今日は「労働経済の分析」「労働調査」についてです
「職業能力開発基本計画」「労働経済の分析」「労働調査」は国キャリ、2級技能士試験ともによく出題されますので、受験前に一度概要をつかんでおくとかなり助かります。
 
内容自体は難解な訳ではなく、社会情勢を正しく理解しているかを確認するための問題とも言えますので、一言一句きっちりと覚えるのではなく、社会情勢はどうなんだ、という大枠での把握、というよりは報告書と自分の認識とが合っているかの確認をすると良いと思います。
目次
 
  1. 【重要】メルマガ配信方針の変更と、7月国キャリ試験に向けて
  2. 「労働経済の分析(労働経済白書)」と「労働調査」について
  3. 令和7年版労働経済の分析
  4. 令和7年版労働経済の分析:試験に出そうな切り口10
  5. 労働力調査(基本集計)2025年(令和7年)平均結果
  6. 労働力調査(2025年)から読み解く試験対策ポイント10選
【重要】メルマガ配信方針の変更と、7月国キャリ試験に向けて

いつもメルマガをお読みいただき、ありがとうございます。

中島です。

7月5日の国家資格キャリアコンサルタント試験まで、残り約2週間となりました。

受験される皆さんにとっては、不安も焦りも大きくなる時期だと思います。


「何を優先すればよいのか」
「このままの勉強で本当に大丈夫なのか」
「新しい教材を増やすべきか、それとも今の学習を深めるべきか」


日々、受験される皆さんと向き合うなかで、私自身、改めて考えるようになったことがあります。


それは、情報を届けるだけでは十分ではない、ということです。

 

これまで私は、キャリア理論、制度、試験対策、学習の考え方などを、できるだけ多くの方に無料でお届けしてきました。

 

一人でも多くの受験生に、間違った努力で遠回りをしてほしくない。
その思いは、今も変わりません。

 

ただ一方で、「役立つ情報を届けること」自体が目的になり、届けたあとに、その方が本当に理解できたのか、本番で使える状態になったのかまで、十分に責任を持てていなかった面もあったと感じています。

 

知識を読んだことがある。
理論の名前を知っている。
制度の説明を見たことがある。

 

それだけでは、本番で正誤を判断することも、似た選択肢の違和感を見抜くことも、論述で必要な言葉を選ぶこともできません。

 

本当に必要なのは、

・何が問われているのかを見抜くこと
・誤っている選択肢を、自分の言葉で説明できること
・限られた時間の中で、優先順位をつけること
・本番で迷いを減らし、自分の答えを選べる状態になること

だと考えています。

 

そこで、今後この無料メルマガは、毎週火曜・木曜の週2回配信へ変更します。

 

無料メルマガではこれからも、試験に向き合うための重要な視点、制度や理論の整理、学習の方向性など、皆さんの土台になる情報を厳選してお届けします。

 

一方で、合格に直結する「何を優先し、どう理解し、どう解ける状態まで持っていくか」という実践的な部分については、有料プログラムやクローズドな環境で、より具体的に、より責任を持って支援していきます。

 

これは、無料の情報発信を軽くするためではありません。

 

むしろ、本気で合格を目指す方に対しては、「届けて終わり」ではなく、結果につながるところまで向き合う支援に変えていきたいと考えたからです。

 

その第一弾として、7月5日の学科試験に向けた
「10日間総仕上げプログラム」
を開始しました。

 

このプログラムでは、キャリア理論の混同を整理しながら、四肢択一の選択肢をどう読み、どこで違和感を持ち、どう誤りを見抜くかを、10日間で集中して確認していきます。

 

「知っているのに選べない」
「似た理論で迷う」
「誤答の理由を説明できない」
「直前期に何をやるべきか絞れない」

 

そんな状態から抜け出し、残り時間を合格に必要な論点へ集中させるためのプログラムです。

 

