2024年度グッドデザイン賞②中小企業やスタートアップの受賞

2024年度グッドデザイン賞は、5,773件が審査の対象に対して1,579件が受賞しました。その中で、特に優れたデザインとして高く評価された100件が「グッドデザイン・ベスト100」とされ、このベスト100からは、「グッドデザイン金賞」20件をはじめとした特別賞が計32件選ばれています。金賞には、大企業だけではなく中小企業、スタートアップ、社会福祉法人や学校法人と、幅広い主体が選ばれています。


介護現場の課題を解決する製品

介護用洗身用具「スイトルボディ」で金賞を受賞した株式会社シリウスは、2008年創業、従業員数17名の家電メーカーです。今回の受賞理由については、「ベッドに寝たままシャワーを浴びることができ、介護における洗体の問題に画期的な解決を提供している」「介護者不足や老老介護が社会問題となるなか、介護者一人で簡単に洗体が行えるため、施設だけでなく自宅においても暮らしの質を大幅に上げることが期待できる」「介護施設での複数台の使用を考慮し、重ね置きが出来たり、ホースが一緒に収納できたりと、現場での知見が、誠実に丁寧にデザインに落とし込まれている」と発表されています。製品の意匠・デザイン性はもとより、介護現場での課題に対して質の高い解決策を提供していることが評価されています。
また、「スイトルボディ」は、東京都が主催し、都内の中小企業がその技術力を活かして開発した革新的で将来性のある製品・技術、サービスを表彰するコンテストである「令和6年度東京都ベンチャー技術大賞」で、特別賞を受賞しています。

株式会社シリウス ホームページより  詳しくはこちら→
高度な技術や技能で実現した製品
また、グッドデザイン賞特別賞の1つであるグッドフォーカス賞 [技術・伝承デザイン]は、2024年度に選ばれた中小企業のグッドデザイン賞受賞対象の中で、高度な技術や技能によって実現された、特に優れたデザインの製品であると認めるものが選ばれます。今年は、ViXion株式会社の「メガネ型ウェアラブルデバイス」、株式会社山忠の「重心バランス補正機能付き靴下」、シュポーン株式会社の「杖もしくは歩行支援具」が選ばれました。メガネ型ウェアラブルデバイスは、デジタル技術で個人の目の見え方に合わせてピントを調節するスムーズなオートフォーカスを実現するアイウェアで、弱視や老眼、近視など、様々な目の課題を持つ方に利用されています。重心バランス補正機能付き靴下は、インナー5本指構造とかかとのハニカムクッション、および横アーチサポートを備えた重心バランス補正機能を、高度な編み技術を用いて表現した点が高く評価されました。杖もしくは歩行支援具は、理学療法⼠の専⾨知⾒と実際の⽚⿇痺患者さんの声をもとに開発されており、杖という道具の役割を再定義し、単なる支えから歩行の推進力や姿勢改善を行う道具へと昇華させた点が評価されました。
このように、グッドデザイン賞は、デザイン性はもちろん、製品・サービスが提供する幅広い価値(機能性、社会課題の解決など)を評価し、選定されています。中小企業やスタートアップにとっては、対外的に製品やサービスへの信頼性を高める効果が期待されます。
(参考URL)
・グッドデザイン賞ホームページ(公益財団法人日本デザイン振興会)2024年度受賞結果  詳しくはこちら→
・株式会社シリウス ホームページ  詳しくはこちら→
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