昨日から家族で熊本入りして
休みなはずなのに落ち着かない高岡です、こんにちは。



さて、休みとは言っても
このメルマガは欠かせないわけで。



今、息子が夏休みの自由研究で
「美味しい生姜ができるまで」ってのをやってるので
僕以外のみんなは畑に出て行き
僕はひとり、家に残り
このメルマガはじめ、仕事してるとこです。



というわけで、今日のメルマガは
どうにもふくらはぎとアキレス腱付近の
強い張りが改善しないというクライアントさんの話です。



クライアントさんに了解をいただき
このメルマガでご紹介してます。
ご協力ありがとうございますー！



で、このクライアントさんですけど
立甲もすごくよくできて
股も割れる。ブリッジもできる。


なーのーにー、二日続けて走ると
どうしても左ふくらはぎ〜アキレス腱にかけて
痛みにも似た張りが出てきてしまうんです。



こういう場合はたいてい
最大荷重時に、足首のプロネーション
つまり捻れが出ています。


足首がプロネーションしてるってことは
母趾球が内側に回ってる状態。


股関節が内旋し
逆に下腿（膝から下）は外旋することで
膝に捻れが発生しますし
足首にも捻れが発生します。


このタイミングでは本来
股関節が外旋することで
母趾球が外側に回ってる状態が適切。


そうすることで
膝と足首の捻れは防げます。



ちょっと小難しくなりますけど
ふくらはぎの筋肉、特に
腓腹筋に関しては、多関節筋として
大腿骨と踵に付着してるんです。



なので、膝と足首の捻れは
多関節筋である腓腹筋へのダメージが
ものすごく強くなるんですね。



なので、まずはこの捻れを改善しなきゃいけないわけで。



そこでやったのが
膝が上がるタイミングから着地ギリギリのとこまで
鼠径部を挟み込むことです。



そのドリルをやる前とやった後の動画があるので
ご覧ください。

ここで見ていただきたいのは
最大荷重する際に、足が内側がブレるとこ。
これが捻れです。



修正前と修正後では明らかに
最大荷重時の捻れに違いがあるのが
見て取れますよね？



これは、着地の瞬間の
足底面の角度にミソがあります。



修正前は、足底面の外側から着地してますよね？



そうすると、そこから最大荷重のフェーズに進む際に
土踏まずが潰れる方向、つまり
これがプロネーションで
「母趾球が内側に回る」ってことですけど
外側から着地すると
プロネーションが加速しちゃうんですよね。


これが、足底面の外側から着地する
最大の懸念事項です。



もちろん、外側から着地したとしても
この「プロネーションの加速」を制動できれば
なんの問題もありません。



ただ、着地のポイントが胴体の真下よりも
前方にあればあるほど
「プロネーションの加速」を制動することは難しくなります。



動画をご覧いただくと
修正後の着地の際は
足底面が限りなく地面と平行になってますよね？



ここが大事なポイントです。



地面と平行、つまり「フラット」に着地することで
「プロネーションの加速」を制動することができ
不必要な捻れを改善できます。



そうすることでふくらはぎやアキレス腱への負担を
減らすことができるわけですよねー。



これは、僕も4月に患ったふくらはぎの肉離れで
実感しました。



フラットに着地する。



フラットに着地した後に
母趾球が外に転がる。



この流れを、胴体から誘導していくわけです。



そうすると
ハンパなくバネる感じを体感できるはずですよ。



これ、一度体感すると
もうね、病みつきになります。



ただ僕もまだまだ
このバネる感じをいつも出せてるわけじゃないんですよね。



ここが今の課題です。

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