こんにちは、

 製造業利益力向上コンサルタントの清水ひろゆきです。
 売上げ向上に役立つ情報をお届けします。

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 など、ご縁が有った方にお送りしています。

 

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先日、台湾に行って来ました。ほぼ20年ぶりです。

製品開発を支援する企業のプロジェクトの中で、
重要部品の供給を台湾企業にお願いすることになり、
その企業の品質保証体制の確認などを目的に
訪問しました。

社員100名程の企業でしたが、
ISOなどはもちろん、
作業プロセス、作業場の整理整頓、
作業の記録や文書保管はもちろん、
QC的な改善の小集団活動も活発のようで、
しっかりした、体制が出来ていると感じました。

この企業に供給をお願いして大丈夫だと確信しました。

20年前は、有る半導体製造の大手工場の訪問で、
企業規模、製品カテゴリーは違いますが、
やはり"品質"、それを確保するための
基板を如何にしっかりと、
地道に構築していくかが、
信頼を築き、ビジネスを伸ばすためには
重要であると、改めて感じました。


因みに、20年前は、4泊5日で体重が"5kg"も増え、
帰宅時に妻に"どうしたの?"と驚愕されましたが、
今回は、少々食べる量を我慢したのと、
ホテル併設のフィットネスクラブに行くなどして、
何とか、体重を維持しました!!

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さて、今日は"粘り"についてです。

前回の"急に売れ始めるには・・・"の中で
〇原則2:粘りの法則
とお伝えしました。

「粘りの法則」とは、

"一寸した工夫・改善・努力を"継続"して行う"

ことです。

ごく一部の大手企業は別にして、
莫大な広告費・宣伝費は有りません。

コネクターに情報が伝わり、
爆発的に認知が広まるには
有る程度の時間が掛かります。

また、最初から商品が利用者・顧客に、
"これ、欲しい"と思わせるだけの、
機能や良さに達している場合は、
多くは有りません。

そのため、当初は数少ない顧客からの
フィードバックを元に、
地道な改良・改善を続けていく必要が有ります。


そして、有る時点で、

 〇商品の完成度が"買いたい"と思う閾値を越える
 〇コネクターへの到達による認知の広まる

ことで、"急に売れ始める"ようになります。


中小企業では、最初の商品のリリースの後に、
改善・改版をしない例がとても多いです。

市場・顧客調査が充分であれば、
最初から充分な商品性を確保し、
"欲しい"と思わせることは
可能かもしれません。


しかし、なかなかそのような状況は厳しいでしょう。
そんな中で、"地道な改善"が
商品力を高めていきます。

そして、高まった商品力が、
コネクターに伝わり、
共感したコネクターが認知を広げる、
という良い循環になり、
"急に売れ始める"ことになります。


「地道な改良・改善の継続」

が非常に重要なのです。


今日は、

「急に売れ始めるにはワケがある」
 マルコム・グッドウェル著 (SB文庫)

から、「粘りの法則」についてお話しました。

 

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アットマーク・コンサルティング合同会社
製造業利益力向上コンサルタント

 代表社員 清水ひろゆき

TEL 090-1265-1500
e-mail: h-shimizu@at-consul.com
Homepage: http://at-consul.com/
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