(以下、レポートより)
今回のレポートでは、過度な刺激やあふれるコンテンツ、絶え間ないデジタルノイズといったオンライン世界の喧噪を「ambient chaos(アンビエント・カオス)」と定義づけ、現在の消費者を取り巻く環境の特徴であることを明らかにしました。こうした状況の中、Z 世代は、よりゆっくりとしたペースで、優しい、自分の意に沿ったオンライン体験を求めて、これまでのデジタル行動のルールを書き換えつつあり、その傾向は 2026 年の 3 つの主要なカルチャードライバーとして表れています。
①感情的な安らぎや帰属意識:居心地が良く、自己を肯定してくれる空間への欲求とそこから生まれる原点回帰への美学。
②模倣よりも、キュレーション:個性や心地よさを生む、意図的な選択による自己の定義。
③現実に根ざした楽観主義:現実に根ざしながらもよりよい未来を思い描き、創造的な回り道を楽しむ姿勢。
こうした傾向の裏付けとして、
・世界の Pinterest 月間アクティブユーザーの 4 人に 1 人が、ビンテージやレトロアイテムの収集など、ノスタルジックな気持ちになれる活動を増やした。
・Z 世代とミレニアル世代の 4 分の 1 以上が、手書きや手紙のやり取りを再び生活に取り入れており、アナログ習慣への回帰も目立っている。
・Z 世代ユーザーの約4割が「トレンドはクリエイティビティを刺激する」と回答しており、Pinterest を発見(模倣)する場所ではなく、自分らしさをデザインする(キュレーション )ための空間として活用している。
・「BOHO リビング」 や 「アフロシックインテリア」 といった検索の増加は、ルーツや文化性に根ざしたインテリアへの関心を示しており、こうした動きは「アフロボヘミアン インテリア」というトレンドにつながっている。
・住空間において、暖かく安心感のある色に惹かれるユーザーが 45 %、住まいのリフレッシュが気分改善につながると答えるユーザーが 26 %に上り、消費者がインテリアを活用し、より穏やかで心を回復させる空間づくりを行っている。
といったデータを上げています。
(以上、レポートより) |