先行申込価格は、6月22日まで 2,200円(税込) です。

試験直前に必要なのは、教材を増やすことではありません。
今の自分に必要な論点を絞り、理解を「本番で使える状態」まで深めることです。

詳しい内容とお申込みは、こちらをご確認ください。

👉https://career-c.sognoplanning.com/?p=3331

無料メルマガも、これまで以上に内容を厳選してお届けします。


そして、より深い支援が必要な方には、結果につながる形で、しっかり伴走していきます。

中島則生

「労働経済の分析(労働経済白書)」と「労働調査」について

本日は学科試験によく登場する「労働経済の分析(労働経済白書)」と「労働調査」をご紹介します。

 

労働経済の分析からの出題は多い時には3問なのでかなり重要です。労働調査もよく使われる情報です。重要ですが概要を読んでイメージを持っておけば、割合負荷は少ないので、今回は概要を全文掲載します。

 

今日の内容は生ものの情報を扱う分野なので、過去問による勉強が余り意味を為しません。今日はざっと読んでイメージをつかんでください。

令和7年版労働経済の分析
「労働経済の分析」の概要は下記リンクよりダウンロードできます。以下にポイントを抜き出し出題されやすいと考えるポイントを朱記していますのでご参照ください。
 
令和7年版
<概要>
https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/001567834.pdf
<本文:令和7年版 労働経済の分析>
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/roudou/25/25-1.html
 

9月に今年の「労働経済の分析」(令和7年版)が発表されました。 今回の大きなテーマは、ずばり「人手不足が続くこの状況で、どうやって経済成長を続けていくか?」についてで、かなり突っ込んだ分析がされています。

<白書の主なポイント>

 

2024年の景気と雇用の「実感」(第Ⅰ部)

まず、2024年の状況を振り返ると、景気自体は「緩やかな回復」を続けたようです。背景には、なんといっても33年ぶりという高水準の春闘ベア(賃上げ)があったことが大きいようです。


働く人の数自体は、労働力人口も就業者数も、過去最高を記録しました。 それなのに、企業側の「人手が足りない」という感覚は、相変わらず深刻なままです。

一番気になるお給料ですが、物価高の影響もあって「実質賃金」は全体で見ると3年連続のマイナスでした。 ただ、内訳を見ると少し変化がありました。正社員など(一般労働者)は横ばい(0.0%)、パートタイム労働者に至っては0.7%増と、それぞれ3年ぶりにマイナス基調から抜け出しました。

これからどうする? 成長へのカギ(第Ⅱ部)

では、これからどうするのでしょうか。 人が減っていく中で成長するには、結局のところ「労働生産性」を上げるしかありません。

特に問題とされているのが、非製造業です。AIなどのソフトウェア投資が他国に比べてどうにも伸び悩んでいて、業務の効率化や省人化がなかなか進まないのが実情です。

もう一つの大きな柱が、私たちの生活に欠かせない「社会インフラ関連職」——医療や福祉、運送、建設、接客業などです。これらの分野は、欠員率がずっと高いままで、慢性的な人手不足に陥っているのが大きな問題となっています。

人に長く働いてもらうには、単に給料を上げるだけでなく、スキルや経験を積めばちゃんと給料も上がっていく、という「キャリアラダー」(キャリアの階段)をしっかり作る必要がある、と指摘されています。

さらに、働く側の意識も変わってきています。 最近は「仕事とプライベートを両立したい」「余暇を優先したい」という人が増え、特に若い世代は「とにかく給料」を重視する傾向が強いようです。

こうした変化に対応し、「この会社で働き続けたい」と思ってもらうには、若手もベテランも(=若手以外も)含めた「ベースアップ」でしっかり待遇を改善することが、やはり効果的だ、という分析結果となっています。


令和7年版労働経済の分析:試験に出そうな切り口10

1. 2024年の景気回復と労働市場の動向
2024年の日本経済は緩やかな回復を続け、名目GDPは初めて600兆円を超えました。雇用情勢は引き続き改善し、労働力人口、就業者数、雇用者数はいずれも過去最高を更新しました。完全失業率及び有効求人倍率はほぼ横ばいで推移しましたが、人手不足感はさらに高まり、特に非製造業ではバブル期以来の過去最高水準となりました。

 

