1. Information gapのある活動 
2. 上半期APRICOT教材売上ベスト10
3. 日本の季節を英語で説明

【1. 毎年いただくお問合せ:Information gapのある活動 】


レッスンが始まって暫く経ってから、毎年必ず受けるお問合せが「アルファベットの線結び」と「ガイコツの活動」です。どちらもInformation gap のある活動で、「お互いの情報のずれを利用して、互いに質問しながら課題を解決する」ため、聞かなければ解けない活動と言えます。例えば、間違いさがしの2枚の絵を1人が両方見るのではなく、ペアになり1枚ずつの絵を見て、どこが違うかを聞き合う活動にすると、情報にズレが生じるのでInformation gap activityとなるのと同様に、アルファベットの線結びも、aから順に結んでいく場合は、アルファベットの順番を知っていれば一言も英語を言わずに終わりますが、下記は「聞かないと解けない」活動です。

1.アルファベットの線結び: Click no Phonics WORKBOOK1 p.3より
Listen to the teacher and connect the dots.

この線結びは、アルファベット順にたどっても絵は完成しません。指導書p.8に線を引く順番が書かれているのですが、答えは a-z-k-j-g-e-d-u-v-p-m-c-l-h-f-i-b-o-n-q-r-x-w-t-s-y です。この順にアルファベットをつなぐとballoonの絵が出てきます。先生の言うアルファベットを聞き取り、文字を探して線を引くことになるので難易度があがります。先生がアルファベットを言うのではなく、アルファベットカードをこの順に1人の生徒だけに見せ、その生徒がアルファベットをクラスの皆に伝えるとチャレンジレベルが上がります。常に「英語を使うのは生徒」であることを意識することで、何気なく教師側が言ってしまう英語を、生徒に言わせることができ、クラス内で、生徒が英語を発する機会が増えます。

2. ガイコツの活動: Learning World Book 2 Unit 8-3 ワークシート(Book 2指導用マニュアルロムより)

Learning Worldシリーズには、「カラー教具」や「アクティビティシート集」(Learning World Book1, 2, 3準拠)のような厚紙の教具を使う活動が豊富ですが、指導マニュアルロムに入っているワークシートを使っておこなうInformation gap のある活動もたくさんあります。

【この活動のやり方】

  1. 最初に左のシートを使ってガイコツを避けながらゴールまで線を引いて、やり方を説明した後、マスだけのシート(右側のシート)を配ります。生徒がペアになり、1人(S1)がStart→Goalまで自由に線を引き(斜め線はNG)、線のないマスには×マーク(ドクロマーク)を書き入れます(ペアの相手に見せないようにします)。
  2. もう1人(S2)はStartから1マスごとにMay I go up/ go down/ go left/ go right?とS1に聞きながら白紙の紙に線を引いてGoal をめざします。S1の英語(Yes, you may./ No, you may not.)でGoalまで線が到達したら完成です。
  3. 2人のシートの線の位置が同じかどうかをペアで確認し、次はS1, S2の役割を交替しておこないます。

この活動は、生徒側に線を自由に引くという自由度があり、ペアのどちらもが英語を発話する役割があるので人気があります。相手の英語がわからなければ、Louder, please. などと声がけをします。このようなペア活動では相手のシートが見えないようにするために、ペアごとに背中合わせに座ったり、教室のあちこちにペアの相手を離れて座らせて、大きな声で言わなければ聞こえない状況を作ります(イベントのプレゼンター、Matthew de Wilde先生が、ペア活動のたくさんの実践例の動画で、生徒達を離して座らせているのを見せてくださったため、今や多くの先生方が実践されているように感じています)。

余談ですが、このページはテキスト制作段階からずっと「ガイコツのページ」と呼んでいます。著者の中本幹子先生や制作部だけでなく、最近では昨年春のワークショップでも、「Book2ではたぶん“ガイコツ”やります」とプレゼンターの萬田有加子先生も仰っていました。イベント当日はこの活動を予定通り、先生方にペアになって頂きおこないましたが、大人でも予想外の盛り上がり(!!)でした(笑)。

