【中小企業白書・小規模企業白書④小規模事業者の経営力向上】
今年度の小規模事業者白書では、小規模事業者が厳しい経営環境下で事業の持続的発展を実現するためには、経営力の向上、特に「差別化による独自の強みの創出」と「経営の自走化」が重要であると説明されています。
「差別化による独自の強みの創出」
差別化による独自の強みの創出は、売上増加につながる販路拡大や人材確保といった経営課題に対応するために重要であり、小規模事業者は、「高い品質」「希少価値・プレミアム感」「地域資源・文化の活用」「事業背景(ストーリー性)への共感」といった要素で差別化を図ることが有効としています。特に地方圏では、「地域資源・文化の活用」や「顧客との密着性・コミュニケーション」による差別化が重視される傾向があります。そして、自社の強みを最大限に活かすには、市場や競合他社の動向を分析する外部環境分析も重要であるとしています。
「経営の自走化」
経営の自走化に向けては、経営者のビジョンを明確化し、社内外で共有しつつ、外部環境や自社の強みを分析して経営計画を策定することを求めています。そして、計画策定が、業績や集客力の向上につながることを示してます。さらに、計画の「運用」(計画達成に向けた行動、進捗管理、評価、見直し)を継続することで、変化する経営環境に適応し、計画をブラッシュアップできます。こうした計画策定→運用の繰り返しが、経営の自走化につながるとしています。
一方、小規模事業者は時間的な制約から計画策定が難しい場合がありますが、商工会や商工会議所などの支援機関を活用することで、効果的な計画策定・運用が可能となります。経営計画の策定は、経営状況の把握や自社の強み・弱みの理解、補助金・融資の獲得など、多岐にわたる副次的な効果ももたらす、としています。
中小企業白書では、中小企業の経営者に対して「成長意欲」の必要性を指摘していましたが、持続的な発展を目指す小規模事業者についても同様に、経営者自身の努力・取り組みを求めていると言えます。
<参考URL>
中小企業庁ホームページ 「中小企業白書」
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