訪問型保育現場の課題
共働き世帯が全国で約7割となり、病児保育、送迎時の見守り、在宅ワーク時の保育など、訪問保育のニーズは増加傾向にあります。しかし、訪問型の保育現場は施設型と異なり、家庭環境がすべて異なり、保育に最適化されていないため、環境的なリスク要因も様々です。また、保育者が単独で活動することが多く、多くの事柄にひとりで考え対応することが求められ、孤独感を感じやすい特性があります。ノーベルが2023年に実施した調査によると、訪問保育者には「安定した勤務・収入」「バックアップ体制」「学びの機会」「仲間・相談先」など6つの課題があり、特に「学びの機会」の確保が重要視されています。
ソリューション
そこで、ノーベルは、長年の保育現場で培われた知見を体系化し、保育者がいつでもどこでも学びつながることを可能にした「ノーベル先輩」を開発しました。これは、保育現場の不安や課題を質問・相談し、ヒントを得てすぐに実践につなげられる支援ツールです。このプラットフォームの基盤となっているのは、15年間の膨大なノウハウを25のパターンに体系化した「パターンランゲージ」など、ノーベルがこれまで実施してきた学びの仕組みです。試験運用では以下の3つの機能を搭載しています。
①ノーベルの保育ルールを調べる:解熱剤の使用方法など、判断に役立つ情報(注意事項含む)を提示。
②保育での困りごとを解決する:特定の状況や子どもの様子に合わせた声掛けや工夫例を提示し、パターンランゲージに基づいた実践事例を参照可能とする。
③こどもの特性や発達について調べる:発達段階ごとの特徴や発達障がいに関する情報の提供。 保育者が質問すると、パターンランゲージに紐づいた実践事例を含む複数の選択肢が「先輩からのアドバイス」のように提示され、保育者はこれをヒントに自ら判断し実践に活かすことを目指しています。 |