①構造分析
その人の性格傾向を表現しているP・A・Cの自我状態を使って自分自身を分析する方法です。
P・A・Cのバランスや強弱を観察すると、自分の性格傾向が客観的に分かるので、その性格が基になって起こりうる問題を知り、問題が起こる前に対処方法を考えることができます。
3つの自我状態から主導権を握っている自我が分かると、およその性格傾向が見えてきます。自我状態の測定には「エゴグラム」を使います。
②交流パターン分析
交流パターン分析とは、対人関係において自分のどの自我状態から相手のどの自我状態に
メッセージを発しているかを明らかにする分析です。交流パターン分析では、コミュニケーションを、スムーズなやり取りが進む相補的交流、やりとりが滞り、緊張が生じる交差的交流、やり取りに隠された意図が含まれる裏面的交流に分類します。
③ゲーム分析
ゲーム分析は、不快感情と非生産的な結末をもたらす定型化した一連の裏面的交流である
「ゲーム」を分析するものです。ゲーム分析では、自分が意識せずに非生産的なやり方で、相手を操作したり、相手に反応している傾向に気づき、修正を図ります。自分の演じているゲームへの気づきを深める際には、バーンが作成した約 30 のパターンの典型的なゲームをまとめた表を利用できます。
④脚本分析
脚本分析は以上の 3 つの分析を行った後に行うものであり、本格的な心理療法であるとされる。「脚本」は親の影響のもとで形成される、人生への反応様式を決定づけるものである。
脚本の影響力は強く、強迫的に従ってしまうため、あたかも脚本があるかのように同じ人生ドラマを繰り返す。たとえば、アルコール依存症の父親を持った人が配偶者にアルコール依存症の人を選んでしまう、虐待を受けて育った人が親になったときに子どもに虐待をしてしまう、などが脚本にあたる。そこで、脚本分析では「今、ここで」脚本を書き換えることを通して、人生を自らのコントロール下に置くことを目標とする。 |