1. 商品価格改定のお知らせ
2. この商品が気になる:多読 Springboardシリーズ
3. 多読はなぜいいの? ~マシュー先生の実践~

【1. 大切なお知らせ:APRICOT商品価格改定につきまして

先生方におかれましては、平素よりAPRICOT教材をご活用いただき、誠にありがとうございます。

アプリコット出版では、1973年の創業以来、幅広く日本の子供達に英語を習う環境を作るため、お求めやすい価格で英語教材を開発することを最優先に考えてまいりました。
しかしながら、ご承知のように、2011年の東日本大震災以降、製紙業界の苦境や配送料値上げ、人件費高騰は出版業界の各方面に多大な影響を及ぼしており、合わせて本年度1月からの用紙不足および用紙代の再値上げの幅が著しくなったことを受け、これまでの自助努力では原価高騰を回避できなくなり、今後開発すべき教材制作費を逼迫している事態を鑑みまして、一部の商品につきまして商品価格改定をさせていただくこととなりました。これまでご購入頂く方へのご負担を増やすことのないよう価格維持に努めて参りましたが、今回の苦渋の判断をどうかご理解いただけますよう伏してお願い申し上げます。

 

■ 価格改定時期:2019101日ご注文分より

■ 値上げとなる商品:

・Learning World 各テキスト

・Learning World 各ワークブック

・Learning World指導書

・英語絵本

・絵本ビッグブック

・Click on Phonicsカード、ワークブック

・Learn-Abouts

・カラー教具(ばら売り)39種類など、紙媒体の教材が主となります(合計140商品)。

 

■ お値段据え置きの商品:

・Learning World シリーズの生徒用CDなどのAudio CDすべて

・Learning World 各巻CD-ROM (指導マニュアルロム、クラスカードロム)

・「4線ソフトシリーズ」すべて

・「多読Springboardシリーズ」全16レベル全て

・「歌教材NEW Let’s Sing Together」

・NOTEBOOK(8段、10段、13段とも)

・Classroom items(ごほうびシールや月謝袋など)

・ごほうびシールや月謝袋などのClassroom items

・2019年度発売の新商品(ABCフォニックスかるた、ポスター等)

につきましては現状のまま価格を据え置きとさせていただきます。

 

*価格改定商品リストはコチラから 
*2019年10月1日ご注文分より新価格にて出荷致しますのでご注意くださいませ。
*各教材代理店からご購入の場合は、消費税10%の切り替えにより、代理店によって対応が異なる場合がございますので、恐れ入りますが各代理店に直接お問合せください。

2019年秋~冬のイベントは次の通り!

■ 急告:Learning World シリーズ著者 中本幹子先生の新「養成講座」開講決定!!

      10/27(日) 11/10(日) 11/23(祝・土) 12/1(日)

 

■ WELCOME集中セミナー申込開始!

 講師:優秀認定校イエローハウス主宰ケリン・バウリング先生

 ⇒詳細はコチラから

【2. この商品が気になる:APRICOT Springboard】

 Learning World で、WELCOME PINK, YELLOW, BLUE(のうち少なくとも2冊)を経て、Book1, READYを終えたら、多読の本をレッスン開始までの時間や、プラス1レッスンで「多読」をやることで、英文処理能力のスピードがあがります。アプリコット出版にも、テキストを丸ごと1冊暗記するだけでなく、薄い英語の本を継続して読んでいくことで成果が予想以上に出ているという声が沢山届いています。

  ★多読実践者の生徒や先生方を一部紹介★

  • 最初は英文を見るのもいやだったけど、紙面の半分は写真や絵だったので読みやすい。
  • 1冊が薄いので継続できた。
  • 1冊読む時間が速くなった。
  • 読み始めた頃に比べると、けっこう文字の多い英文もスラスラ読めるようになった。
  • 英語がわかる、と思うことが増えてきた。
  • 英語を読めている自分を実感するようになったので少し自信がついた。
  • 今、e-APRICOTで送料を無料にするために買ってみたSpringboardをBook2クラスにやってみたら生徒達が予想以上に食いついてきてびっくり。こんなことならもっと早くやればよかった!! Book2 クラスの場合はスラスラ読めるようになっていたので、導入が遅すぎたか?と思いましたが、丁度良かったかもしれません。レベル10までは読破させることを計画しています。
  • Springboardをやるようになって、子供達が意味を考えて類推することが習慣になってきたように思います。読んだ後、いくつか質問するのですが、Why? で聞いてBecauseで答えるのもスムーズになってきました。
  • 最初、Oxford Reading Tree(ORT)で読ませていたのですが、主人公が沢山出てきて、Dadを固有名詞の人名と間違うハプニング(苦笑)・・・。うちの子共達には登場人物がガッツリ決まっているシリーズよりもSpringboard ConnectやSpringboardのようにシンプルでページ数も短い物の方が読み進めやすいようです。