Learning World シリーズには、Book 2の「ガイコツの活動」のようにワークシートを生徒の人数分プリントして使うinformation gap activityもたくさん用意しています(Book1,2,3の教師用マニュアルロムの中にデータとして入っています)。Information gapのある活動の高学年用としては、3名以上の生徒が異なる情報を交換しながら課題を解決する「ジグソー(Jigsaw)」があります。このアクティビティの例は、『CHANTS for Grammar解答&解説』の巻末でもコピーできるシートが付いています。小学校高学年~中学で使いたい、過去進行形や未来形、三単現sや比較級などを使っておこなう活動があるので、どんなテキストをお使いの方でも導入できて便利です。

最近の中学校の授業では、文部科学省の新学習指導要領を受け、①Small talk(時事問題などを取り上げて先生と生徒が英語で話す)②音読 ③Retelling ④コミュニケーション活動 を重視する動きが加速しているようですが、「生徒1人1人に英語を喋る時間を設けていたら日が暮れるので無理」と中学校の先生方が仰っていました。グループでざっくりやって終わるしかない、とのこと。クラス内での発話量と発話の質は、少人数の民間英語学校の方が遥かにアドバンテージがありますので、「英語を使うのは先生ではなく、生徒」を可能にする教具として、ぜひお使いください。

【2. 上半期APRICOT教材売上ベスト10は異変続出!? 】

2019年1月から5か月半のAPRICOT教材売上ベスト10は次の通りです。

【全体】
1 Learning World 1テキスト
2 Learning World 1ワークブック  
3 Learning World 2テキスト
4 Learning World 2ワークブック
5 Learning World 3テキスト
6 WELCOME to Learning World YELLOW テキスト
7 Click on Phonics WORKBOOK 2 (three-letter words)
8 Learning World 3 CD付ワークブック
9 WELCOME to Learning World YELLOWアクティビティブック
10 Click on Phonics WORKBOOK 1 (the first letter of the alphabet)
*順位は出荷数。音声CDはランキングから除く


上位をLearning World の生徒用アイテムが占めるのは毎年のことですが、今年の特徴は次の通りです。

  1. 売上BEST 3はBook1,Book 2とWELCOME YELLOWの時代が長かったのですが、ここ2年は Book 3が3位をキープしています。英語歴に関わらず小学生のうちにBook 3までは必ず使っていることが窺えます。
  2. WELCOMEのPINK, YELLOW, BLUEの3冊の中ではYELLOWが圧倒的に人気でしたが、今ではBLUEがYELLOWに肉薄してきています(13位)。BLUEでもう1つ驚いたのは、テキストよりアクティビティブック(12位)が300冊以上多く売れていることです。準拠のワークブックがテキストより売れるという逆転現象は、兄弟でテキストをreuseし、テキスト付録(の別冊10枚)はe-APRICOTの【ここだけ限定商品】からゲットし、ワークブックのみ購入しているケースが多いということでしょうか、謎です…。
  3. フォニックス強し? Learning Worldシリーズが20位までをほぼ独占する中で、2冊のClick on Phonics WORKBOOKがランクイン。フォニックスのワークブックは選ぶのに困るほど世の中に沢山ありますが、このワークブックは薄さと価格の安さが受けているのでしょうか。このワークブックの表紙は「進度チャート」、表紙のウラは「生徒用カードにカット」して使う体裁で、著者の中本幹子先生の提案によるものですが、表紙を切って作ったミニカードは生徒が教室でよく落とすので、落としたカードがどの生徒のものか一目でわかるように、カード裏面に生徒ごとに同じ色を塗れるように小さな白い〇を印刷しておいてほしい、と細かな注文付きでした。(中本先生は「人生の3分の1は探し物をしてる」というほど鍵やチケットやハサミやスマホをよく探しておられますが(笑)、こと仕事となると、レッスン中の無駄な時間を省く工夫や、物をなくさないための工夫には非常に長けていました)

★中本幹子先生の「なかもとと友かな」エッセイはコチラから

 

【英語絵本部門】

1  What’s in the Cart? (ママと買い物へ。カートに食糧を入れていき…)

2  A Teddy Bear    (捨てられていたテディベアを拾って…)

3  What Can You Do? (動物は何ができる?人間は何ができる?)

4  Whose Shirt?   (動物たちの洗濯物が次々現れて、誰のものか当てっこします)

5  A Beautiful Butterfly (黒いイモムシがきれいなチョウチョを夢見るお話)

6  abcd Chants   (アルファベットごとの語彙を絵とフレーズで学ぶ絵本)

