1. 12/2(日)セミナーを「初」ライブ配信
2. 新刊:ダイアログカードのご紹介
3. ~脳はアウトプットを重要視する~ 有識者に学ぶ効果的な学習法 ②

【1. 教材活用術セミナー2018を家にいながら見る】

 

■日 時: 2018年12月2日(日) 12:30 ~17:00(予定)※ライブ配信は16:30まで

■場 所: 東京駅セントラルカンファレンスセンター ホール11A(東京駅・徒歩1分)

⇒プログラム詳細は こちら

 
12月2日に開催するセミナーではライブ配信を行います。ノウハウは知りたいんだけど、東京の会場に行くのはむずかしいという方はライブ配信でご参加ください。

 ライブ配信って?

今回のライブ配信は、当日のイベント内容を、ただ遠方から全体を映すのではアリマセン!アプリコットのメイン教材の指導の実際を広く先生方と共有するために、① ひろみ先生やマシュー先生の話をきっちり聞いて頂くだけでなく、② ホワイトボード2台や、③スライドの内容も一番良いタイミングで「スイッチング」の機能を使って切り替えながら配信していきます。

子育て中の方、ご来場が難しい方は、自宅にいながらにしてセミナー内容を視聴することができるライブ配信をお申込みください。*各プログラム間の休憩時間は、会場内では展示ブースを見たりコーヒーでひと休みしたりする時間です。その間は配信の画面は「静止画」となります。

【ライブ配信お申込みの流れ】

  1. お申込みは こちらから。
  2. イベント係から11/19~22に「ライブ配信視聴の仕方【視聴ID、パスワードをその際にご案内】」を郵送にてお送り致します。*ID、パスワードがない場合は視聴ができませんので必ずお受取の上、12/2まで保管してください。
  3. 12/2(日) 当日:イベント開始までに視聴ID、パスワードをご入力いただくと下記のような静止画が出ます。12時30分になるとイベントの映像がスタートします。
セミナー会場へ直接ご来場の方、少人数グループ相談会ご参加の方、ライブ配信ご希望の方、各々のお申込みは こちらから。
【2. 新刊:ダイアログカード】

ラーニングワールドのテキストからDialogue Cardsが誕生しました!

このダイアログカードは、 ラーニングワールドのPink, Yellow, Blue, Readyのテキスト4冊に登場するKeyの会話を抜き出してカードにしたものです。多くの先生方からの強い要望で、満を持して今回発売いたしました。テキストを開かなくても、気軽に、繰り返し、日常会話の練習ができるようになります。ぜひご活用ください。

カラー教具シリーズの 商品案内ページにも説明を追加しました。

PRICE: 

PINK 1,200 円+税(カラー教具No.40)
YELLOW 640円+税(カラー教具No.41)
BLUE 640円+税(カラー教具No.42)
READY 1,000円+税(カラー教具No.43)

*『カラー教具No.40, 41, 42, 43』でお求めください。

厚紙シートでの販売となりますのでカッターでカード化してお使いください。

【3.~脳はアウトプットを重要視する~ 有識者に学ぶ効果的な学習法 ②】


「復習の効果は同じ内容のものに対して生じる」&「脳は出力は重要視する」池谷裕二(脳科学者)

せっかく学習した英単語やフレーズを忘れないためには、復習のタイミングが大事なことについて前回のメルマガで説明しました。今回は、復習の内容復習の方法について脳科学の視点から考えたいと思います。

まず記憶を高めることを邪魔する敵は何か?孫子いわく「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」。せっかく覚えたものを早く忘れさせてしまう彼(敵)をまず知りましょう。

「忘れるのが早まる効果がもっともはっきりと現れるのは、新しい記憶を追加することです」と、池谷裕二は指摘します。敵は「新しい記憶」なんですね。要するに短時間の詰め込み学習は逆効果なのです。

たとえば、10個の単語をまず覚えて、1時間後に、さらに新しい単語を10個を覚える。そして今から3時間後に、はじめに覚えた単語10個を思い出そうとする。すると1個か2個しか覚えていないという悲しい結果になるのです……

