一方、ターゲットである20代男性のオーラルケア行動・意識について調べていくと、そもそもあまりケア意識が高くない層である、ということに行きつきます(男性の学生達は、そもそもそのように思ったことでしょう)。そこで、オーラルケア以外のニーズを同時に解決するような提案が、主に女性の学生から何点かあり、その視点には感心させられました。
そして、男性の学生にとっては、自分自身がターゲットの商品企画なのですから、当然、自分が使いたい、買いたい、と思える商品を提案してほしかったのですが、そのように思っている学生はあまり多くありませんでした。
職能としての商品企画は、あくまでターゲットが欲しいと思うものを洞察し導出することがミッションです。ただし、自分が好きと思える企画であれば、仕様検討にもプレゼンにも当然熱が入るし、説得力も生まれてくるはず。このことは、事前には明確には伝えず、講義の行間で伝われば良いなと思ってきました。ただ、終了後に自分のプレゼンに満足できず悔しがっている学生の様子を見て、今後はもう少し伝わりやすく工夫をしたいと感じました。