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2024年 個別化シリーズ第 6 弾

新しい年の幕開け! だけど、

遅ればせながら昨年2023年 個別化シリーズ最終号

本間季里コーチの個別化物語~

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みなさま、あけましておめでとうございます。

 

ストレングスファインダーのメルマガ、

テーマになる資質を上位にもつストレングスコーチ

の方々に書いていただき、そのあと影の声役の森川が

影コメントを入れる仕組み、どう考えても上手くいく

と思っていたのですが、決めたことをしっかりやり遂げる

才能が限りなくゼロな影役のせいで、

昨年11月に発行する予定だった個別化が新年号に😭。くくっ。

 

本間コーチと最初にお会いしたのは、10年前の

とあるワークショップ@長崎大学。

穏やかで人の話をよく聞き、楽しそうに笑っている

女性がいるなあ、開催者の方に伺ったら

女医さんだった!

次にお会いた時にはストレングスコーチになっていた!

ここからは、変幻自在&多彩に進化していく本間コーチに

バトンタッチします。

 

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【私の個別化エピソード2つ】

 

「田中さんと佐藤さんは、性格も違うし得意不得意も違うし、

好みも今のスキルのレベルも違うんだから、対応が違って当然でしょ。

それはえこひいきじゃないよ。

もし、それをえこひいきっていうんなら『えこひいき、上等だ!』。

どうなのよ」

 

「大学院生の鈴木さんは、すごく上手にできる実験と

そうでない実験の差が大きいですよね。

だから、すごく上手にできる実験手技を中心に研究計画を立ててあげれば良いのに。

本人もスイスイ実験が進むし、きれいな実験結果を元に議論が進むし、

教室員みんなにとって良いと思うんだけれどね。なんで教授は、

彼が苦手な実験手技を頑なに入れるんだろうね・・・理解できない・・」

 

 

これらは、個別化2位の私がまだ「自分は個別化という資質が2位」

ということも知らずブイブイ言わせていた頃のエピソード。

いや、今もブイブイ言わせているんだけれど、

表現がずいぶんと変わりました。←と自分では思う。

(影の声:自己紹介の前にいきなり「私の個別化エピソード」で

スタートするところは、個別化というより着想全開な印象ですが、

個別化メルマガです)

 

【自己紹介:本間季里です】

 

こんにちは。ストレングスコーチの本間 季里(ほんま きり)です。

私のキャリアはきっぱりスッキリ3つに分けられます。

 

1)小児科医

   ↓

2)免疫学の基礎研究者

   ↓

3)産業医、伝え方コーチ、ストレングスコーチ、コミュニケーションの

セミナー・研修←いまココ

 

人知れずあっちにぶつかり、こっちにぶつかり満身創痍で生きていて、

その間に藁をもすがる思いでいくつかのコミュニケーションの勉強をして、

その流れで出会ったストレングス・・・😂

 

若かりし頃は、義理チョコと言えども一人ひとりの顔を思い出して

その人に合ったものを選んでいたし、

年賀状も一人ひとりコメントを長々と手書きしていたのでくたびれ果てていました。

←これ、個別化なら必ず出てくるエピソード

 

職場へのお土産は「公平性が上位」の人が揃いも揃って口にする、

「人数を計算して、足りなくならないように買ってくる」というのとは大違い。

足りようが足りなかろうが気にしない。ひたすら自分の好みで買ってくる。

「早いもんがちなんだから仕方ないでしょ。残念だったね。あっはっは〜」で終わり。

その代わり、目についたお土産で特定の人が思いついたら

面白がってその人用に買ってくる。

(影の声:「ひたすら自分の好みで買ってくる」のは個別化よりも最上志向が

勝ってるような気もしますが、「これって○○さん絶対喜ぶ!」と買ってくる

点はまさしく個別化)

 

 

 

【「うっ、こいつ、面構えが違う・・・」で研究テーマを掴む】

 

私は一時期(と言っても18年ほど)、免疫学の基礎研究をしていて、

来る日も来る日も朝晩、培養している細胞の状態を顕微鏡で見ていたのですが、

何百万も並んでいる同じような形、大きさの細胞の中から「

うっ、こいつ、面構えが違う・・・」と気づくことが度々ありました。

こういうところから実験のテーマが生まれることも度々でした。

 