7  Who Stole the Cookies? (だれがクッキーを盗んだ?犯人さがしをします)

8  ビッグブック:A Beautiful Butterfly

9  Me Myself   (嬉しい時、悲しい時・・・自己肯定を促すテリッサちゃんのお話)

10 Tiny Boppers (ちっちゃな丸い生き物たちが飛んだり跳ねたり・・・数を学ぶ絵本)

 

絵本にも変化が…

  1. これまでは「英語絵本10巻シリーズ」のVol.1-8が上位を独占してきましたが、くちずさめる絵本What’s in the Cart? が初めて売上1位に。(あるスクールから大量注文がありました)
  2. A Teddy Bearは2000年の初版発売以来Best3から陥落することなく人気は健在です。今年は巻末の歌One Little Fingerを改訂したことで、さらにご活用頂けるようになりました。
  3. 助動詞canで読み進める What Can You Do? が圏外から3位に。この絵本では、敢えて最後にWe can even make weapons and start wars. But... Only we can stop the war. We sure can! というメッセージを入れたために絵本としてはシリアスすぎる、という理由が売上にも影響していると考えていましたが、生徒の発表時に活用しやすい英語であることや、社会情勢が後押しして受け入れられたのかもしれません。
  4. ありえないことが起きました!⇒絵本のビッグブックがトップ10に入ってきました。 A Beautiful Butterflyは「レギュラーサイズ(CD付))と「ビッグブック」の両方がランクインしたことになり、全国の小学校での活用がいかに多いかを痛感します。ビッグブックは理想を掲げて制作したものの、判が大きすぎて印刷屋泣かせ+用紙の面でもコストを圧迫しており、収益性では問題児?でした(笑)。(絶版にしなくて良かった! )

★ARPICOT英語絵本をカテゴリーでわけたリストはコチラから

★メッセージのある絵本シリーズ10巻の詳細はコチラから

 

さて、ベスト20からは漏れましたが、ここ半年で急激に売れている商品が、4線ソフトシリーズのNEW Flash Card MakerとPenmanship ソフトです。パソコンの対応OSの問題で、十数年ぶりの新版発売により買い替えが進んだことが大きな要因といえます。1週間に約4個のペースで出荷しており、クチコミの威力を感じています。Learning World 優秀認定校のMatthew 先生は、毎レッスンにPenmanshipを愛用しており、まるでパソコンのWORDで文字を打つように、現在もPenmanshipでオリジナルのプリントを出して生徒に渡しているそうです。

*Penmanshipの使い方動画はコチラから!

*Matthew 先生の最新ブログ記事はコチラから! ~READYのクラスでもPenmanshipを使っています

 

メルマガ来月号の予告:半期に1度のe-APRICOTアウトレットキャンペーンについてご案内します��

【3.日本の季節を英語で説明】

 

今日6/20はオリンピック観戦チケットの抽選結果発表日。当たった!当たらなかった~!と、スクールでも盛り上がっているかもしれませんね。オリンピックを契機にインバウンドが益々増加することが予想されますが、メルマガ読者の方も、来日している海外の方と英語で会話をする機会も増えてくるでしょう。でも、いざ日本の文化的・歴史的なことを話そうと思っても知識があいまいだったり、単語が出てこなかったりして、ちょっと下調べしておけば良かったなと思うことはないでしょうか?

 

アプリコット出版のFacebookでは英会話プチネタとして、二十四節気や七十二候について日本語&英語で紹介しております。以下、今年ご紹介した季節についてまとめましたので、海外の方とお話をする時やスクールのレッスン用に、ちょっとした情報ソースとしてご活用していただければと思っております。

二十四節気の概要
二十四節気は古代中国で考案され、旧暦にもとづいて1年を24の時期に分けて、農作業を指南する指標です。二十四節気は季節、自然の移り変わり、農作物に加えて、衣服や食べ物、住まい、といった人々の暮らしについても表わしています。

What is the 24 solar terms?
The 24 solar terms were created thousands of years ago in China, which divides the year into 24 terms to guide the agricultural affairs based on lunar calender.They also reflect the changes in climate, natural phenomena, agricultural production, and other aspects of human life, including clothing, food, and housing.

