【1. 教材活用術セミナー2018を家にいながら見る】
■日 時: 2018年12月2日(日) 12:30 ~17:00(予定)※ライブ配信は16:30まで
■場 所: 東京駅セントラルカンファレンスセンター ホール11A(東京駅・徒歩1分)
⇒プログラム詳細は こちら。
12月2日に開催するセミナーではライブ配信を行います。ノウハウは知りたいんだけど、東京の会場に行くのはむずかしいという方はライブ配信でご参加ください。
ライブ配信って?
今回のライブ配信は、当日のイベント内容を、ただ遠方から全体を映すのではアリマセン!アプリコットのメイン教材の指導の実際を広く先生方と共有するために、① ひろみ先生やマシュー先生の話をきっちり聞いて頂くだけでなく、② ホワイトボード2台や、③スライドの内容も一番良いタイミングで「スイッチング」の機能を使って切り替えながら配信していきます。 子育て中の方、ご来場が難しい方は、自宅にいながらにしてセミナー内容を視聴することができるライブ配信をお申込みください。*各プログラム間の休憩時間は、会場内では展示ブースを見たりコーヒーでひと休みしたりする時間です。その間は配信の画面は「静止画」となります。 【ライブ配信お申込みの流れ】
ラーニングワールドのテキストからDialogue Cardsが誕生しました!
このダイアログカードは、 ラーニングワールドのPink, Yellow, Blue, Readyのテキスト4冊に登場するKeyの会話を抜き出してカードにしたものです。多くの先生方からの強い要望で、満を持して今回発売いたしました。テキストを開かなくても、気軽に、繰り返し、日常会話の練習ができるようになります。ぜひご活用ください。 カラー教具シリーズの 商品案内ページにも説明を追加しました。
PRICE:
PINK 1,200 円+税(カラー教具No.40) YELLOW 640円+税(カラー教具No.41) BLUE 640円+税(カラー教具No.42) READY 1,000円+税(カラー教具No.43)
*『カラー教具No.40, 41, 42, 43』でお求めください。
厚紙シートでの販売となりますのでカッターでカード化してお使いください。
【3.~脳はアウトプットを重要視する~ 有識者に学ぶ効果的な学習法 ②】
「復習の効果は同じ内容のものに対して生じる」&「脳は出力は重要視する」池谷裕二(脳科学者) せっかく学習した英単語やフレーズを忘れないためには、復習のタイミングが大事なことについて前回のメルマガで説明しました。今回は、復習の内容と復習の方法について脳科学の視点から考えたいと思います。 まず記憶を高めることを邪魔する敵は何か?孫子いわく「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」。せっかく覚えたものを早く忘れさせてしまう彼(敵)をまず知りましょう。 「忘れるのが早まる効果がもっともはっきりと現れるのは、新しい記憶を追加することです」と、池谷裕二は指摘します。敵は「新しい記憶」なんですね。要するに短時間の詰め込み学習は逆効果なのです。 たとえば、10個の単語をまず覚えて、1時間後に、さらに新しい単語を10個を覚える。そして今から3時間後に、はじめに覚えた単語10個を思い出そうとする。すると1個か2個しか覚えていないという悲しい結果になるのです……
このように新しい記憶と古い記憶が影響を与え合ってしまう相互作用のことを「記憶の干渉」と呼ぶそうです。 2回目に異なる10個の単語を暗記したとしても、記憶力はアップするどころか、前に覚えた単語を忘れさせてしまうのです。復習の効果は、同じ内容のものに対して生じます。 スクールで単語やフレーズを復習する場合、他の単語やフレーズ(=新しい知識)も沢山入り込んだものを使ったりしていないでしょうか?定着どころか、逆効果の学習をしていないかどうか、今一度見直してみもよいかもしれません。 アプリコット教材が、ラーニングワールド各巻に準拠した 教具類を多種多様に用意している理由はここにあります。ラーニングワールドの中に登場した同じ内容のものを、4技能を駆使して学習する方が効果的なのです。今回メルマガでご案内している新刊の ダイアログカードはテキストに登場する会話を抜き出したものです。ぜひ会話のフレーズを定着させてください。 次に復習の方法です。脳にはインプットとアウトプットがあります。単語を覚えるという行為はインプットに相当します。一方、覚えた情報をもとにテストを解くという行為はアウトプットに相当します。もちろん、インプットのないアウトプットはありませんので、双方大事ですが、池谷裕二は「脳は圧倒的に出力を重要視している」と指摘します。そのことを説明する実験が以下です。 新しい単語を40個覚えてもらうというテストを、4グループに分けて行いました。
どのグループも、まず40個の単語を一通り学習します。そして直後に確認テストをします。そして満点が取れるまで、この「学習&確認テスト」のセットを繰り返します。
さて、この4グループのうち、覚えるまでのテストの繰り返し数がもっとも少なかったのはどのグループでしょうか?実は、繰り返し数はどのグループも同じでした(!)。そして、差が出たのは「定着度合い」です。一週間後に同じテストすると、グループ1と2は約80点、グループ3と4は約35点しか取れなかったのです。
グループ1と2の何が良かったのか?この二つのグループは、確認テストを40個全部繰り返しています。 スクールで先生方が生徒にアウトプット(書く、話す)をさせる時、覚えていないところだけをさせていないでしょうか?ぜひ、覚えた範囲全部をアウトプットするように心がけてみてください。定着度が2倍違ってきます! テストを作成するのが大変!という先生方には、(ラーニングワールド認定校限定のサービスではありますが) 英単熟検定をアプリコットで開催しておりますのでご活用ください。
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