分の思い込み(夫、父としての期待)について
「私にも、思い込みがあったんだよね」と話をしたら、
旦那から『それはいい気づきだね!』と、瞬時に発言があり…
「お前は、池〇彰か!」とツッコみを入れたくなるくらい、
腹が立ったのですが、
この期に及んで、そんな言葉が自然にでてくる
彼の個性への好奇心が勝って、私の怒りは、収まったのでしたw
私の場合、他者の靴を履くまでは達してないですが…
相手の言動に、自分の決めつけよりも、先に
「好奇心」が勝る場面が多いのが、個別化だと私は感じています。
(陰の声:確かに、個別化が上位の方は、相手の言動に
内心怒りを感じていても、その怒りを「何がこの人をそんなに
怒らせるんだろう」という好奇心が勝り、相手をじっとみつめる
傾向があるように思います)
● 個別化×自我は、ドローンが飛んでる ●
一方、自我は、オンリーワンを目指し
自分が意義あると感じた使命を追求する資質です。
この2つが掛け合わさると、頭の斜め後ろにドローンが飛びます。
周りへの観察力がオンリーワンを目指す自我により、
飛躍的に上がる感覚があります。
この空間、コミュニティの中で、
自分だけができる意義あることは何?を見つけます。
日常では…
四葉のクローバーを見つけるのが得意
外食時の注文は人とかぶらない選択
街で同じ服を着ている人がいたら、速攻で着替える
など「集団の中での違い」に注目します。
もちろん!もう少し意義がある使い方もありますよ。
集団の中の違いを自然に発見できるので、チームの中で
きらりと光る個性を持っているメンバーや、
面白い視点、行動をとるメンバーに自然と目が向きます。
大量の書類を前に、ニコニコしながら処理する人
急な来訪にも、瞬時に対応できる人
いきなりパスされた司会役でも、場を瞬時にまとめる人
などなど、その人だけの強み、個性が輝いてみえます。
その個性を、相手が喜ぶ届け方(言葉、場面等々)で伝えると、
いつも凄く喜ばれます。
(陰の声:“個別化”単体では、好奇心と観察と理解で満たされますが、
自我の才能は外からどう見えるかを伝えてもらうことがとても
嬉しい資質ゆえ、個別化×自我⇒相手に伝える ことで、
相手の喜び爆上がり、をモラ足しますね)
● 個別化は、分断より共存を創る ●
個別化は、ひとり一人、違うからこそ面白い!と、心底思える資質です。
それは、多様性への受容に繋がります。
今の世界には分断が広がっていますが、個別化の視点から、
違いを発見し、受容し、そして活かしあうことが、
共存を生み出す力につながります。
個別化は、分断でなく共存の未来を生み出す、愛ある資質です。
私は自我との掛け合わせでしたが、多様性を活かしあう場面を
自然と生み出せる個別化のパワーを、
ぜひ、あなたらしく使ってみてください♪
個別化を持つあなたが、惹かれる「違い・個性」は何ですか?
人でも物事でも、OKです。その違いに気づいているのは、
あなただけかもしれません。
ぜひ、それを周りに伝えてみてください。きっと喜ばれます。
周囲の人に「強み・個性への気づき」をお届けすること。
そこから、あなたの個別化を、世界の為に活かしてみてください♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回も、個別化シリーズのメルマガです。お楽しみに~
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高野あいコーチの個別化物語、いかがでしたか?
個別化資質をもつ人がうらやましくなりますよね。
世の中いろんな人がいて、興味がつきない個別化。
どんなに年齢を重ねても、人への興味関心が衰えない。
いつもワークショップで、学習欲は年取らない、
世界は“まだ知らないこと、わからないこと”で満ちているから、
って言ってきましたが、個別化も“年取らない”資質シリーズ
に殿堂入り!
次回、個別化シリーズ6弾は 関 章(せき あきら)コーチです。
クリフトンストレングス®のファン、
ストレングスを仕事で、人生で活かしたい皆様、
ストレングスラボは諸般の事情でクローズしましたが、
塙英明コーチが運営するコーチング・プレイス
にすべて引き継ぎました。
基礎コース、応用コース、ファシリコース、実践コース
開催中です。
興味がある方は覗いてみてくださいね。
URL https://learning-playce.com/coachingplayce/course/cliftonstrengths/
出身地の札幌にUターン引越した森川は、
来年から、強みで人生を再構築、ストレングス・ライフデザイン
のワークショップを開催していきます。
ストレングス・メルマガも続けて行くので、
ご迷惑でなければ、引き続きお読みいただけると幸いです。