客員起業家制度でスタートアップエコシステムを活性化

ライノフラックス株式会社(京都市)は、京都大学イノベーションキャピタル株式会社、Beyond Next Ventures株式会社、グローバル・ブレイン株式会社が運営する株式会社島津製作所のCVCファンドを引受先とした第三者割当増資により、シードラウンドにて2億円の資金調達を行ったことを発表しました。

 

ライノフラックスは、地球規模で大量に存在するもののエネルギー利用が困難なバイオマス資源から、化学反応を適切に利用して大量の電気エネルギーと高純度のCO2を回収する独自技術(湿式ケミカルルーピング技術)を有する、京都大学発エネルギースタートアップです。そして、ライノフラックスは、「客員起業家(EIR:Entrepreneurs In Residence)制度」を活用して生まれたスタートアップとして知られています。

 

EIR制度は、起業を目指す人材がベンチャーキャピタル(VC)・事業会社等に一定期間所属し、その組織のリソースやネットワークを活用しながら新規事業の立ち上げを目指す仕組みです。特徴として、

・起業家にとっては、安定した環境で事業構想を練り、リスクを軽減できるメリットがある
・受入企業側は、外部の知見を取り入れて新規事業創出の確度を高められる。
・契約形態は業務委託や有期雇用など様々で、フェーズに応じて変更されることもある。
・EIRの選考では、事業推進力や領域への関心、チームとの相性などが重視される。
・事業検証のプロセスでは、受入企業のリソースを活用しながら、アイデアのブラッシュアップや市場調査などが行われる。
・成功確度の高い案件を絞り込むため、複数のステージゲートを設けている例もある。
・起業に至った場合、受入企業が出資するケースが多い。
ライノフラックスは、京都大学での研究成果を事業化するため、現CEOが京都大学傘下のVCである京都大学イノベーションキャピタルで客員起業家として準備を進め、今年2月に創業しています。
経済産業省がガイドラインを出していることからも分かるように、この制度は、日本のスタートアップエコシステム活性化の一助として期待されており、VCや事業会社、大学など様々な組織で導入されています。起業家の育成と新規事業創出の両面で効果が見込まれています。
(参考URL)
・ライノフラックス株式会社 2024年10月30日ニュースリリース「初回資金調達のお知らせ」 詳しくはこちら→
・経済産業省 2023年6月発行「客員起業家(EIR)制度の活用に関するガイダンス」 詳しくはこちら→
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