合同会社エフエイト Newsletter Archive - たったこれだけで、ガレ場の痛みが変わる！

こんにちは、高岡です。

雨が続きますねー。

今、熊本にいるんですけど
熊本は今朝も雨。

で、国府高校の生徒たちは
雨の場合は校舎の周りを走ります。

10月27日の熊本県高校駅伝に向けて
当日から逆算したトレーニング計画で行くと
今は「動きを見直すフェーズ」で
生徒たちは、朝練習を裸足で走ってるんですけど
グラウンドを走るときはまだ路面が優しい方。

今日みたいに校舎周りを走るときが
ちょっと大変。

1周330ｍくらいなんですけど
その中にはなかなかガレた路面があります。

僕でもそこそこ痛いので
生徒たちにとっては
かなりの痛みを感じながら走ってるはず。

で、ちょうど今
二人ほど足に痛みを訴えてる生徒が出てたので
昨日はその動き作りをやったんですね。

その様子が、上の画像です。

ダンベルを頭の上でキープしたまま歩きます。

これは何のためにやるかというと
胴体を縦に長く伸ばす動きを身につけるため。

僕たちは重力のある地球の上で生活してます。

座るのも、歩くのも、走るのも
必ず頭上から重力の影響を受けてます。

と、すると。

重力といかに付き合うかって
ものすごく重要な
人間としての基本スキルと言えます。

ただ、この基本スキルが雑だと
重力に押しつぶされる形で
胴体が潰れます。

これがいわゆる「猫背」って呼ばれる
不良姿勢ですね。

そうなると、重力とうまく付き合えず
重力を味方につけられない。

重力が、体に対しての大きな負担となってしまう。

走るっていうダイナミックな動きになれば
なおさらです。

そこで、先のダンベルを使ったドリル。

重力って普段から当たり前にあるもんですから
なかなかその存在に気づけないんですよね。

だから、ダンベルを用いて
重力を再認識するわけです。

何も、このドリルは筋トレをしてるわけじゃありません。

重力っていう「本当はそこにあるもの」に気づくため。

詳細に関しては
ゼロベースランニングクラブのメルマガで
この時に撮影した動画をもとに解説していきますけど
勘がいいあなたなら、この画像を見ただけで
何がポイントなのかがわかるかもですね。

「ゼロベースランニング・メソッド2.0」の
第3ステップでも、この件のヒントをお話ししてます。

最大のポイントは
「背骨のS字カーブをまっすぐに伸ばす」
です。

自分でも、今日の朝練でこのポイントだけに
集中して走ってみたら
ガレ場の痛みがだいぶ変わりました。

最近、また出版の準備をしてるので
パソコンに向かう時間が多くなったこともあって
胴体が潰れてたのかも・・・。

こないだ走ったときは
「うーん、ここの路面、またさらにガレた？」
みたいに、路面のせいにしてましたけど・・・笑

やっぱ、原因は自分の中にあるわけです。

ちょっと話がズレますけど
僕って夏休みの宿題を
8月30日頃から猛ペースで追い込む少年でした（笑）。

でも一応、その前の年の反省もあって
夏休みに入ってすぐにある程度はやるんです。

だけど、途中からやらなくなる。

まだ、夏は長いしね。

そう余裕ぶっこいてたら
いつの間にか8月30日になってる、みたいな。

要は、負荷がかかることでわかることがある。

逆に、負荷がかからなければ
その重要性を認識しづらい。

この癖は、大人になっても健在で・・・。

「人類最大の発明は『締切』だ」っていうのは
本当に名言だと思うわけです。

締切っていう負荷と
ダンベルによる負荷が
何となくカブったわけでございます・・・。