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多摩西部コンサルタント協会

メールニュース 第9号
【全国の企業が取り組む「働き方改革」と助成金】
今回の記事
1.働き方改革の推進と人事評価制度の活用
.優しく、頼れる専門家!<働き方改革 編>
1.働き方改革の推進と人事評価制度の活用

 最近では「働き方改革」という言葉は毎日のように新聞やテレビのニュースなどに取り上げられ、職場の中でも日常よく使われています。

 しかしこの「働き方改革」はその言葉の意味合いがあまりにも広範囲で、どこかつかみどころのないもののようでもあります。

 働き方改革とは適切な労働時間で働き、ほどよく休暇を取得することによって、仕事に対する従業員の意識やモチベーションを高めるとともに業務効率の向上にプラスの効果を実現することです。これまで残業を含めた10時間の勤務で10の成果を出してきたところを8時間勤務で10ないしそれ以上の成果を上げる工夫をする必要があります。

 その生産性向上策には、①研究開発、機械化・設備投資による効率性の向上、②IT投資や活用による業務の効率化、管理効率の向上、③労働条件やコミュニケーション、従業員の能力の向上などによる人的資本の向上、などがあげられます。

 この①から③の中に、テレワーク、多能工化、タブレットの活用などなど様々な具体的手法・手段があります。

 上記のような選択肢の中から、自社にあった働き方改革の方向を見つけ実現させることが肝要ですが、まずはその価値観を社内で共有することから始めなければなりません。その際に有効な方法が人事評価制度の活用です。

 人事評価制度は社長が望む会社の姿に、従業員を巻き込んで実現させるツールですから、まずは社長がなりたい会社の姿を明確にして人事評価制度を活用しながら働き方改革を推進することをお勧めします。

中小企業診断士 大森 隆

 

ECS研究所(従業員満足と顧客満足を支援します)
中小企業診断士  大森 隆

TEL&FAX 042-848-0111
Mail  toomori-cs@grace.ocn.ne.jp
URL  http://ecskenkyujo.com

人事評価制度の構築・運営を中心にご支援します。

2.優しく、頼れる専門家!<働き方改革 編>
当協会会員のご紹介

星 昌宏
(ほし まさひろ)
<中小企業診断士>
<社会保険労務士>
 
得意ジャンル
人事制度構築・運営支援
経営支援(経営戦略・財務)

中小企業診断士&社会保険労務士の星昌宏です。
人事や労務管理を専門分野に経営支援を展開しております。

【働き方改革】は、大きく前進しております。

 今年4月から本格スタートしたのが、改正労働契約法による『無期転換ルール』です。パート・アルバイトや契約社員、派遣など有期雇用で通算5年を超えて契約更新している社員は、希望すれば無期雇用に転換できる制度です。

 労働基準法は、大改正の予定です。

 今回ご紹介するのは、「キャリアアップ助成金(正社員化コース)」です。

 通算して6カ月以上雇用されている有期契約労働者等を正規雇用労働者等に転換または直接雇用して、その後の雇用期間が6カ月経過(転換後6カ月分の賃金支給後2カ月以内に申請)した場合に、(中小企業で有期⇒正規の場合)1人当たり57万円〈生産性要件に該当する場合は1人当たり72万円〉を、その事業主に対し助成するものです。

 転換前の6カ月と転換後の6カ月の賃金総額を比較して5%以上増額していること、対象労働者が転換前に事業主に雇用されていた期間を3年以下に限ること、1年度1事業所あたりの支給申請上限人数20人に拡充(前年度は15人)、以上の3点が、平成30年4月からの新要件となります。

 ポイントは、緻密な申請手続きの日程管理と労働関係法規の厳格な遵守です。申請に必要な書類は、転換前及び転換後の労働条件通知書又は労働契約書、出勤簿・タイムカードや賃金台帳等です。10人未満の事業場でも就業規則の作成は必須です。

 労務コンプライアンスと人財マネジメントに真摯に向き合わない会社には、厳しい時代です。この機会に、労務管理の見直しや労働環境の改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。

本メールは info@tamaseibu.com よりinfo@tamaseibu.com 宛に送信しております。
一般社団法人 多摩西部コンサルタント協会 〒193-0943 東京都八王子市寺田町1100-8


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