 

2月19日は二十四節気(24 solar terms)の「雨水(Rain Water)」にあたります��
この頃になると、雨量が多くなり、地中からの湿度も増してきます。草木が再び緑となり、春の生命力に溢れた景色が広がりはじめます。
  

What is Rain Water?

Rain Water signals the increase in rainfall and the moisture from the ground. With its arrival, lively spring-like scenery starts blossoming and trees and grass turn green again.

 

3月6日は二十四節気(24 solar terms)の「啓蟄(Awakening of Insects)」にあたります。七十二候でも「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」に入ります。「啓(けい)」は「ひらく」、「蟄(ちつ)」とは、「虫や動物が土の中などで冬籠もりをする」という意味で、この時節から大地が温かくなり、土の中にとじこもっていた虫だけでなく、すべての生き物が冬眠から目覚め始めます。

 

春めいてくると気候もどこか不安定になりますが、このころの雷のことを、昔の人は「虫出しの雷」と呼んでいたそうですよ。

 

What is Awakening of Insects?

 

The traditional Chinese lunar calendar divides the year into 24 solar terms and Awakening of Insects falls on Mar 6 this year. 

 

It signals a rise in temperature and its name, “Keichitsu” in Japanese, alludes to the fact that not only insects but all animals sleeping in winter are awakened by spring thunder and that the earth begins to come back to life.

春分は一年に一度、卵を立てられる日です��コロンブスの卵みたいに、コツコツと殻を少し凹ませて立てるのではありませんよ~

3月21日、春分の日(Spring Equinox)に卵をたてるゲームが中国ではpopularだそうです。春分の日は(秋分の日と同じく)一年の中で夜と昼の長さが一緒になる日ですが、ちょうど地球の軸と太陽の軌道が、ある種の力のバランスを取る日でもあるので、卵が立ちやすいと考えられています。さらに、春の穏やかな気候が神経を落ち着かせるので、集中して卵を立てることができるそうですよ��ホントかしらと思いつつ、ちょっと試したくなりますね!

Can eggs only balance on end on the Spring Equinox?

It is a popular game in China to stand an egg on end on the day of the Spring Equinox, which has become a worldwide game. Some 4000 years ago, ancient Chinese people celebrated spring’s coming by standing eggs. It is said that it's easy to stand an egg on its end at the Spring Equinox, because some laws of science hide in the game. The axis of the earth and its orbit around the sun make it just in a kind of balance of forces on the day, which makes the egg easy to be balanced on end. Additionally, the day in mid-spring with mild weather and blooming flowers makes people feel comfortable, think quickly and move nimbly, which helps people stand eggs on end.

4月5日(金)は二十四節気(24 solar terms)の「清明(Clear and Bright)」にあたります。

 

沖縄では、この頃に「清明(シーミー)祭」があります。清明祭にはお墓参りをして、お墓まわりを掃除し、広い墓前に親族が集まりピクニックのような雰囲気で祖先と共に食事を楽しみます��中国でも清明節に、祖先のお墓参りとお墓を掃除する風習があり、「掃墓節(Tomb-Sweeping Day)」と呼ばれているそうです。

 

清明はご先祖様の供養だけでなく、自然の美しさを愛でる時節でもあります。まさにお花見にぴったりの季節ですね��

 

Clear and Bright, the 5th solar term, is on Apr 5 this year.

 

In Okinawa, Clear and Bright is a period in which people honor nature and the ancestors, have a family reunion event at a tomb, clean its area, and have a picnic there. Most Okinawan tombs are big enough that a family can gather there and share foods with deceased ancestors. This date is indicated on Chinese calendar as the Tomb-Sweeping Day when families gather to honor their ancestors and clean their tombs.

 

Not only is it a period for commemorating the dead, it is also time for people to go out and enjoy nature. As trees turn green, flowers blossom, and the sun shines brightly, everything returns to life. It is a fine time to appreciate the beauty of nature.