このように新しい記憶と古い記憶が影響を与え合ってしまう相互作用のことを「記憶の干渉」と呼ぶそうです。

2回目に異なる10個の単語を暗記したとしても、記憶力はアップするどころか、前に覚えた単語を忘れさせてしまうのです。復習の効果は、同じ内容のものに対して生じます。

スクールで単語やフレーズを復習する場合、他の単語やフレーズ(=新しい知識)も沢山入り込んだものを使ったりしていないでしょうか?定着どころか、逆効果の学習をしていないかどうか、今一度見直してみもよいかもしれません。

アプリコット教材が、ラーニングワールド各巻に準拠した 教具類を多種多様に用意している理由はここにあります。ラーニングワールドの中に登場した同じ内容のものを、4技能を駆使して学習する方が効果的なのです。今回メルマガでご案内している新刊の ダイアログカードはテキストに登場する会話を抜き出したものです。ぜひ会話のフレーズを定着させてください。

次に復習の方法です。脳にはインプットとアウトプットがあります。単語を覚えるという行為はインプットに相当します。一方、覚えた情報をもとにテストを解くという行為はアウトプットに相当します。もちろん、インプットのないアウトプットはありませんので、双方大事ですが、池谷裕二は「脳は圧倒的に出力を重要視している」と指摘します。そのことを説明する実験が以下です。

新しい単語を40個覚えてもらうというテストを、4グループに分けて行いました。

どのグループも、まず40個の単語を一通り学習します。そして直後に確認テストをします。そして満点が取れるまで、この「学習&確認テスト」のセットを繰り返します。

  • グループ1は、満点が取れなかったら、再度40個のリストを全部見直して、もう一度40個全部のテストをします。それでも満点が取れなければ、また40個を見直し、またテストします。
  • グループ2は、テストで間違えところ「だけ」を見直して、40個テストに再トライ。また間違えたら、そこ「だけ」を見直して、再び40個テストをして満点が取れるまで繰り返します。
  • グループ3は、見直しは40個全部きちんとしますが、テストは間違えたところだけを解く。また間違えたら、また一から全部見直し、テストは間違えところだけをする。
  • グループ4は、間違えたところだけを見直して、そこだけを再テストするという方法です(←学校などでもっとも一般的な方法かもしれません)。

 さて、この4グループのうち、覚えるまでのテストの繰り返し数がもっとも少なかったのはどのグループでしょうか?実は、繰り返し数はどのグループも同じでした(!)。そして、差が出たのは「定着度合い」です。一週間後に同じテストすると、グループ1と2は約80点、グループ3と4は約35点しか取れなかったのです。

グループ1と2の何が良かったのか?この二つのグループは、確認テストを40個全部繰り返しています。

スクールで先生方が生徒にアウトプット(書く、話す)をさせる時、覚えていないところだけをさせていないでしょうか?ぜひ、覚えた範囲全部をアウトプットするように心がけてみてください。定着度が2倍違ってきます!

テストを作成するのが大変!という先生方には、(ラーニングワールド認定校限定のサービスではありますが) 英単熟検定をアプリコットで開催しておりますのでご活用ください。

【アンケートご協力のお願い】

「先生方に最も近い出版社」として、皆さまの声をもっとたくさんお聞きしたいと思っていますのでご協力いただければ幸いです。※前回アンケートでは、大変参考になるご意見や、他の先生方もおもちだろう悩み、ご相談、ご質問を多くいただきましたので、今後何らかの形で回答させていただければと考えております。

今回アンケート項目は「ウェブサイトの使いやすさ」、「教材について(作ってほしいもの)」、「知りたいこと」です。 

ご回答いただいた方には、抽選で10名様に☟プレゼント!(3つの中から1つ選択)
① WELCOME PINK場面絵ポスター10枚セット
PINKのカードセットに入っているポスター10枚。折り目がボロボロの方は、こちらをゲットしてください。
② YELLOW Dialogue Cards 
12/2発売のYELLOWダイアログカードを、メルマガ会員の方だけに一足先にプレゼント!(3名様限り)
③ Learning World 地球ロゴ入りマグカップ(非売品)
ラーニングワールドのテキスト全巻の表紙に入っている地球の絵がマグカップになりました。
アンケートは こちらから。ご回答は2018年11月20日までにお願い申し上げます。当選者プレゼントは12月20日までに発送予定。
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