本来同じ顔をしている細胞のはずなのに「こいつ、面構えが違う・・・」

わけですから、そこには理由がある。

「違う」という明らかな事実を掴んでいるので、あとはその理由について

仮説を立て検証をしていくだけです。

こういう場合はたいてい大きくコケることなく成果に結びつきました。

(影の声:ストレングスコーチ業を長くやってますが、細胞を相手に

「うっ、こいつ、面構えが違う」と叫ぶ個別化は初めてです)

 

 

【セッションで活きる個別化X成長促進】

 

小児科医→免疫学の基礎研究者を経て、現在は産業医、伝え方コーチ

として個人セッションやセミナー・研修をしているのですが、

日々個別化に助けられ、喜びを感じています。

私らしさは個別化と他の資質との掛け算で生まれています。

 

セッションや産業医面談をしていてよく感じるのは、

「個別化X成長促進(わたしの6番目)」を使って、

相手の僅かな変化を喜びとともに感じる瞬間。

考え方の癖が強くて、それゆえに自分で自分を苦しめている

クライアントが、わずかな変化を見せる、まさにその始まりくらいで、

「あれ?」「むむ?」「ん?」と気づくのです。

そのときは自分の中の仮説の一つくらいにとどめておきます。

でも、行きつ戻りつしながらも少しずつ言動が変わっていく・・・

「やっぱりね〜」と一人で悦に入っているのでした。

 

他の人にとっては「そんなのできてあたり前でしょ」

と片付けてしまうようなことも、私にとっては

「他の人がどうであろうと、その人が今までどうだったのか」

というクライアント個人の時間軸が一番大事。

そういう観点でフィードバックやアドバイスが口をついて出てきます。

共感(共感性は10番目)ともちょっと違う、やっぱり個別化X成長促進かな。

 

 

 

【組織の壁に心折れる、個別化Xアレンジ】

 

冒頭の研究室の大学院生・鈴木さん(もちろん仮名)の例でもわかるように、

「個別化Xアレンジ(アレンジは4番目)」も

私らしさを発揮する資質の組み合わせです。

鈴木さんのような大学院生を見たら、私ならさっさとテーマを変えて、

得意な実験手技でデータを出せるようにアレンジしたでしょう。

 

かわいそうに鈴木さんは私が知る限り、実験に苦労していました。

良い体験の記憶がないと、その世界には戻ってきません。

本人が戻ってこないばかりでなく「研究なんか面白くないよ。つらいだけ」

と後輩に伝えるようになる可能性が高く、

人材育成の観点からもそのあとずっと機会損失が続くのです。

←と、当時の私は力説・・・

 

いま、産業医として業種も様々、規模も様々な会社の産業医をしていると、

「個別化Xアレンジ」が発動して「あなたの会社(あなたの部署)の場合なら

こうすりゃいいじゃん」というアプローチやら人材配置やらが思いつくのですが、

そこは組織という壁に阻まれて、全く思うようにいきません。

 

このあたりが個人対個人のセッションや産業医面談とは異なるところ。

 

考えてみれば私自身、これまでずっと研究だの大学だのというヤクザな世界で

生きてきました。私の「個別化Xアレンジ」は、ある意味自由な職場だからこそ

苦労を感じずに活かせてきたのかも。私自身、「個別化Xアレンジ」の発動も、

これまでとは異なる次のステージの表現が必要になってきているのかもしれません。

 

本間の個別化の進化にもご期待ください!

 

***********************************

 

影の声に戻ります。

確かに個別化は、組織の中で自分を活かしきれずにあがいている一人ひとりの

個性と強みが直感的にわかり、相手も自分が受け入れ尊重されていることが直感的に

わかる、組織を救う資質です。

組織の論理より目の前の相手が大事な個別化にとっては、

「会社ってそう簡単にはいかなんだよ」という言葉は個別化の敵ですね。

 

この状況にどんな風に対応していくのか、本間コーチの個別化の進化、

Facebookで追いかけてください!

 

 

ストレングスラボは、昨年9月から、運営主体がコーチングプレイスに

代わりましたが、基礎コース、応用コースともに、より進化した内容で

提供させていただいています。新しい1年を最大に活かすために、自分の

強みを再確認してスタートしてみてください!

 

塙さんひとこと!