4月20日は二十四節気(24 solar terms)の6番目、「穀雨(Grain Rain)」にあたります。春季の最後の節気でもあり、春深しですね��

 

この時期に降る雨は、百穀を潤し芽を出させる春雨として 「百穀春雨(ひゃっこくはるさめ)」といわれています。この頃から寒の戻りもなくなり天気も安定し、日差しも強まってきます。昔から、この日を田植えの準備をする目安にしているようですよ。

 

The Grain Rain is the 6th term of the 24 traditional Chinese solar terms and falls on 20 April this year. Grain Rain originates from the old saying, "Rain brings up the growth of hundreds of grains," which shows that this period of rainfall is extremely important for the growth of crops. The Grain Rain is the last term in spring, after which the air temperature rises higher and it rains more often, and such weather is good to start rice-planting.

 

 

5月6日は二十四節気(24 solar terms)の7番目、「立夏(Start of Summer)」にあたります。夏季の最初の節気でもあり、この頃から夏の気配が感じられるようになります。気温は一気にあがり、農作物もどんどん育つ時期です。

中国では立夏に体重を計る伝統があり、体重を計りながら、長寿と暑い夏を健康に過ごせるよう願うそうです。昨日の子供の日に菖蒲湯に入られた方もいらっしゃるかもしれませんね�� 丈夫な身体を願うのはどこの国も同じですね!

The Start of Summer is the 7th term of the 24 solar terms and falls on 6 May this year. It is also the first solar term in summer, signifying the beginning of the hot season. When it comes, the temperature rises obviously and crops enter their peak season of growth. 

There is a traditional custom in China on the day of Start of Summer, which is weighting people. While weighing themselves, people also wish for long life and a healthy body in the hot summer. Some readers of this article might take a bath with leaves or roots of sweet flag yesterday, Children’s Day, which is said to have a medical effect and believed to drive away evil spirit.

今日5月21日は二十四節気(24 solar terms)の8番目、「小満(Grain Buds)」にあたります。小満になると、収穫はまだだけれど、秋にまいた麦の穂がたくさん付くころとなります。

また、七十二候(72 microseasons)では5月20~25日頃を「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」といいます。この頃になると4度の脱皮を繰り返しながら成長した蚕が、最後に猛然とした食欲で桑の葉を食べ、いよいよ糸を吐いて繭を作り始めます。今年は、新皇后となられた雅子さまが皇居での養蚕を引き継がれたようですよ。

The Grain Buds is the 8th term of the 24 solar terms and falls on 21 May this year. It means that the seeds of fall grain are becoming full but not ripe yet.

The 24 solar terms are each split again into three for a total of 72 microseasons that last around five days each. In the microseason of “Silkworms start feasting on mulberry leaves”, around May 20 to 25, silkworms eat mulberry leaves twenty times their weight per day and shed their skins four times before they mature to pupae encased in well-spun cocoons.

 

6月6日は二十四節気(24 solar terms)の9番目、「芒種(ぼうしゅ、Grain in Ear)」にあたります。芒(のぎ)のある稲や麦など穂の出る穀物の種をまく季節ということから、芒種と言われています��(芒=穀物の小穂のさらに先端にあるトゲ状の突起)。農家の方は種まきでお忙しい時期です。

 

また、七十二候(72 microseasons)では6月11~15日頃を「腐草為螢(腐れたる草 蛍となる)」といいます。昔の人たちは、水辺の湿った草から蛍が舞い飛ぶ様子を見て、朽ちた草が蛍に化けると考えたそうですよ。蛍の見ごろは1~2週間。夏の夕べにホタルを愛でるのも素敵ですね。

 

The Grain in Ear is the 9th term of the 24 solar terms and falls on 6 June this year. The arrival of Grain in Ear signifies the best timing to seed crops such as barley and wheat. It is also a busy period for farmers.

 

The 24 solar terms are each split again into three for a total of 72 microseasons that last around five days each. The microseason of “Rotten grass becomes fireflies” begins on 11 and ends on 15 June. The ancient people believed that the rotten grass around waterfront becomes fireflies and they begin flickering in this season.

 

アプリコット出版では海外の方に日本文化を紹介する時に役立つ教材として『しきたり』や、日本語の読み書きを勉強したい海外の方におススメの日本語練習帳『HIRAGANA FUN』、『KATAKANA FUN』も扱っております。コミュニケーションのツールとしてぜひご活用ください��

 
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Learning World シリーズのキャラクター達が勢ぞろいした月謝袋。サイズ:12cm×19.5cm

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