【出題の切り口】 2024年の主要経済指標(名目GDP、労働力人口等)の動向と、それらが過去最高水準にある点、そして人手不足感が特に非製造業で過去最高水準に達している点が問われます。また、人手不足の業種(例:宿泊・飲食サービス、建設、運輸)の状況や、企業規模別の不足感の傾向(大企業、中小企業ともに強い)も確認が必要です。

 

2. 33年ぶりの高水準となった賃上げと実質賃金の動向
賃金については、現金給与総額が4年連続で増加しましたが、実質賃金は物価上昇を背景に全体で3年連続の減少となりました。一方で、一般労働者とパートタイム労働者のそれぞれでみた実質賃金は3年ぶりにマイナスから脱しました。2024年の春季労使交渉では、現行の調査方法となった1999年以降で改定額、改定率ともに過去最高となり、33年ぶりの高水準(連合集計で5.10%)を記録しました。


【出題の切り口】 全体の実質賃金が減少した一方で、一般・パート別の実質賃金がマイナスから脱したというニュアンスの違い、そしてその背景にパートタイム労働者比率の上昇による寄与がある点が問われます。また、2025年の春季労使交渉における連合の要求水準(賃上げ分3%以上、定昇相当分を含め5%以上)も重要論点です。

 

3. 労働力供給制約と労働生産性向上の最重要性
少子高齢化を背景に生産年齢人口が大幅に減少することが見込まれる中、労働力供給制約が経済成長の深刻な制約となる懸念があります。持続的な経済成長を実現するためには、労働力供給量を維持することを前提としつつ、実質労働生産性の向上を推進していくことが最も重要であるとされています。


【出題の切り口】 日本の生産年齢人口の将来推計(2040年には2020年比で約1,300万人減少)、そして経済成長が実現しない場合の就業者数の大幅な減少予測(2040年に約1,000万人減少)といった背景データが問われます。


4. 労働生産性向上のための無形資産投資の促進
我が国の名目労働生産性の上昇率を分解すると、人的資本投資やソフトウェア投資などの無形資産投資の寄与度が低い水準にとどまっていることが判明しています。特に、非製造業におけるAI投資の中核を構成するソフトウェア投資の伸びが、米国や欧州主要国と比べて低迷しています。


【出題の切り口】 無形資産投資(ソフトウェア、R&D、人的資本投資など)の定義、国際比較における日本の無形資産投資の対名目GDP比の小ささ、および労働生産性向上における無形資産投資の役割の重要性が問われます。AI等の活用が特に期待される職種(IT、営業、事務)と、不安を抱える職種(労務作業、事務)の違いにも注目が必要です。


5. 社会インフラを支える職業の人材確保の課題
高齢化の進展に伴い医療・福祉業をはじめとした社会インフラ関連職(医療・保健・福祉、保安・運輸・建設、接客・販売・調理の3グループ)の労働力需要が高まっています。この分野の人材確保は持続的な経済成長に向けた重要な課題であり、欠員率は非社会インフラ関連職(1.7%)と比べて高止まり(約5%前後)しており、特に医療・保健・福祉グループの欠員率が最も高い(約6%)。


【出題の切り口】 社会インフラ関連職の定義とその分類(3グループ)、欠員率や有効求人倍率といった具体的な人手不足の指標、およびこれらの職種で労働力供給が弱いこと(新規求職者数が非社会インフラ関連職の約4割)が問われます。


6. 社会インフラ関連職の賃金水準とキャリアラダー
社会インフラ関連職の平均給与水準は、非社会インフラ関連職と比較して、月額賃金で約4.6万円、年間所得で約104.5万円低いという課題があります。また、社会インフラ関連職では、スキルや経験の蓄積に応じた賃金の上昇が緩やかであり、賃金カーブの傾きがフラットな形状となっています。


【出題の切り口】 賃金プロファイルの比較(山なりの形状の非社会インフラ職と緩やかな傾きの社会インフラ職)、そして長期的な人材確保のためには、スキルや経験に応じて賃金が段階的に上昇する「キャリアラダー」と呼ばれる仕組みの構築が重要である点が問われます。建設業のCCUS(建設キャリアアップシステム)による改善の兆しも具体的な事例として重要です。


