こんにちは、
さのますみです。

(このメールは佐野珠美の個人セッションのクライアントさまでEメールニュースレター配信にご了解いただきました方へお送りしています。)

「誰よりも 自分自身を信じ 疑え」
映画の中の 言葉です。

映画『新聞記者』
観てきました。

必見 という言葉を思い出しました。

良かったよ! おすすめだよ! 素晴らしい!
どの言葉もしっくりこないです。

使うなら、「必見」 です。

映画のベースとなっている著書の作者である
時々物議を醸している記者の方については、
私は、さほどの興味もありません。
また、どんなイデオロギーも持ち合わせて紹介しようとしていません。
選挙、近いですが、私はどこ推しでもありません。
以上は、念の為書いておきます。

作品というフィクションだから、
凝縮して体感できるものがあると感じました。

よかったら。。と、クライアントさんとして
出会ったみなさまにご紹介したい と、思いました。
そして、ますみにシェアを聴かせてもいいぞ というのがあったら
聴きたいです。とても。


「誰よりも 自分自身を信じ そして 疑え」

この言葉が、私の中でエコーします。

映画の登場人物とは、まるでスケールが違いますが、
不肖私も、このように生きてきたようにも思っています。
もとい、このように生きようとして、
そのやり方が分からずに、随分と怪我の多い生き方をしちゃったようにも思っています。

この言葉は、何かを大切にする代わりに もしかすると何かを犠牲にし、
大きな庇護の傘からはみ出す可能性とその危険を感じさせる
のも確かかもしれないです。

そして、大きな傘の中に入ることはまた、自分自身を少しずつ殺しながら
いるような感覚を思い出すことも確かです。

ただ、時代は変わりつつあるように思います。
その傘は、本当に私を守るのか?
その傘に入ることで、何かに加担してはいないか?
と、気づく人もまた増えていると感じます。

じゃあ、どうすればいいのか?
他に方法は?

という時代に入っていくのを感じています。

何より、平日の昼間の映画館がほぼ埋まっていました。
誰も何もしゃべりませんが、熱気のようなものを感じました。
こういう感じは、初めての経験でした。

私個人としては、
ゲシュタルトを知って、
「誰よりも自分自身を信じ そして 疑え」という私自身を救えた
という感覚を持っています。

断罪し合うのは、誰かが、もしくは、私自身が作ったストーリー。
それは、疲労がオチ。

戦って突破 ではなくて、立ち止まって出会うこと。
「違い」と「同じ」を共有できるかもしれない。
その道を、探ること に知性を使いたいです。
それになら、忍耐という投資をしたいです。
その為には、疲労している場合じゃない。
今は、そういう気持ちです。

