こんにちは、
さのますみです。
(このメールは佐野珠美の個人セッションのクライアントさまでEメールニュースレター配信にご了解いただきました方へお送りしています。)
今日は、こんな提案をさせて頂きたくて
お声掛けさせていただきます。
(すこし)長期的な探求グループ 第2期 です。
昨年、私の初の試みとして
これはほんとうに幸せなことなんですが、
この「(すこし)長期的な探求グループ」(約7ヶ月間)を行わせていただきました。
探求の場を提供しながら、私自身が多くのことを学んだ機会でもありました。
改めて、探求を共にしてくださった皆さまに感謝を伝えたい!です。
私が、「個人セッション」だけではなく、グループワークを提供していくことへの変化というのは、これは、私自身の変化の体現でもありまして、
私自身が、グループやコミュニティといったものへの信頼を取り戻した(と言い切ってしまおう)ことによります。
ゲシュタルトセラピーは、
自分が自分自身との信頼を回復していくアプローチと言ってもいいと思います。
自分自身の「あるがまま」に気づく実践
とも、言っています。
自分自身に気づきを向けていきます。
その過程で、未完了を完了させる人もいます
また、止めていた感情を取り戻す人もいます
自分自身が自分の歴史のどこかで装着したフィルターを検証し合理的にする人もいます
何かしら必要なことが起こってくる人がいます。
やがて、
自分が、「自分自身と居る」ことに耐えられるようになっていきます。
自分が、自分自身と居られることで、
他の「誰か」とも居られるようになっている
と、気づくことが起こってきます。
小さな「例外」が時々起こってくることで
気づくかもしれないです。
一見遠回り?いえいえ、着実な、地に足のついた安全なステップだと、私は信じています。
また、探求の過程で、
もう一度、自分自身の中にずっと生きている、「私のエッセンス(or らしきもの)」と出会った人もいるかもしれません。
それが、それ以降の人生を生きる為の重要なリソースになり得る
と、どこか予感を感じたかもしれません。
確かに、そんな人生の局面を迎えておられるクライアントさんが、セッションに訪れてくださっていると感じることもあります。(私の勝手な解釈かもしれません。)
なんであれ、ワークの場で、自分自身の「あるがまま」に気づいて、恐る恐る触れて、出会って、いかれます。「自分自身との面会 or 再会」の場です。
お一人お一人のその「面会」「再会」の場面にご一緒させていただくのはとても光栄なことです。
個人的な私は、その度に胸を熱くしています。
そして、その「あるがまま」「自分自身のエッセンス」との統合のプロセスが始まっていきます。
統合のプロセスには、少し人生の時間を要します。
「ここは、むしろ時間を使って良いようだ。」と、
私が気づいたのは、ゲシュタルトに出会ってからだいぶ経ってからになってしまいました。
私自身がクライアントであった頃、セッション直後の喜びの後、新しい選択肢の発見の後、それを持って人生をやっていく時に、不安がありました。なぜなら、今まで歩いていない道を試し試し歩くワケです。
「前よりは、まし。自分の確信も感じる。だけど、これで本当にいいのかな?」と言った感じです。
その後、新たな私にとってのゲシュタルトの先生と呼べる人と出会い、
コミュニティの大切さを身を以て体験しました。
「ああ、これが欲しかった!」と思いました。
人が、変容の過程にある時に、安全に自分の姿を確認しながら行える環境、
つまり、「鏡」となり得る環境というのが不可欠なのですね。
これが、コミュニティの役割なのか。と、腑に落ちました。
これは、赤ちゃんが成長していくときと、同じ仕組みです。が、
大人になってからの成長の時には、鏡や見守る人が養育者である必要はありません。
自分自身で「誰と居るか」を選びます。(これも、成熟化のプロセスだと思うんです。)
私自身の経験から言いますと、
私は、正確に映し出してくれる鏡を探していました。
同時にそれは、私にとっての安全がある場でなくてはいけません。
でも、なかなか出会えず、自分が単にわがままで、未熟者なのだと思っていました。
パールズがゲシュタルトを発展させたカリフォルニア北部にある
エサレン研究所。
