1. 2019春LWワークショップ報告
2. 最初が肝心!? 年度始めにやっておきたいこと
3. なぜ英語が必要なの?

【1. 2019Learning World WORKSHOPレポート

~先生方の熱意に圧倒された3日間でした~

 

2/24(日)名古屋、3/3(日)大阪、3/10(東京)のAPRICOT Learning World WORKSHOPが無事終了しました。初めて参加される方が多く、また、九州、四国、東北など遠方からもたくさんの先生方にお越し頂き、盛況のうちに終えることができました。ご来場の方々には心から御礼申し上げます。この春は、Learning World認定校のスクールの実際をリアルにご紹介したく、4校の先生方に実践発表をお願いしたのですが、「全部聞きたい!!」と、3会場全てにご参加の先生も現れ、イベントスタッフ一同脱帽!でした。 どの会場も、参加者同士が情報をシェアしたり、「心機一転、新たな気持ちで指導を見直すために来ました」とこれまで以上に真剣に聴き入る先生方の熱気にあふれていました。

脇 由己子先生(2/24 名古屋会場)

Kierryn Bowring先生(2/24 名古屋会場)

嘉悦 弘一郎先生(3/3 大阪会場)

萬田 有加子先生(3/3 大阪会場)

赤井 晴子先生(3/10 東京会場)

河原弘美先生(3/10 東京会場)

Matthew de Wilde 先生(3/10 東京会場)

Matthew先生、3週にわたり本当にありがとうございました!

年度末の多忙な時期に、3週連続でプレゼンテーションをしてくださったMatthew先生にはこの場をお借りして心から御礼申し上げます。Matthew先生の様々なアイデアや指導の工夫を、参加者の皆様が新年度からのレッスンに活かしていかれることを切に願っております。

*イベントレポートは こちらからもご覧いただけます。


【後日オンデマンド配信のご案内】 
~今年の春のワークショップは3会場では終わりません~


2019年春のワークショップは会場だけでは終わりません。ただいま「後日ネット視聴」お申込受付中です。詳細は こちらから、お申込みは こちらから

【2. 最初が肝心!? 年度始めにやっておきたいこと

4月から新しく英語を始める子供達、継続して英語を習う子供達。新学期は新しい年への期待に胸が膨らみます。子供達や保護者の方々のモティベーションを継続させるためにも指導者として年度始めの準備はぬかりなく!

1.テキスト、ワークブック、生徒用CD、カード、カラー教具類を過不足なく揃えましょう。

Learning Worldをお使いの場合、カラー教具は、Unitごとに切り取ったりマグネットシートを厚紙の裏面に貼っておきましょう。

WELCOME to Learning World YELLOWのカラー教具 “Birthday Cake”の教具の場合

Learning World Book 1 “Let’s Make a Face”のlong hairのパーツを作っているところ。実際に大小や色を選びながら、顔を作っていくために、目や口をカットしておきます。

Book1,2,3のカードはロムのデータからUnit ごとに出力しておきましょう。

【よくある質問⇒1枚の紙に2種類のカードを印刷したい場合】

印刷の「プロパティ」→「集約」or 「分割」をクリック→ 1枚の紙に画像を2枚、4枚、9枚分・・・と分割して印刷できる数字が選べるので「2枚」を選び印刷ボタンを押すと1枚の紙に2枚の絵が均等に印刷されます。

2.使用テキストの理念を把握し、スクールの指導目標を文字化し、設定してください。

Learning World のテキストにはAchievement Targets「これだけできるようにがんばろう」のページがありますので事前に読み、講師が複数いる教室では1年後の到達点の共通理解をしてください。 Achievement Targetsは生徒達の1冊終了時の到達点であり、「子供達にこれらの課題を達成させる」指導者側の目標でもあります。

3.保護者の方にAchievement Targetsを見て頂き、具体的に何ができるようになるかを示し、1年間で「何を習うのか」「どんな宿題を出すか」をお話ししましょう。

(保護者の方々に、英語教育に対する理解とご協力をいただくことは大切です)。★保護者の方に説明される際、 「保護者への手紙」をご活用いただくとスムーズです。 (「保護者への手紙」は各巻のTeacher’s Packや、Book1,2,3の指導マニュアルロムに同封されている冊子の中にも入っています)

 

4小学生クラスでは、テキストを配る前に巻末のネームカードと修了証を切り離し、保管しましょう。

ネームカードに生徒1人1人の名前をローマ字で書くことで、生徒の名前を前もって覚えていくことができます。

5.事前にテキストの音声を聞いて、使用テキストの歌、チャンツを覚えておきましょう。

■1回目のレッスンの前に確認したいこと■

  1. 生徒と一緒にAchievement Targetsのページを見て、到達点の確認をしましょう。
  2. 毎回リスニングの宿題が出ることを生徒達に伝えましょう。

【3.なぜ英語が必要なの?】

 

2011年に世界の人口が70憶人を超えた時、人口爆発から派生する様々な世界問題、たとえば食料危機、エネルギー問題、地球温暖化、ゴミ問題などが一気に注目されました。では今の世界の人口、日本の人口は何人かご存知でしょうか?今も(もちろん!!)足元で刻々と世界人口は爆発し続けており、その勢いは加速しています。今年でもうすぐ77憶人超えになる、その様子が分かるサイトが こちらです

同サイトの下の方に国別人口ランキングがリアルタイムで表示されていますが、日本は11位、1億2,700万人弱。ただ、トップの中国やインドが見ている間に増えていくのに対して、日本人口の数値をじーっと見ていると、少しずつ少しずつ減っていきます……。