この映画をご紹介するのも、私から誰かや何かを糾弾するのを
招待したいのでは全くありません。

その逆です。

ちょこっと、みなさんにご紹介を
と、思ったまで なのですが、
長くなってしまいました。

~~~

8月4日㈰ ベーシック・プラクティス Half Day ワークショップ
引き続き行います。



自分とは違う存在と出会った時
どう共に居られるか

相手を変えようとしないで
自分を削ることなく どう共に居ることが出来るか

そのために、まずは 自分自身と居る
というところから始めることが出来ます。

そこを、自分自身を、
信頼できる島に 築いていくことが出来ます。

「気づき」の筋トレ

8月も ベーシック・プラクティス ワークショップを
行おうと思っています。

やっぱり この探求は面白いです。
ご案内させてください。

ここから始まるし、やっぱりここへ戻ってきます。
言ってみたら、ビギナーの領域でもあるし、マスターの境地でもあるなぁ
という感じです。

★Half Day ワークショップ
ベーシック・プラクティス (気づきの筋トレ)
8月4日(日)13:00~17:00から18:00
(終了時間は5時から6時の間くらいです。)
ベーシックプラクティス
自分の席に座る〜呼吸に気づく
「自分自身と居るということ」
場所:遊行之座(藤沢セッションルーム)
参加費:4000円

*内容 ざっくりと
自分が「いまここ」に居る時、何を体験しているのか?
どんな時にそれを手放すのか?また、取り戻すのか?
そのサポートになるものは何か?
その恩恵は何か?
「気づき」の三つの領域
(時間があればor探求できる可能性として)
自分にとって重要なことは何か
自分のリソースや質を明確にする
自分の動機は何か など



初めて出会った人と打ち解けるのに
三つの共通のものが見つかるとぐっと距離が縮まると言って、

よくあるコミュニケーションスキルの講師が、
三つのポイントをどれだけ早く見つけるかなんて言って、
ドヤ顔しています。

このくらいのことなら、普通に誰でもしてます。

ぐっと距離を縮めてしまってから、何に出会うでしょうか?

「私」と「あなた」の違いですよね。

知り合うっていうプロセスは、
「私」と「あなた」の「違い」に
出っくわし続ける こと になるのは
少し大人になれば分かることだと思います。

一つ「違い」に気づくたびに
自分の中に 何かが起こります。

身体感覚を伴っています。
でっかい感覚が起こることもあります。

目の前の「あなた」から表現されるものによって
自分の中の、どれかの鍵盤が押されて 
変な音が鳴っているのに気づく時があります。

その変な音が 外側へ漏れ出してきてしまいそうで
慌てて おさまえる とか 
聴こえない ふりをする。

自分の中に 妙な感覚が起こったとしても
それをどれだけ無視できるか。
それが、大人というもの。
と、私たちは どこかで習うみたいです。

あるいは、
妙な感覚が起こるくらいなら
不快な音が鳴るくらいなら
「出会う」こと自体をなくしてしまおう。

と、どこかの時点で 決断に至っていることもあります。

そんなふうにして、私たちは、
自分自身の身体との出会い(コンタクト)を 
ひいては、自分自身との出会い(関わり)を
薄めていくようです。

これが、その人の人生でとても上手くいっていれば
なんの問題もありません。

だけど、もし、
何かを疎かにしている感じに気づくなら
その「何か」というのが、自分にとってかなり重要な「何か」なんじゃないか?
という感覚があるなら、
もしかすると、「私は、私を疎かにしている?」と、気づくなら
良い兆しのときだと思います。

成長から成熟の方へ向かうときなんだろうと思います。

それは、今までの 一択「無視」に 「出会う」を加えることが出来る
成熟のときなんだろうと思います。

あなたにとって、人生で大切な関係を築く必要が出てきているときかもしれない。
あるいは、それは、自分との関係をもっと深める必要があるときかもしれないです。
自分自身を大切にしながら、あなたの大切な人を大切に出来るか?ってアートが、
あなたがあなたの人生をやっていくのに必要とされるときなのかもしれないです。

出会う という方法があります。

「私」と「あなた」の「違い」に出会う時
「私」は 私自身とより出会う(触れる)ことが出来ます。
出会う・触れることになります。

「私」が「あなた」に出会うとき
実際のところ、その「あなた」は刺激の一つに過ぎません。
刺激によって、「私」の中で起こる反応という体験があります。
実際に出会っているのは、私の「体験」です。
「あなた」は刺激であって、取り除くべき原因ではない可能性があります。

私の「体験」に出会えるか?

その時に必要なものがあります。
自分の中に既にあるものや 培ってきたもの を
リソースにしていくことが出来ます。
自分をもっと明確にしていくプロセスが始まります。

そして、「私」と「あなた」の違いにしっかりと出会うことが出来た時、
もう一度、「私」と「あなた」の共通する場所を発見し、喜び合うことが出来ます。
もう一度、「出会う」 それが起こるようです。
ダイナミズムが生まれます。

ゲシュタルトの場で なんであれ私(珠美)が勇気づけているのは
出会うことです。

特に、あなた(クライアントさん)にもっと出会いたいと思っているあなたの中の「質」とあなたとの出会いです。

そのプロセスが始まっているなら、その出会いを、どれだけ安全に優しく出来るかと私は努力します。出会うかどうか決めるのは、クライアントさんです。急ぐ必要はないし、強制する必要もありません。

出会うことは、ちょっと筋力が要ります。

気づきの筋力です。
これによって、出会いの場は少なくとも優しくなります。
そして、意義深いものになる可能性があります。また、例えば、「今は出会わない」と、自ら選択出来る力を使うことが出来る自分自身にも気づく・出会うかもしれません。

長く長くなってしまいました。

誰かと また 自分と 
出会う。

競うのではなく スペースを埋め合うのではなく
やさしく お互いにスペースを伴って
身体 目を使って 五感を使って
出会い 互いの 違いと 同じ を 称え合う。

私は居る
あなたは居る

そんな出会いの ベースとなる
ベーシック・プラクティス 気づきの筋トレ
です。

ご一緒に探求が出来ましたら
嬉しいです。

「ベーシック・プラクティス」は 一度やったって方でも
定点観測的な意味でも また、筋トレとして
ご活用いただけたらと思っています。

*お申し込み、お問い合わせ、ご相談、ご確認、
どうぞ遠慮なくお聴かせください。

このメールに返信可能です。

〜〜〜

読んでくださって、ありがとうございます。

ゲシュタルトの気づきの場で
お会いできますことを願っています。

感謝を込めて

佐野珠美





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