DE&Iを推進する教育

障害のある人のアート作品販売を手掛ける福祉スタートアップのヘラルボニーは、1月31日にWiLをリード投資家として、M Power Partnersおよび電通ベンチャーズSGPファンドより新たに資金調達を実施したことを発表しました。国内事業のさらなる拡大、海外のアーティスト連携およびアートの価値向上に注力するため、としています。国内事業のうち、個人向け事業としては、3月に岩手県盛岡市にフラッグシップストア「ISAI PARK」を、さらに東京に「HERALBONY LABORATORY GINZA」をオープンします。ギャラリーも併設するストアは、ライブペインティングなどを通して来場者が作家や作品と出会うことができる場とし、「障害に関する価値観が変わる」体験を提供するとしています。

 

一方、法人向け事業では、パートナー企業がヘラルボニーの契約作家の作品IP(知的財産権)をブランディングに活用する動きが加速しており、年間の取引企業数は過去2年間で3倍以上に急拡大しています。加えて、国内企業や自治体、大学などの教育機関において、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン…多様性:Diversity、公正性:Equity、包含性:Inclusion)推進のニーズが高まっていることに呼応して、研修・教育事業や、アクセシビリティ推進支援事業が急成長しており、事業成長をさらに加速するため、新たな人材の採用を積極的に行うほか、障害・福祉の課題解決のための新規事業立ち上げに投資していくといいます。

 

研修事業を経営の柱に
ヘラルボニーは、2023年11月から、組織のDE&Iを促進する体験型プログラム『DIVERSESSION PROGRAM』の提供を開始しています。「講演会+ワークショップ」「ボードゲーム型ワークショップ」「福祉施設訪問+ART創作ワークショップ」の3つのセッションで構成され、「肌で感じる体験」を重視した内容です。セッションを通じて、多様性への理解・考え方を養う基礎から、社員一人ひとりが組織のDE&Iアクションの具体化を行う応用まで伴走するといいます。また、昨年4月からは、新たに経営層向けのプランの提供を開始しています。2024年4月から民間事業者向けに義務化された合理的配慮の提供等・現代の経営環境の変化について理解を深めることができるものとなっています。

 

研修後はDE&Iの重要度に対する評価が上昇しており、経営陣は「2年後には研修事業を経営の柱に据えたい」としています。DE&Iの重要性が叫ばれる中、その推進を経営の中核に置こうとする取り組みの成果に期待したいと思います。

株式会社ヘラルボニー 2025年1月31日ニュースリリース
「【#異彩の日】ヘラルボニー、WiLをリード投資家としてM Power Partnersおよび電通ベンチャーズSGPファンドより資金調達を実施」 詳しくはこちら→
株式会社ヘラルボニーHP「DIVERSESSION PROGRAM」 詳しくはこちら→
日本経済新聞電子版 2024年6月12日「福祉スタートアップのヘラルボニー、海外展開や研修参入」 詳しくはこちら→
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