7. 社会インフラ関連職の働き方の課題と改善の必要性
社会インフラ関連職の仕事の性質は、「立ち作業」「病気、感染症のリスク」「他者の健康・安全への責任」といった身体的・健康的な負担が高い傾向があります。月間総労働時間は非社会インフラ関連職よりも約2時間長く。また、非社会インフラ関連職の約20%がテレワークを活用できるのに対し、社会インフラ関連職ではその割合が5%に満たないなど、働き方の柔軟性に差がみられます。


【出題の切り口】 社会インフラ関連職の仕事の性質(立ち作業、健康リスク)、および労働時間(保安・運輸・建設グループが特に長い)に関する課題が問われます。2024年4月からの建設業、運輸業等への時間外労働上限規制の適用と、それによる今後の労働時間改善への期待は重要です。


8. 労働者の意識変化と「仕事・余暇の両立」志向の進展
労働者の就業意識の多様化が進んでおり、仕事と余暇のあり方に対する意識は大きく変化しています。1973年時点では「仕事優先型」が約44%と高かったのに対し、近年では「余暇・仕事両立型」(約38%)と「余暇優先型」(約36%)の割合が高くなっています。また、若年層ほど、仕事内容よりも賃金水準を重視し、自己成長への関心が高い傾向がみられます。


【出題の切り口】 労働者の意識が「仕事優先型」から「余暇・仕事両立型」「余暇優先型」へ多様化している点、そして年齢階級別の働く意識の違い(若年層の賃金重視、自己成長志向)が問われます。


9. 転職市場の拡大と日本的雇用慣行の変化
転職市場は拡大しており、正規雇用労働者における転職者数は2013年~2024年にかけて37万人増加しました。企業と労働者の関係性も変化しており、年功的な賃金体系の賃金プロファイルが長期的にフラット化し、新卒から同一企業に継続就業している「生え抜き社員」の割合は低下傾向にあります。


【出題の切り口】 転職者数の増加傾向と、その理由(労働条件や賃金、仕事内容への不満)、および「生え抜き社員」割合の低下が年功的な賃金体系のフラット化と連動している点が問われます。転職希望者が転職行動になかなか移れない要因(「自分に合った仕事がわからない」など)も確認しておきましょう。

10. 継続就業を促す雇用管理と処遇改善の有効性
人手不足が深刻化する中、既存の労働者の継続的な就業を促進する雇用管理の重要性が高まっています。実証分析の結果、「若手以外の賃金の引上げ(ベースアップ)」および「若手の賃金の引上げ(ベースアップ)」が、労働者の継続就業希望を高める効果を持つことが確認されました。また、労働者の約88%が「働きやすい」と感じているグループで継続就業希望が高いことから、賃金に加え、働きやすい職場環境づくり(残業削減、柔軟な有給制度など)が重要です。


【出題の切り口】 継続就業希望を高めるために賃金改善(ベースアップ)が特に効果を持つという分析結果、および働きやすさ・働きにくさの要因(働きにくさのトップ要因は**「慢性的な人手不足」**)に関する設問が想定されます。

キャリコン学習ポータル連携のご案内

本日の記事をさらに深めたものになります。
本日のメルマガと連携して学習を深めてください。

【要点解説】令和7年版 労働経済白書(労働経済の分析)
~キャリコン学科試験 頻出15テーマ~
https://career-c.sognoplanning.com/?page_id=2707

キャリコン学習ポータルには他にも多くの学習コンテンツを掲載しています。
是非ブックマークして過去問と合わせた学習にご利用ください。
 
(キャリコンのための学習ポータル)キャリコンお役立ち情報
https://career-c.sognoplanning.com/?page_id=55
労働力調査(基本集計)2024年(令和6年)平均結果
報告書は下記URLからダウンロードできます。
 
2025年(令和7年)平均結果の要約
 
2025年(令和7年)平均結果の概要
労働力調査(2025年)から読み解く試験対策ポイント10選

2025年(令和7年)の労働力調査(基本集計)から、キャリコン試験で出題が予想される10のテーマを、出題の切り口と解説を交えてご紹介します。

 

