身寄る!やどかりライフの支えあいダイアリー 【Vol.002】
やどかりライフ参加者のみなさんの間で起きている日々の支えあいの様子をお伝えいたします。
〜玄関の鍵を開けていた方が安心!?〜
「おはようございます!」ガチャ!「すいません!食事中でしたか!」
「いいよいいよ!まあ、上がっていきー。」
前回に引き続きピアサポーターNさんの訪問活動。
Nさん39歳。昨年、ホームレス状態に陥り、やどかりプラスにつながった方です。
居場所サロンに通い、ピアサポーター(やどかりプラスにアルバイト雇用されている方)と気が合ってよく話すようになり、現在は自身もピアサポーターとして活動しています。
Sさんは15年ほど前にホームレス状態となった時に芝田理事長とつながり、支援を受けて入居し、仕事を始めました。しかし病気を患って退職し、部屋で孤立状態に。月に1回、相談員との電話で病気のことを話したりしていましたが、人に頼るのが嫌という性格で、支援に関して消極的でした。住んでいるマンションは3階でエレベーターもなく、肺気腫のため階段の上り下りも辛いという状況でした。ある時、同じマンション内で孤独死があったことを知ったSさんは不安になり、ピアサポーターに病気のことや心配事を話すようになり、引越し支援を受けてNさんが住む隣のマンションの1階に引っ越しました。
「こんにちは〜!」Nさんが腎臓を患って透析が始まったSさんを気にかけ、訪問しました。Sさんは透析終わりに体調不良となることがしばしばあったからです。しかしその日は、いつもなら帰ってきている時間に帰ってきていません。数時間後、「透析中に気を失って倒れた」と病院から電話が入りました。
Nさんが病院に駆けつけた時には、意識が戻っていたSさん。
「大丈夫ですか!?びっくりしましたよ!」
「悪いね〜。全く覚えてないけど気を失って倒れたらしいんよ。」
「怖〜!」
その後4週間入院となりました。
退院後、自宅での酸素が必要となり一緒に説明を受け、ケアマネさんと相談の上、介護ベッドも入れました。
それ以降のSさん「玄関の鍵は常に開けてあるからね!」
何かあった時にNさんや他のピアサポーターがすぐに入れるように、鍵を開けている方が安心で安全だとSさんは語ります。 |