2024年度グッドデザイン賞①デザイン経営のトップランナー企業が対象を受賞

⽇本デザイン振興会は、11月5日、2024年度グッドデザイン賞の最高賞である「グッドデザイン大賞」を発表しました。大賞には、障害の有無にかかわらず誰もが遊びを楽しめる遊具づくりを実現したプロジェクト「RESILIENCE PLAYGROUND プロジェクト」 が選ばれました。本年度は「勇気と有機のあるデザイン」がテーマに掲げられており、グッドデザイン賞受賞作1,579件の中から、今の社会におけるデザインを象徴するとともに、これからの社会にデザインができることを⽰すシンボルとして選出されました。

 

「RESILIENCE PLAYGROUND プロジェクト」は、インクルーシブな遊び場の提供を通じて、子どもたちの多様性を尊重し、共生社会の実現に寄与しています。具体的には、車椅子の子どもでも利用可能な遊具や、感覚過敏の子どもが安心して遊べるデザインなど、多様なニーズに対応した遊具を開発しています。審査委員からは、「遊具を通じて子どもたちの多様性を受け入れ、共生社会の実現に向けた具体的な提案となっている」との評価が寄せられています。

(グッドデザイン賞HP 2024年グッドデザイン大賞紹介ページより)
また、同プロジェクトは、地域コミュニティや教育機関とも連携し、遊具の設置や活用を通じて、地域全体で子どもたちの成長を支援する仕組みを構築しています。これにより、単なる遊具の提供にとどまらず、地域社会全体の意識改革にも貢献しています。デザインの力で社会の多様性と包摂性を推進するモデルケースとして、今後の展開が期待されています。

「デザイン経営」の成果
このプロジェクトを推進する株式会社ジャクエツは、福井県敦賀市に本社を置く企業で、幼児教育の教材や教具の企画・製造・販売を手掛けています。ジャクエツは、デザイン経営を推進する企業として知られ、各所でその活動が紹介されています。

 

2021年には経済産業省/特許庁が表彰する令和3年度知財功労賞において、「経済産業大臣表彰(デザイン経営企業)」を受賞しています。知財功労賞は、日本の知的財産権制度の発展・普及・啓発に貢献した個人及び知的財産権制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献した企業等を表彰するもので、「デザイン経営企業」部門は、世界に通じる優れたデザインを生み出し、知的創造サイクルの実践に寄与した人材やデザイン経営を取り入れながら、知的財産を有効活用する企業が表彰されています。

 

ジャクエツが経済産業大臣表彰を受けた理由として、「『未来は、あそびの中に。』というスローガンのもと、子どもの未来のためにより良いあそびの環境づくりを目指して積極的に外部デザイナーとコラボレーションしており、プロダクトデザインという個別施策だけにとどまらず、経営戦略としてデザインを活用している」ことや、「製品開発においては、外部デザイナーの新たな視点と、社内デザイナーの安全性や遊びに対する知見を融合し、製品・サービスを企画。社内デザイナーは、リサーチから、企画、開発、販売促進と各工程に関わり、一貫したデザイン活動をおこなう体制を構築している」ことが挙げられており、ジャクエツではデザイン経営のための社内体制を作り、実践していることがうかがえます。今回の大賞受賞も、こうしたデザイン経営への取り組みの成果の1つといえるでしょう。

<参考URL>
・グッドデザイン賞ホームページ(公益財団法人日本デザイン振興会) 2024年グッドデザイン大賞  詳しくはこちら→
・株式会社ジャクエツ 2021年4月9日 プレスリリース  詳しくはこちら→
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