昨年は、思いもよらぬ新型コロナウイルス感染拡大のために、生活と経営が一変した1年でした。
企業様におかれましては、受注量の確保、運転資金の確保、各種の新型コロナウイルス感染症に係わる緊急支援策への対応と困惑した1年で御座いました。
当協会は、企業様への新型コロナウイルス感染拡大に伴う相談支援を急遽行ってまいりました。少しはお役に立てたと自負しているところで御座います。
新型コロナウイルス感染拡大の終息はまだ見えておりません。しかしながら、この異常な事態を体験し、企業様は経営上の様々な気付きがあったことと推察します。
気付きの一つは、コロナウイルス感染症に負けない「国民の安全と幸福を実現する産業」(防災、医療、脱炭素等)の発展を図ることではないでしょうか。
地域の企業様におかれましても、是非自社の強みを活かしながら、同業他社やサプライチェーン全体での連携といった今までの考えに囚われない形での「国民の安全と幸福を実現する産業」についてご検討ください。
また、これらの新分野進出と共に、生産性向上を実施して頂くことを期待いたします。現状の業務を分析し、非対面型への移行や業務のオンライン化、IT化にも挑戦してみてください。
当協会は、企業様の新分野進出やIT化に応えることができるよう精進を重ねる所存でございます。
本年が皆様にとって良い年となりますことをご祈念申し上げますと共に、今後とも変わらないご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
一般社団法人多摩西部コンサルタント協会
代表理事 鈴木富美夫