こんにちは、 様
製造業利益力向上コンサルタントの清水ひろゆきです。
売上げ向上に役立つ情報をお届けします。
※このメールは
- 以前にお会いした方
- メルマガ配信に登録された方
- セミナーに参加された方
など、ご縁が有った方にお送りしています。
☆-------------------------------------
さて、「値下げ!」の表示はは、逆効果になることも有る、
とお伝えしてきています。
商材など状況によっては「値下げ」が「安物」にイメージされ、
購入を躊躇させることも有るのです。
特に、「住宅」の購入は"夢・希望"であり、
"生活"に結びついているため、
購入後は、
「この住宅を購入して良かった。
購入の判断は正しかった。」
と思いたいのです。
そんな中で、「安物」のイメージを持たせたり、
「何か理由が有るのか? 欠陥・手抜きでも有るのか?」
という疑念を持たせてはいけないのです。
そのため、単なる「値下げ!」表示は、
逆効果になる可能性が大きいです。
とは言え、購入者の予算・早期に販売したいなどの理由から
「値下げ(値引き)」が必要なことも有ります。
この場合、住宅(商材)自身の
「"価値"を下げずに、"価格"を下げる」
ことが重要になってきます。
いわゆる「価値の毀損」が無いように、
購入者が、
「だから、価格が下がっているんですね」
と、納得できる理由付けをすれば良いのです。
その一つが「限定性」である事は先週お話しました。
もう一つは「特殊性」です。
"今回だけ" "これだけ"の合理的理由付け
です。
単純に"今回だけです" "お客様だけです"ではダメです。
なぜ今回だけなのかの理由付けが必要です。
私が経験した電子計測機器の販売で、
営業からの値引き要求に対応した例です。
○デモ機、中古品:
一般的に使われていますよね。
一定期間使われていたので、"値下げ"は納得です。
限定性ともいえます。
営業は、
「デモ機(中古品)を、手配しました。
これなら、○%引きは可能です」
とすれば良いのです。
○曰く付き
何らかの曰くが付いていることです。
「出荷検査でなかなか合格しなかった製品です。
最終的には、合格しているので、
性能的には全く問題ありませんし、
通常の保証をしますが、
経緯から、○%引きで販売させていただきます」
もちろん、"性能には問題ない"ことはしっかりと
伝える必要が有ります。
どうでしょうか?
新品製品の"価値"は維持されているでしょうか?
次回購入時には、"定価"がベースになりませんか?
建売住宅の場合にはどうでしょうか?
最初の例は、モデルハウスに相当しますね。
次の例は?
こんな理由付けは如何でしょうか?
「建材の納品が遅れて、
完成が引越しシーズンに間に合わず、
販売ピークを逃してしまいましたので、
当初の価格から下げて提供します。」
本当に納品が遅れたかどうかは、問題では有りません。
判らないし、それ自身は住宅の価値には影響しません。
私もなかなか良い「特殊性」を見つけられません。
このメルマガの購読者の皆さまで、
良い理由付けを思いついた方は、是非お知らせ下さい。
「大幅値下げ!」の看板が復活してしまった、
建売住宅の営業の方に、教えてあげようと思います。
☆-------------------------------------
※ 過去配信したメールマガジンのアーカイブページを用意しました。
メールマガジンアーカイブページ
↓ ↓ ↓
http://archive.benchmarkemail.com/アットマーク・コンサルティング/
-------------------------------------------
エンジニアの力を企業の成長に!
エンジニアにもの作りの喜びを!
製造業利益力向上コンサルタント
アットマーク・コンサルティング
清水ひろゆき
TEL 090-1265-1500
e-mail:
h-shimizu@at-consul.com
Homepage:
http://at-consul.com/
-------------------------------------------