    【補足】ORTは24ページ、Springboardは16ページ、ORTはイギリス英語、Springboardはオーストラリア英語です。多読はたくさん読み重ねていくことが目的ですので、いろいろなシリーズを取り揃えておくことをお勧めします。

Springboardの利点は次の通りです。

  1. Level 1の8冊はどれも、1ページ1行の英文なので、ビギナーでも導入しやすい。(例)英語歴3年目の幼児クラスからでも導入ができる
  2. 別売で音声(800円+税)があるので簡単に音声の確認ができる。(文字だけを見て読んでいくのがreadingですが、音声で確認をすることで英語運用能力があがります)
  3. 決まった登場人物がいないので、多読(=副教材)では特定の世界観は不要、と考える方にはお勧め。(メインテキストで主人公たちの世界観がすでにある場合、副教材では淡々と1冊ずつ独立したものを読むほうがメリハリがあるかも?)
  4. お値段据え置き!! 全16レベルともに金額がリーズナブルです♪ 8冊パックで2,300円+税 1冊あたり288円!!!

 夏休み明けから、多読ライブラリーを充実させませんか? めざせ10000語突破!? 


単語の数の目標値を決めて、1冊ごとの総語彙数をプラスしながら総語彙数を書きこんでチャレンジさせてみませんか?Springboardは全16レベル。各レベル8冊ずつ(5冊はイラスト絵本、3冊は写真絵本)。1冊平均の語彙数は次の通り。(全128冊を読破すると約27200語の英語に触れたことになります)

Level 1:33語
Level 2:57語
Level 3: 75 語
Level 4:87 語
Level 5:96語
Level 6: 105 語 
Level 7:117語
Level 8:140語 *レベル8で約5500語!
Level 9: 160 語
Level 10:190語
Level 11:220語 *レベル11で約1万語!!
Level12: 250語
Level 13: 280語
Level 14:315語
Level 15:340語
Level16: 370語

 

★ Springboardのご購入はコチラから。
★ 語彙数を明記したSpringboardのチェックシートはコチラから。A4サイズでプリントすれば、宿題スタンプ(直径3cm)が押せる大きさになっています♪

【3. 多読はなぜいいの? ~マシュー先生の実践~

 

まだ残暑厳しい折ではありますが、秋以降のレッスンのために、多読ライブラリーを充実させてはいかがでしょうか?「多読って辞書をひかずにどんどん読むことでしょう?効果あるの?」はい!英語力の向上に様々な効果があります。

<多読の効果とは?>

  1. 読み慣れてくると、英語の苦手意識がなくなる!(情意面の変化)
  2. 読むスピードが速くなる (Reading力の向上)
  3. リスニング能力があがる (Listening力の向上)
  4. 文の構造への理解が深まる(文法理解の向上)
  5. 英語に触れる時間、触れる量を増やすことができる(英語の習慣化)=英語の基礎力アップに繋がる

改めて多読についてご紹介すると、多読の定義は次の通りです。

  • 多読とは、辞書無しでも、十分に理解できる易しい英語の本を、楽しく、速く読むことです。(『国際多読教育学会による多読指導ガイド』、2011)。

楽しく、速く読むためには、読む素材は子供に合ったレベルでなければなりません。知らない単語がたくさんあると、読む速度が遅くなり、理解度も低くなります。そして、分からない単語や構文を調べ始めると「多読」ではなく「精読」になります。本を読むという行為は精読と多読に分けられ、英語学習においてもその読書法は全く違います。

  • 精読(=深く読む)Intensive Reading⇒英語学習テキスト。音声を何度も聞いて音読し、辞書で単語の意味を確認、文構造を理解しながら正確に読む
  • 多読(=大量に速く読む)Extensive Reading⇒ORTやSpringboardなど幅広く、自分の英語力よりも易しいレベルの本を大量に読む
<マシュー先生の実践編>

アプリコット出版のプレゼンター、Matthew de Wilde先生(マシュー先生)はSpringboardシリーズを愛用されていますが、多読導入はLearning World Book1クラスからで、多読を始めるタイミングについて、以下の明確な基準を設けています。
  1. 生徒がちゃんと目と耳を先生に集中して対話することができる。
  2. 生徒が対話の中で適切な受け答えをすることができる。

上記のような対面でのコミュニケーションが難しい場合は、読む授業には早すぎるとマシュー先生は考えておられます。

また、アルファベットの音に慣れていない場合は、多読を始める前にClick on Pnohicsのカードを使い、three letter wordsが読めるように指導します。
国際多読教育学会でも、「英語では綴りと発音が必ずしも一致していないので、フォニックスの学習は非常に有益で、学習者によっては必ず必要な場合もある」と指摘しています。実際にClick on Phonicsを使っている動画はこちら↓

