あれからずっとお尻の穴に意識がいってる高岡です、こんにちは。

熊本県高校駅伝、終わりました。


結果は、7位。
アンド、繰上げスタートにもなっちゃうっていう
前代未聞の大惨事でした。


もう、今回のレースは
1区の3ｋｍ地点でほとんど「レース」の体をなしてなかったですね。


10ｋｍで34分かかっちゃうなんて
誰1人として想像してなかったから
もう、完全に浮き足立ってた。


これから走る選手に
「今できる全力を尽くそう」って電話しても
浮き足立って、自分の走りができない。


ただ、その中でも1人だけ
ある程度走った選手がいるんですね。


4区です。


もちろん、目標タイムには遠く及ばないんですけど
後手後手のレースの中、よく粘ったなと。


しかも、その生徒は走ってる途中
車と車に挟まれて、少し止まっちゃったっていう話。


これってもちろん運営的にあっちゃマズいことなんですけど
どうしても後ろの方で走ると
車がごちゃごちゃしてくるんですよね。


だから、集中できない。


そんな中でも、しっかり粘ったな、と。



はぁぁぁ・・・
何でなん・・・？


そうやって、ため息しか出ない状況でしたけど
息を整えて、よーく考えてみたら
一つだけ、面白い傾向がありました。


それは・・・


この4区を走った生徒は
毎日の練習で、必ず先頭を引っ張ります。


自分が調子が良くても悪くても
必ず、です。


朝練でも、午後の練習でも、必ず毎回、先頭を引っ張る。


彼は、そこにこだわって、毎日過ごしてたんですよね。


4区の生徒と他の区間を走った生徒を比べた時に
何が違うかって、ここなんですよね。


徹底的に、このポジショニング「位置取り」だった。


そうすると
集団のペースを自分の走る感覚で組み立てなきゃいけないわけです。


これって、すごくヒントなんじゃないかなって。



事前の佐賀ナイター記録会で
みんなそこそこ良いタイムで走ってましたけど
結局そこって、自分でレース組み立ててないんですよ。


1人で走れてないんです。


集団を利用して、「走れた」状態。


「走った」じゃ、なくて。


これに僕は、気づけてませんでした。


もしかしたら、そこに落とし穴があったんじゃないか？


で、今回の駅伝では
序盤から誰も利用できない。


自分でレースを組み立てなきゃいけないんだけど
組み立て方が、わかんない・・・


もしかしたら、そんな状態だったのかもしれません。


もちろん、いつも集団の後ろを走ってても
駅伝でうまく走れる人もいます。


だけど、国府高校にそんなセンスがある子はいません。


そもそも、高校に入学してくるときの持ちタイムが
他の高校よりもずば抜けて良くないですから。


となると、そういう「走りの組み立て」の練習も
やる必要があるのかもしんない。


これは、今回の大惨事で気づくことができました。


いや、むしろこんなレース展開にならないと
気づかなかったかもしんない。


4位とか5位とかになってたら
気づけなかったかもしれない。


それを考えると
今回の大惨事は国府高校にとっては「ラッキーだった」のかもしれません。



彼らはもう、昨日から新チームで始動してます。


僕は関東に戻ってるんで
新チームでの最初のミーティングに参加できなかったんですけど
今度のキャプテンは、今回の駅伝で4区を走った生徒。


どういうチームになるのか
今からすごく楽しみです。




最後になりましたが
国府高校の頑張りを気にかけてくれて
本当にありがとうございました。


「まだまだオメーは甘いんだよ」っていう現実を突きつけられ
次の日くらいまで意気消沈してましたけど
生徒たちと一緒に頑張っていきますので
これからも応援よろしくお願いいたします！

【追伸】

こないだのメルマガでお話しした
「お尻の穴を締める」件。


駅伝前日の3000ｍタイムトライアルで試してみたら・・・


9分38秒！出ました！


先月のタイムトライアルでは
9分50秒がやっとだったのに
すっごい成長！


びっくりしてます！

【 追伸 2 】


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