そこの創立者で長年支えてきたディック・プライス。彼は、不慮の事故で亡くなって
しまうのですが、彼のパートナーであったクリスティン・プライスが
今、私が勝手にせんせーと思い、なるべく彼女から盗みたいと思い、
年に2回彼女の来日に合わせて合宿に参加しています。
彼女から学んだ「成熟化」という一つの文脈を持ったゲシュタルトは、私にフィットしました。この考え方ならば、私は属することが出来ました。
私は、属するに値するコミュニティを得たと感じました。同時に、それが私の100パーセントを属させるコミュニティである訳でもありません。
それは、パールズの
「ゲシュタルトの祈り」のそのままを体現していました。
安全が確認できました。
私は、何処にも属することが出来ないハンチク者という訳じゃなく、私が属するに値する場所を求めていたのだ。と、思えました。
それは、私に始まっていた統合のプロセスを安全に丁寧に見守ることが出来ると思えました。自分が自分に出来るサポートだと思えました。
注釈がとても長くなってしまいました。
そういうことから、「自分自身のあるがまま」「変わることなくある私自身のエッセンス」と、セッションを通じて出会った後、その芽生えたばかりの新芽や若芽をやさしく大切に育む時間と場所を提供したいという思いがあります。
栄養を与え合ったり、水やりをする場。お互いの成長を見合う場。不安を口にできる場。として、すこし長期的に探求を行うグループを提案したいと思っています。
もし、少しでもご興味を向けてくださいましたならば、ご一緒に探求をしませんか?
と、呼びかけさせていただきます。
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「気づき」のプラクティスのコミュニティです。
(プラクティス=実践、練習)
「自分と居る」「誰かと居る」をテーマに、
ゲシュタルトの気づきのアプローチを使って探求を深めます。
毎回テーマに沿って行います。
自分自身を探求することになります。そして、同じように取り組む人がそばにいます。
それを、感じると思います。
ここでは、起こってくることすべてに居場所があります。
あなたが安全を確認出来て、そうしたければ、聴いてもらうことが出来ます、そして、試してみることが出来ます。
構造としては、以下のように考えています。
期間:2019年9月〜2020年3月
月に一度(全7回)
形式:ワークショップ(1Day とHalf Day)
4名程度(固定メンバー)
場所:遊行之座(藤沢セッションルーム)
参加費:10,000円程度(月間)*調整中
*参加資格:さのますみの個人セッションを経ている方(1回でも)
*期間中の個人セッションの割引などのベネフィットを設定します。
スケジュール・テーマ(暫定)ひとまず2回分をここに書きます。
9月29日(日)1Day 10:00~18:00 ディープ・リスニング〜聴くというスペース〜
10月27日(日) Half Day 13:00-18:00 自分の席に座る 呼吸に気づく 〜いまここ・自分のホームを知る〜
*期間中は、ワークとワークの間の期間にウェブ環境を使ってのシェアなどが出来るようにしようと思います。
*ワークとワークの間の期間に、Skypeなど使ってますみとの短いセッションを持つことを考えています。
*参加者のプロセスやニーズによって、内容を調整していきます。
*このワークは、いかなる治療も目的とするものではありません。
★まずは、ご興味が少しでも向きましたら声を届けて頂けましたら幸いです。
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第1回は、「聴く」「ディープリスニング」です。
関係性を変容させることすら可能な、この人に備わる「聴く」という力。
そして、その「聴く」は、同時に自分自身に向けるものでもあります。
エクササイズなど交えて、理解を深めていけたらと思っています。
A41枚ペラに短くまとめたものを添付いたします。
PDFです。今のところの案です。
皆さんのニーズを取り入れたいです。
よかったらご覧頂けましたら幸いです。
↓↓クリックしてくださいませ。(見えますか?)
『(すこし)長期的な探求グループ2019』PDF