エクストリームユーザーに学ぼう
株式会社ポーラは、自社製品である宇宙発想のスキンケア製品「コスモロジー」が2024年度に出品したデザインアワードを全て受賞したことを発表しました。受賞したのは
・「第63回2024年ジャパンパッケージングコンペティション」経済産業省商務情報政策局長賞
・「第46回2024日本パッケージングコンテスト」
・「日本パッケージデザイン大賞2025」
・「2024年度グッドデザイン賞」
・「Pentawards2024」ゴールド賞
・「Red Dot Award: Brands & Communication Design 2024」Red Dot賞
・「iFデザインアワード2025」
の7つです。

過酷な環境での使用を想定したデザイン
コスモロジーの開発は、2020年9月に、「宇宙ライフを美しく快適に」をコンセプトとしてANAホールディングス株式会社と共同でスタートしたプロジェクト「CosmoSkin」に端を発します。宇宙では、水の使用に制限があり、乾燥しやすい環境や隔離空間による緊張状態、微小重力という、心身ともに負荷のかかる状態にあります。この問題に対応するため開発されたクレンジングウォッシュとローションクリームは、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載可能な品質であることはもちろん、みずみずしい水を感じられるテクスチャーや香りによって気分まで豊かにうるおうような感性品質も兼ね備えています。また、この2種類でケアが完結でき、過酷環境でもストレスなくスピーディに使える特徴も有しています。

 

そして、もう1つ注目されるのが、消費者向けプロダクトのパッケージデザインです。どこでも誰とでも繋がりを感じられる、言語を超えたボーダーレスなコミュニケーションをデザインのテーマとしています。容器に付属されている、しぼりツールと一緒に使い続けることで、ツールが動くたびに眉や口になり、笑ったり、怒ったり、まるで人の顔のように、様々な表情が生まれます。過酷なストレス環境下でも、ふっと気持ちが軽くなる、人の心まで明るく豊かにするようなデザインとなっています。

エクストリームユーザーからインサイトを得る
極端な環境での使用を想定した商品が、一般消費者にも浸透する例は少なくありません。近年で言えば、ワークマンは元々作業服のアパレルブランドですが、時には厳しい環境にもなる作業現場で使いやすいようにデザインされた機能性の高さは一般消費者にとっても有用であったため、デザインを洗練させることで広いターゲットに受け入れられるようになりました。また、商品開発において革新的なアイデアを創出するための方法の1つとして、極端な行動や特性を持つ「エクストリームユーザー」を対象に調査を行うことが挙げられます。例えば調理器具であれば、一流のシェフや、逆に一切料理をしない人を対象に調査するというやり方です。こうした極端な属性にある人々が無意識のうちに行っている言動からインサイト(洞察、気づき)を獲得し、商品開発の糸口を探すものです。

 

「コスモロジー スペースクルーキット」は、今年3月15日よりミッション開始予定の大西卓哉宇宙飛行士のISS長期滞在中に搭載され、使用される予定となっています。宇宙空間においてどのように評価されるのかも注目されるとともに、宇宙での実使用を踏まえて、更なる改良が図られることも期待されるでしょう。

(参考URL)
・株式会社 ポーラ 2025年3月12日プレスリリース  詳しくはこちら→
・株式会社 ポーラ 2025年3月15日プレスリリース  詳しくはこちら→
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