 

将来予測値と言われるものの中で最も信頼性の高い人口推計で今後の世界をみると、2055年には世界人口は100憶人に到達し、2100年には112憶人になります(出典: UN)。一方、日本の人口は、2053年には1憶人を割り、2100年には5000万人台になる予想(出典: 「NRI未来年表 2019-2100」)。

 

人口グラフを見ての通り、この数年はゆるやかな微減に近い状態ですが、今後は総数も、世界に占める比率もぐっと下がっていきます。日本語が通じるマーケット規模と英語の関係を段階的にみると��

  1. 日本の市場が広がっている時は、母語だけでも成長する機会は多くの日本人に与えられていました。
  2. そして、日本の市場が横ばいという時代にあっては、成長を求めるなら海外に出る必要があり英語が必要でした。「成長しなくても今のままで満足」という人は日本語だけでもOKだったかもしれません。
  3. でも、これからは日本の市場は益々縮小していきます。その意味するところは、成長どころか現状維持ですら<普遍語>である英語を使わずしては難しいという厳しい現実です。

 『日本語が亡びるとき』の著者である水村美苗は、文明が存続する限り、英語は<普遍語>となる可能性が限りなく高いと看破します。人口最大の国であり経済発展著しい中国と交易するために中国語を学ぶ人は増えていますが、インドと交易するときにまで中国語を使うことはないし、ロシアとビジネスをする場合に中国語を使う日がくるのを想像するのは難しい。「言葉というものはいったんここまで広く流通すると、雪だるま式にさらに広く流通してゆくものなのである。通じるがゆえに、多くの人が使い、多くの人が使うがゆえに、より通じるものになるからである」と水村は言います。英語はまさに世界語のデファクトスタンダードなのです。

 

2010年に楽天が英語を社内公用語にしたのは有名ですが、その後も多くの日本企業が英語を公用語にして会議や社内文書を英語に統一したり、一定レベルの英語水準を求めたりしています。

 

  • ユニクロ:2012年から英語の公用語化
  • 日産自動車:ルノー(仏)とのやりとりを英語
  • ブリジストン:中期経営計画に英語の公用語化を明記
  • ホンダ:2020年に目標に英語の公用語化(2015年に発表)
  • 資生堂:2018年から英語の準公用語化
  • シャープ:研究分野で英語を公用語化
  • 三井住友銀行:全総合職社員、TOEIC800点以上

 

その他にもアサヒビール、三井不動産、三菱地所、三菱商事、日立製作所、武田薬品、ソフトバンク等々、あげると切りがありませんが、TOEICの基準点数以上の獲得を社員に推奨しています。企業の存続のために各社必死なのです。

 

企業という組織レベルだと、生徒には英語の必要性を感じにくいかもしれません。子どもにも人気のタレント山Pこと、山下智久(ジャニーズ)が実は英語が堪能であることをご存知でしょうか?彼は仕事で海外に行く度に、英語でコミュニケーションが取れないことを残念に思ったのがモチベーションになったそうです。 こちらが山Pが答えている記事。実際に英語を話している動画もご参考に��

わざわざ海外に行かなくても、街中に出てインバウンドの外国人と接する時、家の中でネット検索する時、英語ができないことがdisadvantageとなります。Learning World シリーズの著者である中本幹子先生は、英語教育の到達点は「自分の専門分野を持ち、英語を道具として世界で活躍する人材の育成」にあると考えておられます。今後は日本国内の外国人比率が一層高まり、国内が世界化していくでしょう。国内で活躍するにも英語というツールが必要になる時代なのです。

 

世界の中での日本の立ち位置はどうなのか?今後はどうなるのか?先生はもちろん、子どもたちにもその意識が生まれると、なぜ英語を教えるのか、勉強するのかという問いにプラスαの答えを見出すことができるのではないでしょうか。

【アンケートご協力のお願い】

「先生方に最も近い出版社」として、皆さまの声をもっとたくさんお聞きしたいと思っていますので、アンケートにご協力いただければ幸いです。※過去アンケートでは、大変参考になるご意見や、レッスンに関する悩み、ご相談、ご質問等を多くいただきましたので、今後何らかの形で回答させていただければと考えております。

ご回答いただいた方には、抽選で10名様に☟プレゼント!(3つの中から1つ選択)
① WELCOME PINK場面絵ポスター10枚セット
PINKのカードセットに入っているポスター10枚。折り目がボロボロの方は、こちらをゲットしてください。
② Learning World 缶バッジ(9個)

コースブックLearning Worldの各表紙には子供達の絵が描いてあります。実はコースが上がるにつれて、子供達が成長しているのをご存知でしたでしょうか?PINKからTomorrowまで9巻の各缶バッジをプレゼント!(実際のTomorrow缶バッジは新版表紙キャラクターになりましたが、色が青みがかっている点ご了承くださいませ)(2名様限り)

③ Learning World 月謝袋(10枚入り)

Learning World シリーズのキャラクター達が勢ぞろいした月謝袋。サイズ:12cm×19.5cm

アンケートは こちらから。ご回答は2019/4/2までにお願い申し上げます。当選者プレゼントは2019/4/30頃までに発送予定です。プレゼント郵送先が不明の場合はメールにて確認をさせていただいておりますが、発送前日までに確認が取れない場合は自動的に当選キャンセルとなりますのでご了承ください。

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