こんにちは、
さのますみです。

(このメールは佐野珠美の個人セッションのクライアントさまでEメールニュースレター配信にご了解いただきました方へお送りしています。)

秋が深まってまいりました。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

そして、ゲシュタルトっぽく質問するならば、

「あなたは、どのように秋を知るんですか?」 

になります。 笑


太古の昔から、

日本の土地に住んでる人たちは

季節の移り変わりを、歌に詠んだりしてきたと思うんです。

 

気温の変化、気圧の変化、日照時間の変化、植物の変化、

環境の変化が、身体に影響を及ぼして、

 

まず最初に身体が表現をし始めます。

 

それに、気づいて、

それを、受け取って、

 

言葉にして、誰かと共有したり、

言葉以前のものを、誰かと受け取り合ったり

 

または、それが、踊りになっていったり

祈りになっていったり
したかもしれない。と、想像します。

そんなふうに、小さな兆しが変化の連続性を呼び、
いつしか一つのゲシュタルトが完成します。

ゲシュタルトが完成すると、
満足感が起こります。

 

 

この世のものは、絶え間なく変化、し続けていますよね。

 

変化しているから、

気づくチャンスがある。とも言えます。

 

たくさんのもの、ことが、
同時に複雑に起こっている。と、
ゲシュタルトでは、表現したりします。

 

例えば、人の身体の中に目を向けたならば、何千、何万、何億、という部分がそれぞれの働き・役目を持っていて、それぞれに営みを行なっています。それが、同時に複雑に起こっています。変化し続けています。

 

もっというと、それが、驚くべきことに、ハーモニーしています。
それは、多分、一つの前提を持っているから。

身体にとって、「生きる」という前提がぶれることはないです。

 

話を戻します。

 

そして、同時に、「気づき」というのは、
一つの瞬間にただ一点しか捉えることはできません。

 

そして、

そこに人によって癖やパターンが存在します。

 

環境や、からだ、の中で、

「気づき」がしょっちゅう向く場所がある一方で、
全く向いていない、或いは、
あんまり親しみがない、
もっと言うと、
あんまり信頼されていない感覚の場所が存在します。

 

感情の領域でもそうです。

 

例えば、「悲しみ」にはすぐに気づくけれど、
「よろこび」は、見落とす。とか。

 

気づかない。あるいは、もしかすると、
「あえて無視する」というメカニズムを構築している人も多くいます。

「悲しみは信頼する。
だけど、よろこびは、信用しない。」
という言葉がありそうです。

 

または、

特定の場所の痛みには気づくけれども、

疲労には気づかない。など。

 

これが、クセ です。

 

気づいていないものに、

どう気づけるか?

 

ゲシュタルトの、

やっていきたいところです。

 

そして、

それには、力が要ります。

 

ディック・プライスは、「気づくとは、自分自身の体験に触れる力」と定義しています。

 

(ディックプライスとは、パールズと共に、またパールズ亡き後、エサレン研究所でゲシュタルトを発展させた人です)

 

そのときに、私たちの「身体」がキーになります。

 

それによって、

普段はアクセス出来難いところへやさしく触れることが出来ます。(出来る可能性があります。)

 

太古の昔の人たちが、
それをアートにしていったように
「私自身のたった今の体験」と共に居ることが優しく易しくなるからです。
おもしろく、楽しく、「満足感」のあるものになるからです。

 
人生をやっているとき、

私たちの内側の嵐は、時に、
外側の嵐より猛烈に吹き荒れる時があると思います。

 

そんな時、身体と共に居ること 

を、思い出せるかってことが、キーになります。

そんな時に、
「ちょっと待って」
「いま、身体で、何に気づく? たった一個でいいから。」
それが言えたら、しめたものです。

自分自身の力を、思い出すことが出来ます。
自分で自分に救命ボートを投げ入れることが出来ます。

セッションの場でも、ワークショップでも、
私がやっているのは、勇気づけているのは、これに尽きます。

ゲシュタルトのアプローチが、
他と一線を画すのは、この身体の感覚を気づきに含めるというところです。

 

「気づき」「今ここ」と世間で言われてるものとは一体何か?

それが『私』のなんの役に立つのか?

を、やっています。

 

役に立っているといいなと思っています。


〜〜〜

「夢の探求」 ワークショップ

~ 私の中にある知恵 ~

 11月23日(金)祝日 予定  
(11/16(金)だったらOKという方がいらっしゃいましたら是非教えてください!)

10:00~18:00 藤沢セッションルーム「遊行之座」 8000円  定員3名(2名min.)

お申し込み・お問い合わせ先 ��  masumihug@gmail.com   さのますみ
※ご案内PDF

 

夢をモチーフに探求する「ドリームワーク」は、ゲシュタルトの中ではいつも別格に贅沢な気づきの機会になる可能性のあるもの。

この上の写真の富士山のように、自分自身を映し出してくれる夢。

思考のフィルターを通していない、いわば価値判断なしに、自分自身に備わる智慧にアクセスすることを許してくれる機会。とも言えます。

自分自身の頼もしさ、賢さ、に触れる機会になるかもしれません。


そして、現実的にいま生きている自分自身の
足をしっかり地面に着ける助けになってくれると思っています。

生きていくときの役に立つと、
私は信じています。

ご興味をお持ちの方がおられましたら、
ぜひコンタクトをいただきたく呼びかけさせていただきます。

ご案内レターを作りました。
よかったらご覧くださいませ。PDFが開きます。
『夢の探求』ワークショップご案内


実にゲシュタルトらし〜場。
ぜひご一緒に。

ご質問、確認したいこと、気になること、ぜひ、お聴かせください。
どうぞ遠慮なく。


ではでは、
またまた長くなりました。
近いうちにお目にかかれる機会が起こりますことを、願っております。

いつも、ありがとうございます。

佐野珠美


大事な追伸: ワークショップのご感想を許可を得てウェブサイトに掲載しております。掲載へのご快諾に心から感謝の気持ちです。
よかったらご覧ください。
『ワークショップご感想』

追伸その2: 8月の終わりに父親が体調を崩しまして、現在も入院をしています。あんなに元気で趣味の映画製作に励んでいたのが、今は、二本足で立つため、自分の足を使って歩くを目標にリハビリを頑張っています。身内の事ですが、あえて書きました。父の姿を見ながら、それが強烈な刺激となって、私はまた私自身を猛烈に体験しています。また、知らない世界を知る体験にもなっています。家族の在りようが、アメーバの如く変容していきます。そんなこともありまして、いろいろ先送りになっておりました。メールニュースもだいぶ間が空いてしました。季節が変わっていました。私自身の身体は元気です。個人セッションは、変わらず行なっております。むしろ、個人セッションのよろこびは更に更に増しております。このゲシュタルトという言う一点で巡り会えるご縁に感謝の気持ちです。
ありがとうございます。



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