こんにちは、

 製造業利益力向上コンサルタントの清水ひろゆきです。

 売上げ向上の為に役立つ情報をお届けします。

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前回は、サービス業での集客支援についての話でした。

Webはもちろんポスティングなど、
いろいろ集客活動をしていますが、
その効果の分析が出来ていないと言うことでした。

やはり、何事も"結果を見て継続的に改善をする"
事が大事ですね。

改善をする為には、"今を知る"必要が有ります。
"今"が判らなければ、"改善したか"も判りません。

正に"計測なくして、成長なし"です。


さて、先の企業様にとって、
ダン・ケネディが言う3M、

  •  Market
  •  Media
  •  Message

に対して、具体的にどのように考えていけば
良いのでしょうか?

因みに、この企業様は、学習塾を運営しています。


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◎Market:ターゲットの設定
学習塾となると、直接的なターゲットは、

  •  小学生/中学生/高校生

ですね。
これだと、余りに広すぎるので、
もう少し具体的に、絞り込んでいきます。

 まずは、"○○地域の"でしょうか? 
それも学校の校区だったり、○○駅周辺、○○線沿線、等ですね。

また、学年はどうでしょう?
どんな授業を提供しているかに依りますが、
"受験"を主目的としている授業であれば、
小学校低学年はとりあえず外しておいても良いかもしれません。
一応4年生以上としておきましょう。

 また、この場合、直接的なターゲット=ユーザーは児童/生徒ですが、
当然、親も塾を決める際に重要な役割を果たします。
と言うよりも、最終的には親が決定/契約するのですから、

現実として顧客は、"親"と言えます。

つまり、この場合は、"家族"と言うのを単位として、
顧客と捉える必要が有りそうです。

 市場としては、

  •  △△駅周辺の、小学4年~高校3年の子供のいる家庭

と言う事になります。

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◎統計情報からの推定
 この市場の規模を、公的な統計情報から推定してみましょう。

総務省は国勢調査の結果を無料で公開しています。

 政府統計の総合窓口:e-Stat→https://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.do

 各自治体の丁目ごとに、5歳刻みでの人口を知ることができます。

  ※もちろん、地域の学校の学年別児童/生徒数から
  把握する事もできますね。


 世帯数のデータも有りますから、平均世帯人数を計算して、

上記市場での、"対象児童/生徒数"と"世帯数"
大まかにですが、把握できます。

 
 因みに、私の住む△△市の●●町~□□町では、

 - 人口 :33000人
 - 世帯数:12000世帯 → 平均世帯人口 2.75人
 - 10~19歳人口:3200名 → 10~18歳は按分して2900名
 
ですので、
 市場としては、

  • 児童/生徒:2900名
  • 1050世帯 (2900/2.75)

と推定できます。

正確では無いかもしれませんが、
当たらずとも遠からず、では無いでしょうか?

 ※子供の居る家庭は平均世帯人口が大目でしょうから、
  世帯数はもう少し少なく見るのがより妥当かもしれません)

 さて、それでは、この2900名/1050世帯を対象として、
集客活動をするのが、良いのでしょうか?

これについては、次回にお話します。

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