【中小企業白書・小規模企業白書③ 中小企業のスケールアップ】
今年度の中小企業白書では、中小企業が「成長の壁」を打破する必要性が強調されています。

スケールアップの実現は、賃上げ、地域経済への貢献、輸出による外需獲得といった面から、日本経済全体の成長に大きく寄与するとされています。
⚫︎賃上げ:
規模拡大により、従業員1人あたりの人件費水準が上昇する傾向が見られます。

⚫︎域内経済への貢献:
スケールアップ企業は、地域内からの仕入額や仕入比率が高く、域内需要を創出し、地域の経済循環を担っています。
 
⚫︎輸出による外需の獲得:
企業規模が大きいほど輸出実施率が高くなり、直接輸出額も増加。外需の取り込みにより日本全体の成長に貢献しています。
また、白書では、力のある中小企業が売上高100億円規模の「100億企業」を目指して成長していくことの重要性も指摘されています。
「成長の壁」を打破するための戦略
中小企業がスケールアップを実現するには、複数の経営戦略と投資行動が鍵になるとしています。
1.経営戦略
特に重要視されているのが、人材の確保と育成です。
⚫︎売上100億円以上を目指す企業:経営者と同じ目線で判断できる経営人材、DXを主導できる人材の確保が重要です。
⚫︎売上10億円未満の企業:経営者にないスキルを補完する専門人材の確保、経営者への過度な依存を脱し、職務権限を委譲する体制づくりが求められます。
 
加えて、以下の点もスケールアップに有効な取り組みとして挙げられています。
⚫︎ガバナンス体制の強化(取締役会や社外取締役の導入)
⚫︎ビジョンの社内共有、経営の透明性向上
⚫︎経営計画の策定と継続的な見直し
⚫︎デジタル化・DXの推進による業務効率化と意思決定の高度化
⚫︎支援機関の活用による外部知見・ネットワークの導入
2.投資行動
成長に向けた投資行動として、以下の要素が挙げられています。
⚫︎
設備投資:生産・販売能力の強化を目的とする。
⚫︎M&A:人材やノウハウの獲得、市場シェア拡大を狙いとし、PMI(経営統合)の成否が重要。
⚫︎研究開発・イノベーション活動:製品やサービスの付加価値を高め、利益率を向上。
⚫︎知的財産の保護:持続的な競争優位性を確保する手段として重要。
⚫︎海外展開(輸出や海外直接投資):外需を取り込むことにより企業の成長スピードを一段と加速させる
<参考URL>
中小企業庁ホームページ 「中小企業白書」 詳しくはこちら→
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