Click on Phonicsなどでthree letter wordsが読めるレベルまで達していれば、SpringboardLevel 1に出てくる語彙もほぼ読めるようになっているので、多読始める準備が整ったといえます。


多読を始めるに際して、この準備段階が非常に大切になります。辞書無しで、楽しく、速く読むためには、本に出てくる語彙が98%以上分かる(=多読の「スイートスポット」)必要があると言われていますので、最初の1冊で子供がつまずかないように、導入のタイミングは注意深く見極めてください。

 

導入のコツ:難しい本をあてがうと、語彙の意味が取れず挫折するので注意。敢えて易しいレベルのものから開始する。*子供達の中には「見栄を張ってレベルの高いものを手に取るケースがあるので要注意。「調べない、覚えない」を意識し、おおざっぱに意味を取りながら読む。

<多読を始めるのに最適な本は?>

初めて多読に挑戦する子供達のために、思わず手に取りたくなるような、楽しく興味深いお話を集め、かつ難易度を段階的に設定している読み物がグレイデッド・リーダーズ(Greaded Readers)です。

Springboardもグレイデッド・リーダーズであり、専門家によって細かくレベル分けされ、単語数も制限された中で、自然かつ標準的な文法の英語で書かれています。このシリーズは、各レベル間の差が小さく、段階を追ってスムーズに学習を続けやすいよう工夫されており、また同じ難易度の本がジャンルの違う内容で8冊あるので、子供自身が自分好みのレベルに合ったものを選ぶことができます。マシュー先生も長年、Springboardを多読テキストとして使用されています。マシュー先生がされている実践的な工夫はこちらから

 "I’m still convinced SPRINGBOARD is the best material to help kids get started with reading, remain motivated to read, and generally feel success with reading." Matthew's blog


 ★多読を続けるための工夫と注意点★

  1. メインテキストで英語力に差異がある場合、多読は個人のペースで継続することができるので副教材として導入しやすい(隣の生徒と読むレベルが違っていてもあまり気にならない)
  2. 生徒によっては4技能のスキルに差異があるので、導入しても多読になじめない子供達には、音声を って音読しながら読んでもよい(文字だけを追って意味を理解することになじめない場合)
  3. 多読の性質上、今のテキストレベルとは関係なく、ほぼ意味が取れるやさしいレベルからスタートすることが大切。先生の補足がないと自力で読めない場合、英語嫌いを生んでしまいかねないので注意。
  4. 慣れるまでは音読教材として導入し、その後、ほぼ文字を自分で音読できるようになれば、音声での導入は割愛してもOK。
  5. 英文は左から右に、語順の通りに読む(後ろからの「帰り読み」はしない) 
  6. いやいややらせない。つまらないと感じたら他の本へ。(本の中にはつまらないと感じるものがあって当然。その場合は強制しない)
  7. わからない箇所はとばす(1語1語全ての意味をわかろうとしない。60-80%の理解度で意味を取る練習であることを忘れない。)
  8. 辞書を引きたい場合は読みながら引くことはしない。意味をちゃんと知りたい場合は1冊読み終えてからにする。
  9. 進度を図るチェックシートを作ると、生徒個々のプログレスがわかり、生徒にも教師にも保護者にも見える化できる。
【アンケートご協力のお願い】

「先生方に最も近い出版社」として、皆さまの声をもっとたくさんお聞きしたいと思っていますので、アンケートにご協力いただければ幸いです。※過去アンケートでは、大変参考になるご意見や、レッスンに関する悩み、ご相談、ご質問等を多くいただきましたので、今後何らかの形でご紹介させていただければと考えております。

ご回答いただいた方には、抽選で10名様に☟プレゼント!(3つの中から1つ選択)
① WELCOME PINK場面絵ポスター10枚セット
PINKのカードセットに入っているポスター10枚。折り目がボロボロの方は、こちらをゲットしてください。
② BLUE Dialogue Cards 

昨年2018年12月発売の新刊BLUEダイアログカードをプレゼント!(2名様限り)

③ Learning World 月謝袋(10枚入り)

Learning World シリーズのキャラクター達が勢ぞろいした月謝袋。サイズ:12cm×19.5cm

アンケートはこちらから。ご回答は2019/9/10までにお願い申し上げます。当選者プレゼントは2019/9末頃までに発送予定です。プレゼント郵送先が不明の場合はメールにて確認をさせていただいておりますが、発送前日までに確認が取れない場合は自動的に当選キャンセルとなりますのでご了承ください。
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