Newsletter April.2026 vol.20
 
2026年度 新年度のごあいさつ
 
みなさま
いつもたいへんお世話になっております。
2026年度もよろしくお願い申し上げます!

やどかりプラスは、「住まいとつながりをすべての人に」というビジョンのもと、「すべてを失ってももう一度つながれる社会」「身寄りがなくても身寄れる社会」を目指して日々活動していますが、この2026年度、大きな転換期を迎えています。2007年「保証」の提供を軸として居住の支援を始めたやどかりですが、新たな住宅セーフティネット制度の進展により、「保証」というしごとは国にお返しし、「つながり」というより根源的な課題に挑戦しようとしているのです。

【地域ふくし連帯保証の縮小】
まず公営住宅における保証の提供を中止します。全国的にはすでに50%以上の公営住宅において保証人制度が廃止されています。この流れを鹿児島県においても加速させます。民間賃貸住宅における保証の提供も可能な限り、一般の保証会社の利用等その他の方法により支援を行います。ただし、精神科病院からの退院支援等、地域ふくし連帯保証だからこそ支援が可能なケースもありますので、一定の範囲で継続します。

【地域居住支援体制の整備
地域の不動産事業者や福祉関係者と連携・協働し、住宅の確保に支援を必要とする高齢者・障害者等があたりまえに住居を確保できる地域を目指します。
つまり、保証の提供をすこし脇において、「地域居住支援体制の整備」という普通の居住支援を実践するのです。

【みよるネットワーク】
次に『身寄り』問題の解決に向けて2026年度、やどかりプラスは「みよるネットワーク」という新たな事業を開始します。
やどかりプラスは、身寄りとは家族・親族に限られたものではなく、地域のなかでのつながりも身寄りだと考えています。そこで、地域の中で新たな身寄りを得ることを「身寄る」という動詞で表現し、「身寄ることのできる社会」への変革に挑みます。
 
その他にも、
■安否確認や福祉へのつなぎ機能を備えた「居住サポート住宅」
■身寄りがない人がつながり・知りあい・支えあうことで自らあんしんを獲得する「つながるあんしん事業」
■公営住宅を活用して生活困窮者等に対する居住支援とまちづくりを一体的に実現するプロジェクトといった事業も進めていきます。

「すべてを失ってももう一度つながれる社会」「身寄りがなくても身寄れる社会」は、私たちだけでは決して実現できません 。当事者の方々、地域の様々なプレイヤー、自治体・国等とともに、手を取り合い、一歩ずつ未来をデザインしていきたいと考えています。

本年度も変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2026年4月
特定非営利活動法人やどかりプラス
理事長 芝田 淳
〈動画配信参加申し込みはしたけど、当日どうしても参加できなかった!もう一度見て頭の中を整理したい!という方々へ、各プログラムごとに限定公開で順次配信いたします。(4月末日まで)
今月はやどかりプラスの報告と参加いただいた団体様の活動紹介です
来月は好評いただいたパネルディスカッションの動画を公開いたします。
※動画リンクの拡散はご遠慮いただきますようお願いいたします。
 -Topics -
【みよるネットワークサイト 公開真近!】
身寄りがない当事者及び身寄りがない人を支援する支援者・支援機関・行政の双方向コミュニケーションプラットフォーム「みよるネ」。当事者が自ら解決に向けた糸口を求めるとき、「みよるネットワーク」をとおして、同じ境遇にある人たちとつながる・知りあう・支えあう、つまり「身寄る」ことができます。
 
インスタグラムはじめました!
Facebook Xとあわせてやどかりの活動を発信してき、幅広くみなさまとつながっていきたいと思います!フォローよろしくお願いします!
- Series -
身寄る!やどかりライフの支えあいダイアリー 【Vol.003
やどかりライフ参加者のみなさんの間で起きている日々の支えあいの様子をお伝えいたします。
 
〜支えあいの連鎖〜
 
「こんにちは!」「そろそろ出発しましょうかー。」
「はいー。ありがとうございますー!」
 
その日、市役所で障害者手帳の更新が必要だったYさんを迎えに、ピアサポーター(やどかりプラスにアルバイト雇用されている当事者)のSさんが来ました。実はSさん、その直前まで当事者どうしのつながりが全くない生活を送っていました。
 
Sさん28歳。一度生活保護を受給するようになりましたが、仕事をはじめて生活保護を廃止しました。その後、仕事を辞めて、家賃や光熱費を滞納してしまうようになり、再度生活保護を申請しました。そんな時、ピアサポーターが、「同じことを繰り返さないためにも、司法書士の先生に金銭管理をお願いしよう。まずは滞納してる分を返済しながら、生活保護できちんと生活していけば大丈夫。」と話をしたところ、Sさんは「はい。そうします。」と素直に受け入れました。その後、居場所サロン「CoCoDe」にも顔を出すようになり、当事者どうしのつながりが生まれました。
 
Yさん55歳。2年ほど前に心不全を患って働けなくなり、やどかりの地域ふくし連帯保証を利用されました。足も悪く、杖をついて買い物などに行っていましたが、それも辛くなってきたため、宅配をとって食事をされていました。今年の1月に腎臓を患い、1ヶ月間入院され、退院後は週3回の透析が必要になりました。
 
Sさんが初めてYさんの支援をしたのは、退院支援でした。
 
Yさんが入院中、他のピアサポーターがたまたま同じ病院の同じフロアに入院中の方の支援をしていたところ、看護師さんに「やどかりさんの方がもう一人入院されてますよ。」と声をかけられて、部屋に行くとYさんがいらっしゃいました。Yさんは、ピアサポーターの支援に対して遠慮しがちで、何とか頑張って自分で何でもしようとする方でした。「困ってることは何でも言ってくださいよ。」「退院する時、車で迎えに来て荷物も運びますよ。」とピアサポーターが声をかけ続け、「それじゃ」といった感じで、退院支援を申し出ました。
 
そこで、ピアサポーター活動を始めたばかりのSさんが退院支援をすることになりました。帰りの車中で、Yさんから「実は、障害者手帳の更新があって市役所に行かないといけないのですが、それもお願いできたりしますか。」と相談があり、Sさんは「もちろんです。」と市役所の同行支援の依頼を受けました。
後日、市役所に同行し、担当窓口で障害者手帳の更新をすることができました。
 
今回Sさんは、当事者コミュニティの存在とその働きかけにより、明確に意識の変化、生活の変化が生まれました。「一人で部屋にいるより、みんなと動いている方が楽しいし、時間を無駄にしなくていい。」と嬉々とした表情を見せる、現在のSさんです。

 

【広報】SNSフォロー・ご寄付による支援のお願い

やどかりプラスではHPやSNSでやどかりの活動やニュースについて情報発信を行っています。フォローや拡散に是非ご協力ください。また、ご寄付により活動の支援をいただきますようお願い申し上げます。

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