1. 完全失業率と完全失業者数は「前年と同水準」

 2025年平均の完全失業率は2.5%で前年と同率、完全失業者数も176万人で前年と同数でした。試験では「前年に比べて増加した」「低下した」などのトレンドが問われやすいですが、2025年の全体水準は「横ばい」であったことを押さえておきましょう。

 

2. 完全失業者の求職理由は「自発的な離職(自己都合)」が最多

完全失業者(176万人)を求職理由別に見ると、「自発的な離職(自己都合)」が75万人で最も多く、「新たに求職」が48万人、「勤め先や事業の都合による離職」が22万人となっています。会社都合よりも自己都合による離職のほうが多い点は、求職者の動向を把握する上で重要です。

 

3. 就業者数は「5年連続の増加」で、特に女性の増加が牽引

就業者数は6828万人で前年に比べ47万人増加し、5年連続の増加となりました。内訳をみると、男性の増加(3万人増)に比べて、女性の増加(44万人増)が著しく、女性の労働参加が進んでいることがわかります。

 

4. 15~64歳の就業率がついに「80.0%」に到達

15歳以上人口に占める就業率全体は62.2%(5年連続上昇)ですが、特に生産年齢人口にあたる15~64歳の就業率は80.0%(0.6ポイント上昇)に達しました。男女別でも、女性の15~64歳就業率が75.3%(1.2ポイント上昇)と大きく伸びています。

 

5. 産業別の就業者増加トップは「医療、福祉」

 過去問でも産業別の就業者の増減はよく問われます(例:「製造業で増加した」などのひっかけ問題)。2025年平均で最も増加した産業は「医療、福祉」(25万人増)であり、次いで「サービス業」「情報通信業」が増加しています。

 

6. 減少した産業は「卸売業、小売業」と「製造業」

増加した産業の一方で、減少した産業を押さえておくことも必須です。2025年は「卸売業、小売業」(16万人減)と「製造業」(13万人減)で就業者が減少しました。

 

7. 正規の職員・従業員数は「11年連続の増加」

2025年の正規の職員・従業員数は3708万人(54万人増)となり、11年連続で増加しています。過去の試験でも正規雇用の増減が問われたことがあり、「正規雇用は減少している」というひっかけの選択肢に注意が必要です。

 

8. 非正規の職員・従業員の「割合は低下」している

非正規の職員・従業員数は2128万人で4年連続で増加していますが、役員を除く雇用者全体が増加しているため、雇用者に占める非正規の割合は「36.5%」となり、前年に比べて0.3ポイント低下しました。人数は増加しているが割合は低下しているという点に注意しましょう。

 

9. 非労働力人口は「5年連続の減少」

2025年の非労働力人口は3962万人(69万人減)となり、5年連続で減少しています。少子高齢化により人口が減少する中で、これまで非労働力だった人々(女性や高齢者など)が労働市場に参加し、労働力人口が増加(3年連続増の7004万人)しているという大きな構造を理解しておいてください。

 

10. 労働力調査の「用語の定義」を正確に把握する

過去問(第30回問19、第31回問19など)では、労働力調査の用語定義そのものが問われています。

  • 労働力人口:15歳以上の人口のうち「就業者」と「完全失業者」を合わせたもの。
  • 労働力人口比率:「15歳以上人口」に占める労働力人口の割合(全人口ではない点に注意)。
  • 完全失業率:「労働力人口」に占める完全失業者の割合(就業者や総人口に対する割合ではない点に注意)。
  • 非労働力人口:15歳以上の人口のうち、就業者でも完全失業者でもない者。

まとめ

キャリコン試験において、労働市場のデータは「世の中の働き方がどう変化しているか」を問う重要な指標です。2025年のデータからは、**「女性の労働参加による就業者数・労働力人口の増加」「医療・福祉分野の雇用拡大」「正規雇用の堅調な増加」**といった前向きなトレンドが読み取れます。試験の際は、数字の丸暗記だけでなく、「なぜその数字が増減しているのか」という社会背景とセットで覚えておくと、迷ったときの判断基準になります。

ルマガ名:キャリコン試験対策メルマガ(第669号)

発行者  :夢ロープレ研究室

発行責任者:中島則生

発行会社 :ソーニョプランニング株式会社

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