ダ・ヴィンチを考察する上で欠かせない 一番有名な絵画では「 モナリザ 」があります。
これまで、ありとあらゆる手法でモナリザの魅力の秘密が研究されてきました。その中でも特に不思議なのが、表情の左右非対称性です。モナリザが多くの人を惹きつける不思議な魅力を持っているのは、ダ・ヴィンチが脳の顔認識の左右差もすべて計算に入れて意図的に描いているという説があります。
私たちは絵を見て美しいと感じるとき、脳の右半球より、左半球が活性化しているという実証データが得られています。モナリザは顔の左半分を見る側に傾け、微笑みを浮かべています。これは視覚効果として脳のコミュニケーションをつかさどる左半球を刺激していることになります。モナリザの顔の右半分は、どこか不安そうでなんともいえない複雑な表情をしています。これは視覚効果として脳の右半球を直感的にネガティブ表情に注意する命令として刺激しています。この右半球、左半球、脳への刺激が2つ同時に処理されることで、コミュニケーションしやすそうな親しみ深さを感じるのに、どこか不安で陰るものを感じさせるミステリアスな女性に映り、私たちがモナリザに心惹かれる正体なのかもしれません。 モナリザにはモデルとなった人物像、歴史的背景、構図など、様々な角度からどの視点から見ても不思議な魅力がある作品です。
レオナルド・ダ・ヴィンチとモナリザ.....
芸術家であり、科学者であり、発明家でもある、まさに万能の天才。
ダ・ヴィンチは芸術家でありながら、学者としての側面も非常に強く、流体力学、生物における熱力学、大自然の法則、宇宙の真理まで追い求めた探究者でもあります。