「児童英語教師養成講座 中本ゼミ」受付開始!

Learning Worldシリーズ著者であり、「APRICOT児童英語教師養成講座」の講師を長く務めていただきました中本幹子先生の講座がいよいよスタートします。

全国のLearning World 認定校の先生方や歴代のAPRICOTプレゼンターなど、多くの先生方が中本幹子先生の講座を受講され、理論と実践、児童英語教育実践のDosDon’tsを学び、その後長く活躍されています。

これから本気の英語教育をめざす先生方のご参加をお待ちしております。

 

2021年度は少人数のゼミ形式!全5回。日曜AMの時間にお集まりください!

 

4月4日のスタートをひかえて、中本先生からメッセージをいただきました��

こんにちは。中本幹子です。今回、オンラインで「児童英語教師養成講座」を開くにあたって、私の著書『実践家からの児童英語教育法』を久しぶりに手にしてみました。この本に込めた私の想いをもう一度ここで皆さんに紹介させていただきます。

 

本書は児童英語教育の目的を「国際的に活躍する人間の育成」とし、その手段(英語)の分析を通して児童英語教育の範囲で具体的に何をすべきなのか、何が無駄なのかを著者が試行錯誤しながら長い間真剣に実践したことを具体的に形にしたものです。

毎日、授業で子供達に接し、子供達一人一人が英語を道具として活躍できるようになることをひたすら望み、その都度真剣に悩み、考えぬいて実践した30年間の経験を通して構築した「コミュニケーションの手段としての英語教育の理念と実践」をまとめたものです。

「理論からの実践」ではなく「実践から生み出された理念とその理論に基づいた実践集」であると言えると思います。コミュニケーション能力を育てる教育法をもう一度考え直し、実践すれば、幼児・児童英語教育が単なる「英語でのお遊び」で終わることなく、日本の今後の英語教育の方向性を示唆するものになり得ると信じています。

この信念はこの本が出版されて18年経った今も―残念ながら―我々が直面し、解決しなければならない課題を示唆しています。日本の英語教育を見つめ直し、児童英語教育に携わる我々が今後子供達にどのように接し、何をどのように教えるべきなのかを、この講座を通して皆さんにお伝えしたいと思います。

 

今年度から大学入学共通テストの内容が随分変わりました。知識の暗記に焦点が置かれていた今までのテストに比べ、自分で考えることに焦点が当てられる問題が多く出題されています。英語で言えば、リスニングやリーディング(データ解析を含む)を通して情報を的確に取る問題が多くみられます。これはまさにラーニングワールドシリーズが目指していたものの一つです。ただ、内容はアメリカの大学に行くことが目的なのではと勘違いしてしまいそうなものも見受けられました。残念なことにこの共通テストでは、得た情報を自分のものとし、要約・分析し、それに対する自分の意見を持ち、口語で効果的に発表したり、書いて伝えたり、他と理論的に討論する能力を測るものではありません。英語教育の最終目的はアメリカの大学での日常生活のための英語力をつけるものなのではなく、「英語を道具として世界で活躍できる日本人の育成」です。

活躍の場はビジネスかもしれないし科学、医学かもしれないし、世界で協力し自然、地球を守る分野かもしれません。子供達の未来は無限に広がっています。私たちのするべきことは英語教育を通して子供達が自分に自信を持ち、進むべき道を見つけるお手伝いをすることだと思っています。彼らの心を開き、効果的に言葉としての英語を教えることを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

コロナ禍で日常生活を奪われ、新しい生活様式を求められて1年余になりました。

負のことを考えればきりがありません。こんな時世だからこそできること、オンラインで今まで会えなかった人とも繋がることができるようになりました。東京や遠くの大学に行かなくても、家で手軽に勉強できるようにもなりました。この機会だからこそできることだってあるはずです。

今回は、アプリコット出版さんに我儘を言わせてもらい、一方的な講義ではなく受講生の皆さんと繋がりながら講義を進めたいため、定員6名というゼミ方式にしていただきました。オンラインを通して皆様とお会いできるのを今から楽しみにしています。

「児童英語教師養成講座 中本ゼミ」(ZOOM開催) 

講師:中本 幹子 先生

日程 (4月、6月、8月、10月ともに同内容)
いずれも日曜日 10:00~12:30 開催予定

4月期
4月4日、4月11日、4月18日、4月25日、4月29日

6月期
5月30日、6月6日、6月13日、6月20日、6月27日

8月期
8月1日、8月8日、8月15日、8月22日、8月29日

10月期
10月3日、10月10日、10月17日、10月24日、10月31日
定員:各期 6名
講座形態:全講座、通信ミーティングツール「Zoom」を使用したオンラインによる講座となります。

オンライン開催のため少人数、ゼミ形式での実施となり人数枠に限りがございます。

 

<プログラム>(予定)

第一回:児童英語教育を始める前に 

・児童英語教育の目指すもの

・第二言語教授法からの考察

・評価の在り方

 

第二回:英語を武器にできる日本人

・コミュニケーション能力

・言語教育における教師の在り方

・発話を促す活動

 

第三回:定着を促す活動 

Gameを使って定着

Songsを使って定着

Chantsを使って定着

 

第四回:Reading/Writingから Presentation

・絵本を使って教える

・児童英語教育における読みの指導

・児童英語教育における書く指導

 

第五回:発信する子供達を育てる 

・児童英語教育における文法指導

・チャットの重要性

・レッスンの構成

 

※インフォメーションギャップのある活動などを実際にブレイクアウトルームなどを使って行います。

(グループ活動などを行うためスマートフォンではなく画面の大きいタブレットやPCでご参加ください)

wifi等のオンライン環境が安定しており、マイクとカメラを備えたPCやタブレット等でのご参加をお願い致します。

 

ZOOMの操作に不慣れな方へ】

講座スタート前に、アプリコットスタッフが約10分程度、実際にZoomで繋がり、

操作手順等についてご説明申し上げ、講座内で使う機能について練習を行う予定にしております。

 

◆受講料40,000円+税 (全5回分、各回の資料一式含)

Learning World 認定校/児童英語教師養成講座修了生(APRICOT Mate)は30,000 円+税 ⇒Mate割引のお問い合わせはevents@apricot-plaza.co.jp まで

 

※お申し込み期限は各期の前月末日となります。(例:4月4日スタートの4月期は3/31締切)

 

人気の講座です。各期、満席になり次第、受付終了致します。お早めにお申込ください。

 

講師:中本幹子先生

Learning World、キッズ英語絵本シリーズ、『実践家からの児童英語教育法』 (全3巻)『We are Japaneseやねん』ほか多数の教材や書籍を発刊。APRICOT筆頭著者。

「右手に専門分野を持ち左手に英語を持つ人材が21世紀に勝つ。英語は伝達道具にすぎないが、道具ゆえに常に磨いておく必要がある」は中本幹子先生のスクールの指針を表す言葉であり、今や全国の先生方の英語教育の指針となっている。
自身の主宰するスクールで毎年約500人の生徒に英語を40年以上教えただけでなく、様々な教育現場での指導経験をもつ。学会発表多数。常に子供達の目線に立った教材開発で著作物のファンは今も増え続けている。

中本幹子先生の「なかもとと友かな」エッセイはコチラから

 

★イベント詳細はコチラから

★お申込は下記から

http://e-apricot.net/shopbrand/event/

★養成講座についてのお問合せはevents@apricot-plaza.co.jpまで

 

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