毎年そうなんですけど
1月1日〜3日は箱根駅伝のお手伝いしてるんです。
OBとして、もうかれこれ12年くらい、ずーっと。
帝京大学が箱根駅伝に出る限り
僕に優雅なお正月はありません・・・
とは言っても、母校が箱根駅伝出ないなんて
そんな寂しいことはないので
これでいいーんです。
で、しかも今回の帝京大学はかなりイイ!
僕の予想だと、往路では青山学院や東洋
東海あたりとデッドヒートしてるんじゃないかなと。
それだけじゃなくて、うっかりすると
あれよあれよと総合優勝まで行っちゃう可能性もあります。
何年前だっけな、亜細亜大学が優勝した時がありましたけど
この優勝は「世紀の番狂わせ」って言われるくらい
優勝候補の駒沢が自滅して転がり込んだ優勝でした。
その時の監督が、現在拓殖大学を率いる岡田監督。
面白い記事があったので、引用しますね。
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往路、亜細亜大は1区で9位、2区で13位と出遅れる。
それでも、少しずつ順位を上げながら
6位で芦ノ湖に到着した。
「6位からの逆転優勝なんて、誰も考えていなかったでしょう。
でも、私には『ひょっとして』という予感があった。
というのも、ウチは絶対的エースこそいませんが
10人みんなの力がほどよく拮抗したチームだった。
それに対して、ライバル校はどこも往路に主力を集中させ
復路はその貯金で逃げ切るという編成だった。
勝負はこれからだと思っていました」
そして、翌3日の復路。
亜細亜大は7区の綿引、8区益田の好走によって2位に浮上。
9区の山下がついに1位の駒澤大を抜き去り
トップで10区のアンカー・岡田直寛にタスキを渡す。
だが、このとき、岡田の緊張はピークに達していた。
「待機中のあいつに電話を掛けたんですが
『大丈夫です』という声がうわずっている。
コイツ、完全に上がってるなと思って
電話口に向かって叫びました。
『おい、バカか。今まで亜大は3位が最高だから
準優勝でいいんだよ。負けたっていいんだよ!』と」
落ち着きを取り戻した岡田は駒澤を振り切り
見事1位で仲間の待つゴールに飛び込んだ。
「私は選手たちに『相手に勝て』なんて言ったことはないんです。
それぞれが練習の成果を発揮すれば
駅伝は結果がついてくるものですから」
勝ちを意識するのではなく
それぞれが自分のベストを尽くすことだけに集中する。
エースのいないチームだからこその戦略が、そこにはあった。
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なるほどっすねー。
そう考えると、ずーっと優勝候補って言われ続けてる
青山学院って、本当にすげーなーって思います。
勝ちを意識しなきゃいけない雰囲気をメディアに煽られつつ
自分たちの走りに集中するって、なかなか至難の業だと思うんです。
だけど、青山学院の原監督はうまくマネジメントしてますよね。
今年も、何のアクシデントもなければ
青山学院でしょうね。
だけど、そのアクシデントってゆーのが
起こっちゃうから面白いんですよねー。
その渦中に、帝京大学がいるんじゃなかろうか、と。
ちなみに、僕の予想は、こちらでお話ししてますので
ぜひご覧くださいね!