ロープレ試験対策特集③
メルマガ第601号をお送りします .

今日のコラムは「相手に合わせる」を中心に説明します。ロープレ試験は相手がいることが特徴の試験です。相談者役のキャリコンは発言や表情、しぐさでさまざまな情報を提供してくれます。是非その情報を活用してください。そして、そのことが試験での受験者の評価につながります。そのことを認識してから試験に臨むとロープレ試験が違う見え方をしてきます。
登録無料】夢ロープレ研究室の会員になって限定特典をゲットしよう

国キャリ・2級技能士を受験される方だけでなく、資格取得後のスキルアップを考えている方にもお役立ち。

「夢ロープレ研究室」では、無料の会員登録を受付中です! 登録は無料です

 

ご登録いただくと、キャリアアップに役立つ「会員限定の特別コンテンツ」が閲覧可能になります 。 さらに、公開セミナーやイベントへ「割引価格」でご参加いただけます 。 会員だけが予約できる無料相談(資格試験対策・資格の活用法等)など、特典が盛りだくさん!

 

この機会にぜひご登録ください。

▼詳細はこちらをご覧ください
 https://career-c.sognoplanning.com/?page_id=2847

相手に合わせる

ロープレを行うときに気を付けることは何ですか?と質問された時に私は➀相手に合わせる②できるところを見せるの2つですね、と答えています。もちろん純粋にキャリコンスキルの向上を目的としたロープレ演習の場合は違ってきます。

 

国家資格のキャリアコンサルタント試験、特にキャリ協では第18回試験あたりから、ロープレ試験で色々な個性の相談者役が出てきているようです。受験者から聞いた話の中だ代表的な例を2つほど挙げると以下のようなパターンです。

 

【事例1】

相談者は自分は何をして良いか分からないの一点張りで、全然話が先に進まなかった。面談が行き詰まり、自分はだんだん焦ってきた。苦し紛れにうっかり「〇〇さんとしてどうしたいですか?」と訊ねてしまった。すると相談者は「それがわからないから相談しに来たんだ!」と激怒し、冷ややかな場になってしまった。自分の頭の中は真っ白になってしまい、当然、そのあとグダグダになってしまった。

 

 【事例2】

相談者は最初からキャリコンからの投げかけに対しとても投げやりであった。問いかけにはまともに回答してもらえず、全然話が進まない。せめて何とか主訴を確認しようと粘り強く問いかけをしても、相談者は同じことを繰り返すばかりであった。そして相談者はどんどん不愉快な表情になっていく。余りの相談者の態度に自分もだんだん腹が立ってきて感情を押し殺してロープレを続けるのに必死だった。

 

これらはロープレ試験で不合格だった方とギリギリで受かった方のリアルな感想です。二人の受験者はどちらも「相談者役が自分に合ってなかったのだと思う。ロープレを練習している時にはこんなことはなかった」という主旨の感想を述べていました。一人の方は相談者に問題があると怒っていました。

 

それでは、これらのケースの相談者には問題があったのでしょうか?実際にそのロープレを私自身が見ているわけでは無いので、相談者役の人に問題があったのではないか?との受験者が考えることがおかしいと否定まではできません。ただ、かなり濃い相談者役であったということが伺えます。

 

さて、これらの事例は相談者役の問題なのでしょうか?私は必ずしもそうでは無いと考えています。実はこの2人に共通している問題がある可能性が高いと思います。つまり、「相手に合わせていない」ということです。

 

これらのキャリコン受験者は相談者役に合わせることができなかった。そのため相談者役はラポール形成に努めていないと判断し、ラポール形成ができない面談の対応を行う。そのような場だったのではないかなと思います。

 

ラポール形成ができた、できなかったの判断は相談者役の主観で決められます。つまり。キャリコンの資格を持っている相談者役がラポール形成のステップにどのように考えているかで結果が違うのです。

 

とはいえ、少なくともキャリコン受験者が相手に合わせていれば、このようなぎくしゃくした状況になりません。ラポール形成につながりにくいキャリコンの対応であれば、相談者役は何らかの形で態度でそれを示すでしょう。そのシグナルを見落とさないようにしましょう。

 

また、全く話さない相談者役の話をよく聞きます。話さないと言っても来談目的を話さないことはないでしょう。来談目的を聴くやりとりのキャリコンの対応がまずかった可能性が高いと思います。これも相談者役をしっかり観察することで対応が可能です。

 

ロープレ試験直前、相談者をしっかり観察することを心に留めておいてください。

ロープレ試験は「ロープレの内容」ではなく「受験者のスキル」を確認
これまで多くの受験生から試験後の報告を受けているのですが、「ロープレ上手くいきませんでした」「話を全然聴けなかった」「何だか良く分からなかった、ダメそう」といった声が大部分を占めています。
 
そんな連絡を頂いた方が、結果の通知を見ると「74点」「65点」とか決してギリギリでは無い結果だったりします。ちなみにこれまで「できた!」と連絡を頂いた方はただ一人で、その方はその回は不合格でした。
 
この受験生の認識と結果のギャップは何でしょうか?この現象を見て「何か違う作用が働いているのでは?」と陰謀論をまことしやかに語る方がいらっしゃいますが、私は違う見解を持っています。
 
ロープレ試験は相手(相談者役)がある試験です。相談者役としては多くの人(おそらくは国キャリ以上のホルダー)が登録しており、それぞれが別のケース、設定、役作りでロープレを行なっていますそのように個人差でばらつくようなものは試験としては適切でないのでは?という考えもあると思います。
 
そのような欠点があるのに、なぜキャリコン試験はロープレ試験を行うのでしょうか?それはロープレの内容云々ではなく、受験生が目の前の相談者との相談を進めるために、どのようなスキル(関係構築・傾聴・問題把握)を示しているかを確認しているからです。
 
そのため、相談者が余り話をしてくれなくて、問題把握どころか主訴の把握までもぼんやりだったな、というロープレが良い評価を受けたりするのです。本人では無いので推測でしかないのですが、その受験生は相談者に話をしてもらおうと、一生懸命相談者に寄り添い、知らない間に色々なスキルを使ったのだと思います。
 
先のコラムで「相手に合わせる」意味についてご説明しましたが、受験生が見せるべき一番のものは「相手に合わせる」なのです。ロジャーズはカウンセラーは「カウンセラーはクライエントとの関係の中で一致している状態、統合している状態であること」をカウンセリングの条件としています。

そうなると、試験の評価基準の中にそのロープレの中で受験生は「相談者との間に一致している状態」を作っているかが採点基準に入っていると考えるべきでしょう。
 
これからロープレ試験に臨むにあたっては、以上のことを理解いただき、目先の相談者とのやり取りで色々考えるのではなく、相談者との間に「一致した状態」を作ることに専念すべきでしょう。

皆さんの検討を祈念します!
メルマガ名:キャリコン試験対策メルマガ(第601号) 
発行者  :夢ロープレ研究室
発行責任者:中島則生
発行会社 :ソーニョプランニング株式会社
正しく表示されない場合はこちら
このメールは、ソーニョプランニング株式会社からのメール配信をご希望された方に送信しております。今後も引き続きメールの受信を希望される方は こちらをクリック してください。 今後メールの受信をご希望されない方は、こちらから配信停止手続きが行えます。
本メールは info@sognoplanning.com よりinfo@sognoplanning.com 宛に送信しております。
〒220ー0004 神奈川県横浜市西区北幸1丁目11番1号水信ビル7F,


全てのメーリングリストから配信を停止する。 配信停止 | 登録情報更新