ISH(国際冷暖房・衛生設備・空調専門展)は、2年に一度ドイツで開催される、バスルームデザイン、暖房、空調テクノロジーや再生可能エネルギーにおける世界最大規模の見本市です。ドイツのメーカーは勿論、ドイツ以外の諸外国からの出展も多く、2019年は2532社(57ヶ国/ドイツからの出展868、海外からの出展1,664)が出展し、161ヶ国から約19万人が来場しました。
当社が取り扱うドイツメーカー3社も出展いたしました。
水栓金具ブランド、ドンブラハでは、ヘルスケアや自分らしさをテーマに、より自分好みの入浴や、インテリアコーディネートを楽しめるアイテムが展示されました。人気の水栓金具シリーズMeta(メタ)では、ドンブラハが考えるミニマルデザインを表現した、Meta(メタリファイン)、Meta Slim(メタスリム)、Meta pure(メタピュア) の3タイプのデザインが新たに発表され、新鮮なカラーバリエーションと共に、水栓金具に焦点を当てた、インテリア性の高いバスルームを提案しました。
老舗ホーローメーカー、アラペからは、洗面ボウルの新たなカラーバリエーションとして、鮮やかな色合いの「Aquaシリーズ」と、ニュアンスグレーの「Terraシリーズ」が加わり、こちらもより個性あるバスルームを演出するラインアップとなりました。
伝統ある衛生陶器メーカー、ビレロイ&ボッホからも、コンクリート調や、ダークカラーの洗面器など、質感のあるカラーバリエーションが発表され、バスルーム全体のコーディネートも提案されました。
このように各社から、インテリア性や自分らしの表現を重視したカラーバリエーションが多く発表されましたが、バスルームのカラーバリエーションは、水資源の管理システムや、リラックス・健康促進を目的としたバスルームとならび、ISHの水まわり展示部門において、トップテーマの一つに挙げられています。
好みの色の水栓金具や洗面器をポイント使いしたり、空間全体でコーディネートしたりと、豊富なカラーバリエーションのバスルームアイテムは、これからのバスルームには欠かせないトレンドアイテムになっていくのではないでしょうか。