こんにちは、 様
製造業利益力向上コンサルタントの清水ひろゆきです。
売上げ向上の為に役立つ情報をお届けします。
11月も最後の日。
もう明日からは師走です。
今年の目標は達成できましたか?
出来そうですか?
慌しさの中にも、
目標へ着実に努力する事が必要ですね。
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さて、先日開催したセミナーなどで、
新規顧客開拓の為には、
・強みの把握
・顧客に響くメッセージ
・伝える
が一貫した戦略が必要だと
お伝えしています。
今日はその中で「伝える」所のお話です。
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先日あるテレビ番組で、
食品製造機械の「レオン自動機」という会社を
取り上げていました。
お饅頭やクロワッサンなどを自動で作る機械を
製造・販売している会社です。
そのレオン自動機の営業方法が
紹介されていたのですが、
なるほどと思いました。
新しいお客様に購入して欲しいとなった時、
お客様をデモルームにお連れするそうです。
しかし、そこで売りたい機械の説明はしません!
では何をするかと言うと、、、、
その機械で作った物、お饅頭とかパンなどを
試食してもらうのです。
そして、その美味しさを感じてもらうそうです。
そう、お客様は、"作る機械"が
欲しいのでは有りません。
"美味しい○○"が欲しい・作りたいのです。
ご自身の和菓子店、パン屋さんで
売りになる、
ご自身が売りたい・作りたい○○
が欲しいのです。
これが正に、"顧客にとっての価値"です。
"機械"ではなく、"出来上がった○○"が価値です。
顧客は、
"こんなに美味しい、
自分が作りたかった○○が出来るなら"
と言う事で、機械を購入するのだそうです。
文章になったメッセージでは有りませんが、
この「作ったお饅頭・パン」が
何よりのメッセージです。
レオン自動機では、
機械の説明よりも、
"顧客にとっての価値"を伝える事を
重視しているのです。
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皆さんは、如何でしょうか?
製品の仕様や、"高速・高精度"などの特徴を
伝えようとしていませんか?
それは、
顧客にとって直接的に価値になっていますか?
顧客に響きますか?
因みに、レオン自動機の社名の由来は
レオロジー(流体学)だそうです。
確かに餡や生地は流体ですね。
この流体に対しての制御の技術を強みとして、
製品に仕上げているのですね。
今日は、
「顧客にとっての価値を伝える事」
が如何に重要かをお伝えしました。
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中小企業診断士 清水ひろゆき
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