 

コーチングプレイス代表、Gallup認定ストレングスコーチの塙です。

昨年9月からストラボの講座引き継ぎ運営させて頂いております。

長年にわたり作り上げてきた講座ですが、毎回、皆様から頂いた

ご意見をもとに内容のバージョンアップと環境の整備を行っています。

日程の都合で1日講座に参加が難しい方のために、講座内容を

2日間に分けて開催するクラスも作ります。

また、定期的な学びを継続したい方向けに、再受講価格を見直しました。

今後も継続して変化していきますので、よろしくお願いします。

 

※ストレングスファインダー®︎講座スケジュール※

 

【基礎コース】

2024年1月「オンラインストレングス基礎 1 Dayコース」講師:眞橋     

2024年1月14(日)9:45~17:00                受付中

2024年2月「オンラインストレングス基礎2Dayコース」講師:眞橋         

2024年2月7(水)、2月8(木)9:45~12:45                受付中

2024年3月「オンラインストレングス基礎 1 Dayコース」講師:眞橋     

2024年3月9(土)9:45~17:00                   受付中

 

【応用コース Ⅰ~Ⅳ】

2024年1月「オンライン開催 ストレングス応用コース III ”対話力向上”」

講師:鈴木、石﨑

2024年1月18日(木)9:45~17:00           受付中

 

2024年1月「オンライン開催 ストレングス応用コース Ⅰ ”自分探求”」

講師:重次

2024年1月27日(土)9:45~17:00           受付中

 

2024年2月「オンライン開催 ストレングス応用コース II ”相手探求”」

講師:重次、岡松

2024年2月16日(金)9:45~17:00           受付中

 

2024年2月「オンライン開催 ストレングス応用コース Ⅰ ”自分探求”」

講師:嶌村

2024年2月17日(土)9:45~17:00           受付中

 

2024年2月「オンライン開催 ストレングス応用コース IV ”強みで人生を構築する”」

講師:齋藤、鈴木

2024年2月21日(水)9:45~17:00           受付中

 

2024年3月「オンライン開催 ストレングス応用コースⅠ ”自分探求”」

講師:鈴木、関

2024年3月13日(水)9:45~17:00           受付中

 

2024年3月「オンライン開催 ストレングス応用コース III ”対話力向上”」

講師:重次、嶌村

2024年3月22日(金)9:45~17:00           受付中

 

 

【ファシリテーションコース】

2024年1-3月「ストレングス・ファシリテーション 17期」(全日程オンライン開催)

                  2024年1/27(土) 1/28(日) 2/4(日) 2/17(土) 3/2(土) 受付中

2024年5-7月「ストレングス・ファシリテーション 18期」(全日程オンライン開催)

                  2024年5/29(水) 5/30(木) 6/13(木) 6/27(木) 7/11(木) 受付中

2024年10-11月「ストレングス・ファシリテーション 19期」(全日程オンライン開催)

                  2024年10/19(土) 10/20(日) 10/26(土) 11/9(土) 11/24(日) 受付中

 

お申し込みはこちらから

 

https://learning-playce.com/coachingplayce/course/cliftonstrengths/

 

 

 


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【編集後記】

 明けましておめでとうございます。 

今年もこちらのメルマガをどうぞ宜しくお願い致します。

さて今回も深い深い個別化物語。いかがだったでしょうか。

個別化を上位に持っていると、個々の違いが明確にわかるので、

「何故彼にこの仕事を割り振るんだ。 ほら、上手く行かないじゃん。かわいそ。

私だったらAさんに頼んで、彼には別の得意なことをやってもらうな。」

と思う場面に出会うことが多々あるのですが、最近は

こう思うことは、もしかして彼の成長の芽を摘み取ることになっちゃうのかな。

など考えてしまうことがあります。 不得意なことをクリア

しなくちゃ なんていう日本人的考えに傾いている?私。

と内省の波にさらわれひたすら内省深海に漂うことになる。

とはいえ、本間コーチが本文で書かれているように組織では

なかなか得意なことだけをやっててもらうわけにもいかず難しい(´-ω-`)

年賀状の件も個別化あるあるで、疲れ果ててる自分はもはや

年賀状さえ出すことを止める勢いです。

疲れるつながりですが頼られすぎて心が疲れている方はいませんか?

そんな方は、本間コーチが書かれた本

“産業医が教える!頼られても心が疲れないコツ“

を手に取ってみてください。 Kindle出版です。

 

次回は、公平性! 公平性をTOPにもつ3コーチの物語です。

お楽しみに!

 

事務局 堀江

 

 

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